部活日誌

部活動(ひとり文楽部)の記録など

2012年2月公演

2012-02-15 | 文楽
一部、二部、三部とひと通り行ってきました。

今回の公演はチケットが早々に完売するなど、第二部に相当な期待がかかっていたかと思います。
しかし、不詳わたくし文楽部(ひとり)部長といたしましては、ズバリ!
第三部がイチ押しでございました。

特に「寺子屋」はどうしてもハードルが上がると言いますか、泣ける話なだけに
「あたしゃちょっとやそっとじゃ泣けないよ?それでもやる気?」
な挑戦的態度で挑んでしまいがちです。

が、まんまと泣かされました。 鼻水の扱いに困るほどに。(劇場で鼻水出ると困るよね?ね?)
床も津駒さん・嶋さんと素晴らしく、人形も皆いい!
特に文雀師・千代、和生・源蔵にはやられました。
2010年でしたか、夏休み公演の三部でも今回と同じ寺子屋・日本振袖始セットの時がありました。
そう言えばその時の綱大夫(当時)&和生源蔵がワタクシ的大ヒットだっとことを思い出しました。

加えて「日本振袖始」は今回2010年版よりうんとバージョンアップしていて、
まさにビフォーアフター、なんということでしょう。

まだご覧になってない方はどうか三部を、特に寺子屋終わってはぁやれやれ、なんつって帰ってしまったりせず、だまされたと思って振袖始もぜひご覧ください。(懇願)
ご覧になるといいよ。(提案)
ご覧になれ。(命令)



さて、続いて一部、二部と感想を書いていこうと思います。
…と予告して自分を追い詰める作戦です。