湖国の住人

滋賀県に来て35年。まだまだ知らない湖国の自然、歳時記を日常の出来事、たまに生まれ故郷西条市、西条祭りの事も交え綴ります

今日の琵琶湖

2006-07-01 23:54:07 | 滋賀県内の情報
「魚」偏に「入」と書いて「えり」。
竹の簾を魚の通り道に迷路状に立ていったん魚が入ると戻れなくなる漁具。

草津市志那町の葉山川河口右岸に水質浄化技術の開発施設『Biyoセンター』が有ります。
琵琶湖・淀川水系の水質浄化に役立てるための開発、実験施設で平成9年の7月にオープンしたそうです。

湖周道路を通るとこの建物が目に付きます。
それで『びわ湖の日』と言う事でちょっと覗いてきました。



クレソンやミントを水耕栽培し水の浄化を実験する浅池型浄化実験施設です。




一番建物寄りの水槽にはワスレナグサが使われていて、水色の花が満開でした。


その他いろいろな浄化実験施設がありちょっとの時間では回りきれませんでした。

水路浄化施設


水路にはこんな植物が花を付けていましたが、名前が判りません?
山野草にお詳しい『箱庭さん』に教えて頂きました。
『半夏生(ハンゲショウ)』ドクダミ科ハンゲショウ属の植物で、夏至を過ぎた頃から咲き始め、葉が片側が白くなり、別名『片白草(カタシログサ)』とも言うそうです。





琵琶湖型実験池


このような実験施設は有るものの今でも南湖は浚渫船が2隻出て湖底の浄化をしているようです。



その向こうには梅雨の曇り空の中でも土曜日と有ってヨットも沢山見えましたが、まだまだ浄化の必要があるのかと思うとちょっと寂しくなってしまいました。



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4 コメント

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半夏生 (箱庭)
2006-07-02 07:02:53
私も此処でBiyoセンター見学させてもらいました。



琵琶湖畔のイメージは背より高い葦と『魞』でした。

水質浄化のあらゆる努力が為されているのですね。

遠い昔、父と琵琶湖で遊んだ記憶が蘇えります。その頃は『はり丸』なんて名の定期船がありました。夕方、船の姿を見たら家に帰ったものです。



水路の花はおそらくハンゲショウでしょう。

夏至を過ぎてから咲き出す花です。葉も片側が白くなり別名、片白草(カタシログサ)とも言うそうです。私はまだ出会ってない花です。
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箱庭さん (琵琶ひげ)
2006-07-02 09:46:09
名前を教えて頂きありがとうございます。

葉が緑と白に分かれていて不思議な感じがしました。斑入りかと思ったんですが違うんですね。



『はり丸』そういえば聞いたことのある名前です。

琵琶湖の船は竹生島へ行った時と今年の船上花見でしか乗った事がありませんわ(寂)

ミシガンやビアンカ一度は乗ってみなければ・・・
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「びわ湖の日」と「知事選挙」 (ハーツイース)
2006-07-02 19:22:25
今日は滋賀県知事選挙でしたが、「琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」を作ったのは武村正義さんが知事の時代でした。



環境保全に力を入れられていて「ムーミンパパ」の愛称で人気のあったあの方です。



誰が当選されるか分かりませんが、環境にも人にもやさしいくて(少し経済にも強い方)になっていただきたいものです。
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ハーツイースさん (琵琶ひげ)
2006-07-02 21:59:32
滋賀に来た時は既に武村さんが知事でした。

琵琶湖条例を打ち出した革新知事は凄い人でしたね。

その著書はやはり琵琶湖に関するものが多いようですね。

http://books.yahoo.co.jp/book_search/author?author=%C9%F0%C2%BC%C0%B5%B5%C1



今度は女性知事の誕生でしょうか?

そうすると新駅は・・・

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