●でーれーガールズ FANTASTIC GIRLS,OKAYAMA,1980 原田 マハ/著 祥伝社
1980年、岡山。夢見がちなマンガ少女・鮎子と、
気が強いけどどこか陰のある美少女・武美は出会う。か
けがえのない友だちのでーれー(=ものすごい)熱い絆を描く。『FeelLove』連載を単行本化。
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★★★☆☆
女子向けでした・・・。
どうも男子には分かりずらい部分が多くて
途中で読むの止めようかなぁって思ってしまった。
ただラストの部分は男女の区別なく
ジーーーンと来ます。
● 海が見える家 はらだ みずき/著 小学館
文哉が入社1ケ月で会社を辞めた直後、父が亡くなったという連絡が。
霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。
父の足跡をたどりはじめた文哉は、意外な事実を突きつけられていき…。
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★★★★☆
会社の歯車ととして働く以外にも
別の生き方があるよって教えてくれる一冊です。
●奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家木村秋則の記録 石川 拓治/著 幻冬舎
農薬も肥料も使わずに、たわわにりんごを実らせる農家。
ニュートンよりも、ライト兄弟よりも偉大な奇跡を成し遂げた男の、長く壮絶な闘いの記録。
NHKテレビ番組の内容に大幅な取材を加えて書籍化。
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★★★★★
これは感動モノの一冊です。
ここまで自分の生活、自分のすべてをかけて打ち込めるってものすごい。
この奇跡のリンゴ、一度でいいから
ぜひ食べてみたいと思うはずです。
●優駿 上巻 宮本 輝/著 新潮社
生れる仔馬が牡馬でありますように。
風の申し子のように速く、嵐みたいに烈しく、名馬の天命をたずさえて生れますように…。
若者の祈りに応えて、北海道の小さな牧場に、1頭のサラブレッドが誕生した。
オラシオン(祈り)と名づけられた仔馬は、緑と光の原野のなかで育ち、順調に競走馬への道を歩みはじめるが、
それと共に、登場人物ひとりひとりの宿命的な劇が、幕を開けた―。吉川英治文学賞受賞。
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★★★★★
これも映画になっていたんですね。
それも、ちょっと前にお騒がせになっていた斉藤 由貴で。
本の中身は、さすが宮本輝とうなずく中身です。
とは言え、まだ上巻のみなので
下巻が楽しみです。
●踊れぬ天使 佳代のキッチン [3] 原 宏一/著 祥伝社
持ち込まれた食材で料理を作る「移動調理屋」の佳代。
ズッキーニ麵ポモドーロ、手打ち冷やしラーメン…。
佳代のおいしい料理がワケありな人びとの心を優しく満たす、絶品ロードノベル。
『小説NON』連載を書籍化。
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★★★☆☆
全2作と同様、流れ旅をしながらのグルメ人情小説です。
雑誌掲載の絡みもあるとはおもうのですが
もう少し掘り下げて書いてもらえたら・・・。
●二千七百の夏と冬 上 双葉文庫 お-23-09 荻原 浩/著 双葉社
ダム建設の工事中、しっかりと手を重ね、
互いに顔を向け合った縄文人男性と弥生人女性の人骨が発見された。
男女にどんなドラマがあったのか。
新聞記者の佐藤香椰は謎にのめりこんでいく…。
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★★★★★
思っていたよりも面白いです。
まだ上巻ですが
古代人の主人公に引き込まれて下巻が早く読みたいです。