湖国の住人

滋賀県に来て35年。まだまだ知らない湖国の自然、歳時記を日常の出来事、たまに生まれ故郷西条市、西条祭りの事も交え綴ります

2005年大晦日

2005-12-31 20:10:18 | 滋賀県内の情報
2005年の大晦日、草津も暮れて来ました。

7月1日から始めたブログがちょうど半年経ちます。
仕事、仕事の毎日にちょっと変化を、と思いブームの波に乗ってみました(苦笑い)
何をテーマに?と考えたらなんの取り得もないし、滋賀県に来て何十年にもなるのに知らない事が多いなと考え、滋賀県をもっと知ってみようと思い立った訳です。

しかし、なかなか今までの習性からは脱皮しきれず、毎日更新なんて夢のまた夢。脇道に逸れたり同じような話題で更新してみたり・・・

それでも最近は最低20IP、多いときは50IP超のアクセスを頂いています。
ブログランキングに登録されている方等から見るとなんだぁと思われるかもしれませんが、数は少なくても見て頂いている方が居るんだと思うと続けて行かなければ(別にええでぇと言うお声もちらほら?)と思う今日この頃です。
ですから来年もぼちぼちですが更新して行きますので、ご贔屓の程宜しくお願い致します。

末筆になりましたが、いつもアクセス頂いている皆様、たまにアクセスして頂いている皆様、そして初めてアクセス頂いた皆様、良いお年をお迎え下さいね。

春はまだまだ

2005-12-30 10:23:08 | 自然、花
野道の花シリーズ8
この時期の田圃の畦道は殆んど枯れ草で覆われてしまっています。
しかし、そんな中こんな植物が緑色を保って冬の寒さに耐えていました。
[鬼野芥子(オニノゲシ)] キク科ノゲシ属 越年草 ヨーロッパ原産で明治初期に渡来した帰化植物。日本各地の田畑や道端に自生する。
花茎は40cm~120cmでタンポポに似た花を付ける。葉は鋸歯状でとげがありこれに似た植物[ノゲシ]と区別する事が出来る。
この時期は写真のようにロゼット葉を形成し極力エネルギーを使わないようにして春を待つ。
でもこの株は蕾を沢山つけて今にも咲きそうでした。

寒波と共に2

2005-12-25 10:33:02 | 自然、鳥
第二波の寒波と共にやって来たのかコハクチョウの飛来数が増えていました。グレーの子コハクチョウも含めて現在21羽。

[コハクチョウを愛する会]の人達の活動も開始されていて、今年の監視小屋はアクリル波板で頑丈な物になっていました。
そして岸から数メートルの所にロープも張られ見物者が湖岸に近づき過ぎないように監視しておられます。見に行かれる方は鳥たちを驚かせないよう静かに観察しましょうね。

ユリカモメと監視小屋(右上)

ユリカモメにパン屑をやると相変わらず目ざとく沖のほうからもやって来てすぐ側で様子を伺います。そんな姿を見ているとホント可愛いですよ。
「よっぽど好きなんやなぁ」って声も聞こえそうですが・・・(爆)


咲きはじめました

2005-12-24 23:55:32 | 自然、花
野道の花シリーズ7
滋賀県南部は昨日も今日も青空が見えて風は冷たく寒いがまずまずの天気。
そんな中、道端の日本水仙が咲き始めました。花が少なくなる冬場に彩を添えるように凛と咲く日本水仙は清楚で綺麗です。

日本水仙(房咲き水仙) ヒガンバナ科スイセン属 分布地は北陸地方以南 原産地は地中海 開花時期は12月~4月中頃
学名の[Narcissus](ナルキッサス、ナルシサス)はギリシャ神話の美少年の名前に因む。泉に映った自分の姿に恋をして毎日見つめていたら1本の花になったのが水仙だとか・・・ナルシストの語源はここから来る   花言葉は[秘めたる想い]

12月二度目の寒波襲来

2005-12-24 23:37:27 | 滋賀県内の情報
一昨日は、朝七時頃から降り始めた雪がどんどん積もり、あっと言う間に一面銀世界になりました。草津ではこの冬二度目の積雪。草津に住んで27年、12月に二度も積雪を見たのは初めてです。

市内の至る所で圧雪状態、凍結で幹線道路は大渋滞でした。娘達を学校と駅まで送った後、その渋滞の中にハマッてしまい、いつも20分くらいの通勤時間が1時間以上もかかりました。
また、停電で信号機が消えてしまっているところも有り、渋滞に拍車をかけてそりゃ大変でしたわ。

やっと大渋滞の市街地から抜け出られた辺りの信号機は点灯していない

その停電は仕事場でも起こって一時間近く仕事になりませんでしたが、暖房は電気のいらない石油ストーブも使っていてよかったですわ(まだそんなん使ってるんかって?)
最近はこんな長時間停電する事は滅多に無い事なので戸惑いは隠せませんでしたが、電気に頼頼り切った冬場の停電に対処するための教訓ともなりました。

湖南方面は昨日も今日も青空が見えて雪も融けていますが、北部や中部地方の大雪で交通は麻痺し、当時名神高速が関が原から栗東まで70kmの大渋滞を引き起こしたりその影響は今日も続いています。

とにかくこの時期岐阜、愛知に繋がる幹線道は地元に密着した情報を提供してくれるラジオ局から流れる交通情報は不可欠です。

ほんとに関ヶ原、鈴鹿峠は今でも東西交通の難所であり、滋賀県は東西交通の要衝なんです。

雪化粧

2005-12-19 00:45:43 | 自然全般
昨夜から第一級の寒波がやって来るとの天気予報は大当~たり~!
朝6時頃目覚め、外がほんのりと明るいのでカーテンを開けると一面銀世界でした。



日曜日の朝にめったにない事だと思い、カメラを二つ持って琵琶湖岸まで出かけました。
あぁまたいつもの所かとお思いでしょう。そうです、その通りです。
しかし、一面雪化粧をしているとまた違った比叡山でしょ?

また、コハクチョウもやっぱり三羽だけしかおらず、ちょっと寂しいのですが、鴨やユリカモメに囲まれ銀世界の中で女王様のように優雅な姿を見せていました。

夢風車も比叡山をバックにと思いましたが、フィルムカメラで撮っているうちにまた雪が降り出し、真っ白け。
でも、蓮の葉がすっかり無くなったまた違った冬の風景でいいでしょっ。

鐵人28号蘇生

2005-12-18 00:07:46 | 日常の出来事
漫画家『横山光輝』氏の執筆50周年を記念して「鉄人28号」の「原作完全版」が復刻、11月28日に第1巻第2巻が同時創刊発売されました。初収録の読み切り8本を加え、全24巻でこれから毎月28日に発売されるそうですよ。(12月は24日に発売)

太平洋戦争末期、日本軍が秘密兵器として開発していたロボット「鉄人28号」ができる経緯から始まり、その後少年探偵「金田正太郎」のリモコンにより鉄人を自在に操り悪党達と闘って平和を守ると言うのがメインストーリーです。

この「鉄人28号」は『横山光輝』氏が執筆を始め貸本屋向けの単行本を3冊ほど出した頃に、月刊誌『少年』から何か作品はないかと言われ、書き始めていた4作目の「鋼鉄人間28号」が昭和31(1956)年7月号から「鉄人28号」として連載が始まったそうです。
そして、号を追うごとに人気が出て11年も連載されたので、最初の頃は知らないけれども連載途中はリアルタイムで読んでいましたわ。

あの頃は小遣いなんて貰えなかったから、定期購読など出来なかったので散髪屋さんで読むのが楽しみでした。
昭和30年代の少年漫画雑誌はたいてい月刊誌で「少年」の他に「少年画報」「冒険王」「漫画少年」等々あり散髪屋さんの待合にはいろいろ置いてあり、順番を待たされる方が沢山読めるので嬉かったりしてね(爆)
また月刊誌はペーパークラフトの付録や別冊付録などがついていて分厚く豪華でしたので、正月や盆、祭りの時などに貰った小遣いでたまに買うのも楽しみでしたわ。
その付録が自分のものになるので嬉しかった訳です。散髪屋さんでは読ませて貰うだけですからね。
しかし、昭和40年代に週間少年雑誌が出始めると月刊誌離れで月刊誌が衰退し、私なんかも週刊誌を読むようになってしまいました。

「鉄人28号」は度々実写化やアニメ化されたりしましたが 初期のアニメ版はテレビが一般家庭に普及し始めた頃でしたので、白黒テレビで見ていたのを覚えています。近所の☆君の家は早くからテレビが有ったので初めの頃は見せてもらいに行ってましたね。
昨年もテレビアニメ化、今年映画化されたりしていましたが残念ながら見てないんです。

「鉄人28号」は同じ頃連載されて人気を二分していた『手塚治虫』氏の「鉄腕アトム」と比較されますが、アトムは自律型ロボットで自分で考え行動するのに対して、「鉄人28号」はリモコン式なのでリモコンを奪われたら悪役にもなってしまうと言うハラハラドキドキ感もあったりしてまた別の面白さもありました。先日エキスポランドで開催されていた「ロボットカーニバル2005」を見てきたんですが、リモコン型ロボットと自律型ロボットのロボプロ対決をしていました。
また最近、2足歩行のヒューマノイドロボット、ホンダ「ASIMO」(動画が見られますよ)の最新型が発表されたり、ロボットが普段の生活の中で活躍するようになるのは時間の問題でしょうね。

今回の「原作完全版」は原画が紛失している部分は単行本をトレースしたりして元アシスタントの方々が復元に当たったそうで、初期の頃の軟らかいタッチの細い線で描かれた絵が再現されていました。後の絵とは違った感じなのでまたそれも新鮮でしたが、これから絵のタッチもどのように変わって行くのか楽しみな所です。

『横山光輝』氏の作品はSF、時代劇、歴史、少女漫画と多方面で活躍され「伊賀の影丸」「魔法使いサリー」「三国志」等も読みましたが、昨年自宅で起きた火事による全身火傷のため4月15日にお亡くなりになり、もう新しい作品が読めなくなったのは残念でなりません。
改めてご冥福をお祈りいたします。

48万個のイルミネーション

2005-12-12 00:05:57 | 県外歳時記
京都の西大路五条近くに有る電子デバイスメーカー「ROHM株式会社」本社の「ロームイルミネーション2005」を見てきました。
今年で11年目を迎えるそうで、48万個の電球を70本のケヤキやヤマモモに点灯させたイルミネーションは、最近では京都の冬の風物詩となっているそうです。

一昨年に初めて見に行ったのですが、今年は五条通(東西)から佐井通(南北)へ入る角のヤマモモのシンボルツリーが2本になったり、佐井通の新しい並木にも新設されたり以前に増して輝きが広がっていました。

2本のシンボルツリー



佐井通の新設ツリー

そのヤマモモのシンボルツリーの電飾は自社製の白色発光ダイオード(LED)が使用されているそうで際立って青白く輝いていましたわ。


佐井通り、佐井西通りは南行き北行きとも大変混み合っていたので、五条通から佐井西通りに入り一筋目の中堂寺通を左折するとローム本社前の駐車場へ入れてもらえてゆっくり見られました。駐車場は無料で停められ、結構知らない人が多いようで空きスペースが沢山ありました。車で見に行かれる方にはお勧めですよ。

駐車場内のツリー

今回は露出補正をいろいろ変えて撮ってみましたが、マイナス補正をするとシンボルツリーもこのように写りました。どちらが綺麗に見えますか?


寒波と共に

2005-12-11 14:59:02 | 自然、鳥
草津市志那町、志那漁港近くの琵琶湖岸に冬の使者「コハクチョウ」と「ユリカモメ」がやって来ました。

「コハクチョウ」 カモ目カモ科

「ユリカモメ」 チドリ目カモメ科

コハクチョウは数も少なく3羽だけでした。これは第一陣でこれからもっと飛来するのでしょうか?
例年は30羽程の飛来があり、2000年から活動されている「草津コハクチョウを愛する会」の人たちが、この辺りを拠点にして環境整備したり餌付けしていたのに、今年はコハクチョウの飛来が遅かったのかまだその様子もありませんでした。

しかし、ユリカモメは「コハクチョウ」の餌付けのお零れや、見に来る人が餌を与えるのを覚えているのか、近づくと舞い上がって頭上を飛び回るのです。

この画像、アルフレッド・ヒッチコックの映画「鳥」を連想しそうでしょ。
ところでユリカモメの夏の顔をご存知ですか?琵琶湖には冬鳥としてやって来るので夏羽の姿は見たことが無かったので、黒い頭巾を被ったような姿には驚きましたねぇ。目の後ろの灰色の部分はその名残でしょうね。
http://homepage1.nifty.com/CETUS/gull/ws/ws.htm

クリスマスイルミ

2005-12-10 23:53:28 | 滋賀県内の情報
草津駅西口から徒歩数分の所に有るオープンモール型ショッピングセンター「A・SQUARE(エイスクエア)」には77、000個のイルミネーションが11月5日から12月25日まで点灯されています。
そのショッピングセンター内の本屋に行ったついでに、ちょっと写真を撮ってみました。駐車場の植え込みの中にはトナカイさんイルミが幾つもあり、首を振って買い物客を迎えてくれています。

クリスマスイルミと言えば、草津市と大津市にまたがって造成されている、新興住宅にもクリスマスイルミの飾り付けが凄いと話題になっている所があります。そこにもちょっとだけ行って写真を撮ってきました。(手ブレではありますがそれも綺麗に見えたりして)
さすが家全体が電飾だらけで、話題になるだけのことはありました。

我が家も数年前までちょこっとだけ飾っていたのですが、この様な本格派のようには財力も根気もないので止めてしまいましたわ(苦笑)