残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

鳥日和

2011年08月29日 15時17分14秒 | Weblog
輪厚にあるエーデルワイスファーム(手作りソーセージ・ハム)主催の
フロンティアフェスタというイベントに出かけてきました。
会場の広さに対して来客数がすごくて、
さらに輪をかけたような強い陽射しで
のんびりとイベント見学という訳にはいかず
そうそうに退散。

北広島経由で恵庭方面の農道を適当に散策。



あちこちの田圃にアオサギがボーッと佇んでいます。
さすがにのどかですなぁ。



この界隈の稲はまだまだ穂先が青く収穫はまだ先のようです。





川沿いの道ばたや電線には
カワノヒワやスズメ、そしてコヨシキリが飛び交っています。





ちょっとピントが甘いんですが
電線にいるのとは違って
いい雰囲気なのでアップしました。

農道からタカトシ牧場へ。



できたてのポテトフライうまかったですよぉ。



恵庭湖。



ぶれてますけどまた、アオサギに出会いました。



白扇の滝でカワガラスに遭遇。
この鳥もなかなかに不思議な鳥ですね。

と、結局鳥ばかりの土曜でした。

本町梅が枝通り

2011年08月23日 10時29分08秒 | Weblog
本町は梅が枝通りへ。

























健さんがロケをした当時は
まだまだたくさんの飲食店が営業していたのでしょうね。

高校生の時には、木馬かコンパだけしか行ったことがないのだけれど・・・。





















こちらもぜひ一読を。本町界隈の語り部です。
http://www.sorachi.pref.hokkaido.jp/so-tssak/html/kioku/kioku_case_machi_kanraku2.html

http://www.sorachi.pref.hokkaido.jp/so-tssak/html/kioku/kioku_case_machi_syoten2.html

また夕張へ

2011年08月22日 18時14分42秒 | Weblog
8月21日、前回キャンプ以来
しっかり夕張ファンとなってしまった奥の要望によりまた出かけた。

今回は大夕張と本町めぐりのため
途中の寄り道はカットして一路夕張へ。



まずは滝ノ沢にある小さな滝見物です。



前日の雨で濁った夕張川に滝からきれいな水が注ぎ込んでいます。



橋を渡るとすぐに崖、
車は落石のため通行禁止になっています。
でも郵便受けがここに・・・。
この奥に住んでいる方がおられるようです。

紅葉山のおむすびやさんでおにぎり、
道の駅で唐揚げとお茶を用意して夕張岳の登山口近くまで。
そっち方面は食事するところがありませんからね。



登山口近くまで車を走らせ
山中にかかる高架の下にきれいな川が流れているところで
写真を撮り昼食をと車をおりるとまもなく大雨。

車中でおむすびを食べ
車の屋根を雨粒が大きな音がたてているので
急いで退避です。



白銀橋。







そして鹿島橋へ移動。





アオサギが2羽いるの分かりますか?











橋の上で写真を撮っていると
橋の奥から軽トラが1台。

こんなところまで来ているのは自分たちだけだと思っていたら
さらに上を行くもと鹿島住人が現れビックリ。
しばらく橋の上でおしゃべりです。

その後は60cm越えのウグイやニジマスを狙いに行くとのことでお別れです。







鹿島を出ると同時に
あこがれのブログpoisonのbeniさんらしき女性がジムニーで
入れ替わりに入って行かれましたよ。
(http://benyan.exblog.jp/)

お話ししたことがないので
追いかけて戻ろうかとも思いましたが
撮影の邪魔になるといけませんので今回は遠慮することにしました。

あついです

2011年08月08日 16時56分39秒 | Weblog


ここ数日、札幌も30度を超す真夏日が続いています・・・。



一緒に川の中で泳ぎたいと
本気で考えました。
(南区もなみ公園)



人間様も暑くてあつくてクルマに避難し、
湧き水くみがてら長沼へ。

途中、羊も日陰でぐったりとうなだれていました。







この暑さに加えて、雨もしばらく降っていないためか
湧き水も4本中1本のみ使用可、
でもチョロチョロなのに
たくさんの人が並んでいます。

あっ・・・もう、今日はあきらめます・・・


夕張キャンプ 2日目

2011年08月02日 17時27分46秒 | Weblog
朝、4時少し前。
キャン、キャン!と高い声がテント裏のすぐそばから聞こえる、
そう鹿に起こされました。



雲の中なのか、朝靄なのか



視界がとても狭い。



旧バラ園のイベントステージ。

炭をおこし夕べの残りの焼き鳥などで軽くお腹をふくらませて
朝8時を待ちます。

なんと言ってもレースイの湯で朝風呂です。



朝湯につかった後は、本町梅ヶ枝通りを散策。



幸せの黄色いハンカチで健さんがケンカをし
誤って殺人を犯してしまったロケ場所。



ここを通り



梅ヶ枝通り。











この通りの一つ上の通りははじめて来た。



子猫がひょっこり。

同じ顔をした猫が後から4匹も。





朽ちた木造住宅が何棟もある。



ジロリと睨む猫の脇をさらに上へ。





炭住と思われる懐かしい2軒長屋。
玄関先を彩っていただろう花だけが鮮やかに。



この上にも。





高松に戻り、後片付け。

その後、社光側の植樹地を車で上る。







まだ咲いているルピナスは少しで、これからたくさん咲きそうだ。

丁未、錦界隈を車で散策して、夕張美術館で開催中の
画家畠山哲雄氏と写真家萩原義弘氏の「時を超えてー夕張・一滴の風景ー〈Ⅱ〉」を見る。
ここにも懐かしい風景があった。



美術館、警察署の向かいにある買い物駐車場。
あの下は何かあったのでしょうか?



今頃気がついたというか、
何の跡なのか知っている方いらっしゃったら教えて下さい。

この後は、吉野家でカレーそばを食べ、熟した夕張メロンをお土産に帰路に。

7月の読書

2011年08月02日 12時33分15秒 | Weblog
●海炭市叙景  佐藤 泰志/著

海炭市という架空の町を舞台にした、18編の短編が収録された短篇集。
海炭市というのは、かつては炭鉱で栄えた町。
海炭市周辺に住む様々な市井の人々が描かれていく。
明るい未来があるとは決していえないその町で、鬱屈や諦めの蓄積と共に過ごす人々のささやかな日常を切り取った作品。
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正直、読んでいて楽しいという作品ではない。
けれど底辺に近い生活のの中で、ひっそりとそしてしたたかに生きていくという
生命力を感じる本です。



●森崎書店の日々  八木沢 里志/著

失恋の痛手から会社を辞め、ひたすら眠って毎日をやり過ごしていた貴子は、
神保町で古書専門の森崎書店を経営する叔父のサトルに誘われ、小さな書店の2階で暮らし始める。
ふさぎ込みがちな自分を何くれとなく気遣い励ましてくれるサトルやユニークな常連客、
近所の喫茶店で働くトモコらと触れ合ううちに、生まれて初めて貴子は本の世界に引き込まれてゆく。
そして、最低最悪の失恋に決着をつける時がやってくる。
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まぁ、読んでも損はないかなぁという感じ。
主人公よりも、脇役のおじさん、その奥さんに魅力を感じる。
この二人のスピンオフというものがあるなら
ぜひ読んでみたい。


●古道具屋皆塵堂  輪渡 颯介/著

実家の道具屋を継ぐため、曰くつきの品が集まる「皆塵堂」で修業することになった太一郎。
幽霊なんて信じないとうそぶく太一郎の周りで、不思議な出来事が次々と巻き起こり…。
切なくて、ほんのりおかしい人情怪談騒動記。
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自分にとっては、なんとなく読んでいるうちに引き込まれる作品でした。
特別どうだという設定ではないのだけど
この本も回りの脇役たちの設定が際立っていて
話をうまーく引っ張っていってくれる。
読んでみて、と言いたくなる一冊です。





●真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ  大沼 紀子/〔著〕

エープリルフールの晩に、嘘のような本当の家庭の事情により、
パン屋さんの2階に居候することになった女子高生の希実は、
半ば強制的に店の手伝いをさせられることに…。
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本のカバーは女子中・高校生向きに作られているので
書店で見た時はひいてしまうと思いますが
中身はとてもいいです! おすすめ!!

カッコウの親鳥のように子供を托卵するかのように
他人に預けられて育った主人公。
そんな自らの心の傷を知るが故に大きな優しさを持つすでに亡くなってしまった女性。
その女性の夫らが波紋のように
その優しさをさらに大きく広げていく。

久々にいい本でした!

夕張キャンプ 第一夜

2011年08月01日 19時02分39秒 | Weblog
なんと3週間越しになってしまった夕張キャンプであります。

今週も天気予報とにらめっこをしながら
ついにけっこうと相成りました。

いつもの北広島-長沼を経由しマオイの水を汲んで
由仁-川端経由で滝の上に到着。



今週も夕張はすっぽりと雲の中。
天気予報は、土・日ともに曇りで降水確率0パーセント。
しかしながら湿度90%以上・・・。

って、霧雨降ってるし・・・



まずは、紅葉山のメープルタウンであんかけ焼きそばを。
特別美味しいワケでもなく890円は、ちとお高い。

腹ごしらえを終えて
楓、登川を散策。



さて、ここは?



どこでしょう?



これでなんとなく分かるでしょうか。



夕張ガラス工芸館、
もと楓発電所であります。



今は夕張物産館の所有物なのだそうです。
夕張ガラス工芸館の営業を終えてからは
すっかり廃墟に化しています。
とてももったいない建物です。

この建物の横には登川神社が移築されています。



ここの狛犬のお顔はとてもやさしい。





そして、とても大事そうに誰かが置いた石炭を抱えている。



神社横の橋。



シークルキ川の橋から写真を撮ろうと下を見ると
ちょうど尺物のニジマスであろう大物がかかった。



その捕り物を見ていると70前後のお爺さんが歩いてきたので
少しの間お話しを聞いた。

登川中学校跡地の場所を尋ねると
記念碑の横にある松の木をちょうど手入れし来たところだと
松ヤニでよごれた手のひらを見せてくれた。



8/6日の記念碑除幕式のため
国道から目に入りやすいようにと
目印の3、4本の松の木をきれいにしてきたたそうだ。
とてもありがたいことです。

そして登川地区へ。

工事のためか途中から進めなくなっていたが
この奥の方へは行けたのだろうか?

ちょっと土地勘がないのであきらめて戻ってしまった。



登川のバス停。



なんと一日に3本の運行バス。
クルマがないと生活できないですね、きっと。

歴史村高松キャンプ場に到着。



テントを張り、米をといで社光側のズリ山まで散歩。





今日は泊まると決めたものの
何度も霧雨が・・・。

まぁ、お酒を飲んじゃえば何とかなるさぁと
一夜は過ぎていきました。

それにしても夕張は涼しい!!