湖国の住人

滋賀県に来て35年。まだまだ知らない湖国の自然、歳時記を日常の出来事、たまに生まれ故郷西条市、西条祭りの事も交え綴ります

草津市立水生植物公園みずの森 開園10周年 1

2006-07-31 08:06:20 | 滋賀県内の情報
草津市立水生植物公園みずの森』が開園10周年という事で29日、30日と『ハス祭り』が開催されていました。

みずの森は7月11日~8月20日の間はAM7時からの開園なので,AM6:30に家を出て、あおばな栽培畑に寄り7時過ぎに入園しましたが、周辺駐車場には既に満杯状態で、車が長蛇の列になっていました。

まずは周辺の写真を載せておきますが、後日小出しで載せますのでお楽しみに。









はすの群生地











百日紅(さるすべり)の花を間直に見たのは初めて。こんな花だったんだ。



園内にはいろいろな花が咲き乱れ人も溢れてました。

夜蓮見物

2006-07-29 23:49:18 | 自然、花
蓮の開花が最盛期になって来ているようです。
しかし、今年はまだ『草津市立水生植物公園みずの森』の蓮群生地へは行けて居ません。

仕事場の近く、志那中町に蓮の栽培田があるので仕事終わりに見てきましたが、蓮は朝開花して午後には閉じてしまうので、夜には開き切った花と閉じた物しか見られませんでした。(そんなんやったら行くなよ)


まあ『夜桜見物』という言葉があるんだから『夜蓮見物』もあっていいんじゃない?









夜の蓮田はちょっと一人で行くには不気味でした。

芹田は蝶のレストラン

2006-07-23 00:15:19 | 自然、花
野道の花シリーズ22

今日は久々に太陽の顔が見れました。
京都では32度を超えたそうですが、昼休みにこの間から気になっていた近くの休耕田の芹田へ行ってみました。

芹(セリ)セリ科セリ属の多年草で『春の七草』の一つ 草丈20~50cm 分布 日本全国 描き~8月 生育地は湿地~きれいな流水の中。
競り合うように新苗が出る所から『セリ』との名前の由来がある。
似たような植物に有毒の『毒セリ』があるので要注意!

芹田では白い花が咲き乱れ、いろいろな虫達が集まっていて、蝶が沢山舞ってました。
しかし、撮れたのは『イチモンジセセリ』


『モンシロチョウ』だけでした


その他の蝶はモンキチョウ、ツマグロヒョウモン、キアゲハが居ましたが田圃の真ん中辺りでちょっと遠すぎて撮れませんでしたわ。

芹の花は白い花弁が五枚の小さな花が傘状に密集して咲き、蕾はバルーン状、一つの花の雌しべから2本のアンテナが出ているような面白い形の花です。



捩花

2006-07-22 06:17:53 | 自然、花
野道の花シリーズ21

捩花(ネジバナ)ラン科ネジバナ属 花期は7月~9月 分布 北海道/本州/四国/九州

日当たりの良い草地や芝生の中に生える多年草。
芝生の中に生えていたら抜いてしまおうか迷いそうな可愛い花を付けますよね。
これが欄の仲間だと初めて知りました。
捩れ方も様々で・・・


TVで観覧平成十八年『祇園祭』

2006-07-17 20:50:50 | 県外歳時記
(昨年の八坂神社)

今年の『祇園祭』は宵々山、宵山、山鉾巡行が3連休と重なった好日程でしたが、今日の山鉾巡行は最悪の天候になってしまいましたね。

昨年の祇園祭は初めて32基全ての山鉾を見てきましたが、今年は『注連縄切り』の神事や『くじ改め』の様子が見たかったのにこの雨に負けて断念しました。



それではと言う事で、KBS京都テレビの生中継で観覧する事にしたわけです。
そのテレビ画面を動画にしましたのでアップします。

長刀鉾の出発動画』です。家人のお聞き苦しい声が入ってしまいましたが、それもテレビで観覧の臨場感として見て下さいね(爆)

注連縄切り動画』今年の稚児さん西尾太一郎君の雄姿ですよ。

辻回し動画』釘一本も使わず組まれた鉾と、割竹のきしむ音をお聞き下さい。

以上は私が映したテレビ画面の動画でしたが、動画はこのサイトに沢山ありますのでお楽しみ下さい。

梅雨時の行事で周知の上とはいえ豪華な懸装品がこの雨に濡れながらの巡行は大変でしょうね。
そんな山鉾巡行は終わりましたが、その後に神幸祭が執り行なわれ八坂神社から三基の神輿が四条寺町のお旅所まで渡御するそうで、祭りは31日まで続くのです。


昨年の三基の神輿

山鉾巡行が終わってしまい、ちょっと寂しいので昨年の画像をアップします。


船の形の船鉾


今年食べられるチマキを販売した黒主山


稚児舞いが出来る稚児人形を乗せた放下鉾


橋弁慶山 五条の橋の上で牛若丸と弁慶の戦うシーンの造形は500年以上の物。

今年は例年に無く仕事が忙しくなり、中々出歩く事が出来なくてちょっとストレスが溜まっています。ストレス解消にはもっと出歩きたいのですがね。
で、来年は夜の様子を見てみたなともうこれからワクワクしています(気が早すぎるんじゃない?)

今年もあおばな開花!

2006-07-09 09:55:27 | 滋賀県内の情報
今年も草津市の花に指定されている『あおばな』が咲き始めました。
昔は友禅の下絵描きの絵の具として使用する『あおばな紙』を生産するため盛んに栽培されていたそうですが、戦後需要が激減してあおばな栽培も絶滅の危機に瀕していたそうです。
近年、糖質分解酵素が含まれている事が解り、伝統を守り続けてきた数戸の農家の方たちの努力で再び栽培が盛んになって来ています。







ツユクサが祖先で栽培用に改良されたそうで、花の大きさはこんなにも違います。



あおばなは朝から咲き始め午後にはしおれてしまうので、摘み取りは毎日行わなければなりません。
雨の日もカンカン照りの日も摘み取り作業を行う所から『地獄花』と呼ばれてきたそうです。
大変な作業はこれから2ヶ月間続くそうですが皆さん頑張って下さい。

夏バージョン

2006-07-06 00:44:43 | 自然全般
テンプレートを夏バージョンに変更しました。
ベニシジミも夏バージョンで黒っぽく変身!
春はもっと明るい色だったのに・・・



赤とんぼも出てきました。
ナツアカネと思われますがまだ薄いオレンジ色。
成熟するとオスは唐辛子のように真っ赤になる。



紫に輝く羽を持つムラサキシジミも発見!
しかし、ピンボケボツ写真ばかりでした。
辛うじてそれらしく見えるのをアップしましたが、もう一度撮りに行ってみよう。








滋賀県初女性知事誕生!

2006-07-03 19:42:32 | 滋賀県内の情報
全国ニュースでご存知と思いますが、昨日は滋賀県の知事選挙投開票日でした。
結果、滋賀県では初めて、全国で五人目の女性知事が誕生しました。
中学の修学旅行で比叡山を訪れ、比叡山から見た琵琶湖が気に入りいつかはここに住もうと想っていたほどの琵琶湖ファンだそうです。

選挙の争点はいろいろありましたが、一番の争点である新幹線新駅の建設問題は、立候補者三者が推進、凍結、中止とそれぞれの公約を打ち立てていました。
現職候補者は推進派で既に起工式も行われ着工しているので、琵琶湖を就航する大型船に乗っている積もりで安心していたのでしょうが、凍結派の女性候補の「もったいない」の一言で転覆してしまったようです。
有権者は総工費240億円の費用は滋賀県、近隣都市の負担で、JR東海に嘆願してこだま、ひかりが数本しか止まらない新幹線駅が出来ても大きなメリットはないとの判断を下したんでしょうね。

しかし、昨日は空模様が二転三転し、これからの滋賀県政を暗示するような天気でした。

変革新女性知事さんの前途は多難だと思います。
環境問題には強い方だそうですが、窮地に追い込まれている県の財政も「もったいない」精神で立て直して貰いたいものです。
頑張って下さい!

今日の琵琶湖

2006-07-01 23:54:07 | 滋賀県内の情報
「魚」偏に「入」と書いて「えり」。
竹の簾を魚の通り道に迷路状に立ていったん魚が入ると戻れなくなる漁具。

草津市志那町の葉山川河口右岸に水質浄化技術の開発施設『Biyoセンター』が有ります。
琵琶湖・淀川水系の水質浄化に役立てるための開発、実験施設で平成9年の7月にオープンしたそうです。

湖周道路を通るとこの建物が目に付きます。
それで『びわ湖の日』と言う事でちょっと覗いてきました。



クレソンやミントを水耕栽培し水の浄化を実験する浅池型浄化実験施設です。




一番建物寄りの水槽にはワスレナグサが使われていて、水色の花が満開でした。


その他いろいろな浄化実験施設がありちょっとの時間では回りきれませんでした。

水路浄化施設


水路にはこんな植物が花を付けていましたが、名前が判りません?
山野草にお詳しい『箱庭さん』に教えて頂きました。
『半夏生(ハンゲショウ)』ドクダミ科ハンゲショウ属の植物で、夏至を過ぎた頃から咲き始め、葉が片側が白くなり、別名『片白草(カタシログサ)』とも言うそうです。





琵琶湖型実験池


このような実験施設は有るものの今でも南湖は浚渫船が2隻出て湖底の浄化をしているようです。



その向こうには梅雨の曇り空の中でも土曜日と有ってヨットも沢山見えましたが、まだまだ浄化の必要があるのかと思うとちょっと寂しくなってしまいました。