残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

北のアジサイ寺

2016年07月27日 12時13分05秒 | Weblog
7/24 日曜。

岩内共和町にあるお寺へ出かけた。

北の紫陽花寺と呼ばれる「明善寺」はあじさいの名所だそうです。

500株・10000本の花を咲かせ
境内の入り口から内部まで、様々な色や種類のあじさいが出迎えてくれる。



朝7時に出発し10時くらいに着いた。

陽射しが強くて日陰との陰影の差が大きくて撮しずらいです。





中央で小さな妖精が踊っているようです。







青空と同化してしまいそうなキレイな青。





温かくなるにつれ蜂も集まってきた。



お寺の向かいには木造の校舎。
今は何かの展示に使われているようだ。





見事に鮮やかな赤(紫に近い)!





秩父別のローズガーデン

2016年07月22日 10時26分10秒 | Weblog
7/17日曜。
朝から秩父別のローズガーデンへ行ってきました。



まだ開園前で、しばし園の前で薔薇を撮影。



初めて園内へ入りましたが見事なバラ園です。





一口にバラと言ってもたくさんの種類や色があるのですねぇ。



園内で何人かが何かの実を積んでいるようなので
近づいてみると、



グミですねぇ。
懐かしいなぁ。



こちらは栗の花。

ひと休みに売店でソフトクリームを食べましたが
ここの、かなりおいしいです!




ボロボロの富良野・美瑛

2016年07月20日 11時43分29秒 | Weblog
7/16土曜、3連休の初日です。

夏の富良野へ行ったことがないので
見頃のラベンダーを見ようということで
愛犬コムギも一緒に出かけました。

三笠経由で富良野を目指しますが・・・

富良野目前の国道38号と道道135号の交差点手前1km位から、大渋滞!
市内に向かうも、まだまだ渋滞・・・。
なんとこの日からラベンダーまつりだとか・・・。
はぁ。

もう、嫌になってラベンダーをパス!

一気に麓郷へ。



途中のジャガイモ畑、この景色でようやくひと心地がつきました。





ひろーーーーい麦畑。

麓郷の森をチラリとのぞき、美瑛 四季彩の丘へ向かいます。

が、お腹がペコペコ・・・。

コムギがいるのでお店で食べられず
途中の「ひつじの丘」なら外でジンギスカンも食べられるので
コムギがいても大丈夫と向かいましたが、10人以上並んでいます。

はぁ。腹減ったーーーー

四季彩の丘に何か食べ物があったなぁと思ったら
コロッケとメロンだけ・・・。

しょうが無いのでコロッケ1個をいただきまーーす。



ここも大混雑ですが、めちゃキレイです!







新栄の丘から見える赤い屋根の家。

もうこれだけでこの日はぐったり。

朝の渋滞と空腹で疲れ切りましたーーー!

栗山湯地の夏

2016年07月13日 13時48分13秒 | Weblog
7/9土曜の続きです。

ジャガイモの花を見ようということで栗山へ。

丁度昼時だったので「はらへー太」であんかけ焼きそばをいただきました。
やっぱりあんかけ焼きそばなら廬山の方が・・・。
チャーハンにしておくべきだったと、ちょっと後悔。

栗の木ファームの裏側、湯地の方へ。
ここの風景好きなんです。



ジャガイモの花は少し早かったようで三分咲き程度。



麦がいい感じになってきてます。



大豆が植えつけられている。



途中にあるため池はハスの花がいっぱいでした。





そして夏を彩るトンボたちも。



エゾイトトンボ。



ヤゴから孵化したばかりのようなヤンマ。
あまり飛び回らずじっとしています。

ネットで調べてみると、ルリボシヤンマのように見えます。

きっともう少しでビュンビュン池の上を飛び交うのでしょう。

久々の撮影ドライブ

2016年07月11日 15時32分54秒 | Weblog
7/9日、土曜。

久々に写真を撮りに出かけた。
6月の2週目から
終末はずっーーーと天気が悪かった。

予報では昼過ぎくらいまでは晴れるとのこと。
なので、ちょっとうれしい!



恵庭のバイカモ。

まだほんの少ししか咲いていない。
ちょっと勇み足だったかも・・・。



でも、小さくてカワイイ。

漁川沿いに長沼方面へ走ると
目の前を茶色い雌のキジが横切ったので急停車。

降りてみると、他に幼鳥の雌が2羽。

カメラを用意しているうちに
もう見つからなくなってしまい、ウロウロしていると



キジのお父さんもいました!

なんと家族4羽での散歩だったようです。

家族でいる写真が撮りたかったなぁ。
などと思いながら車を走らすと



ケアシノスリが電柱に止まっていました。

めったにお目にかかれない鳥さんと遭遇で
気分のいいドライブでした。

この後は栗山方面へ。



6月の読書 なんとなく原田マハ月間

2016年07月01日 13時44分35秒 | Weblog
6月はヒマだったので
いつもより読みましたよ!




● ナンバーナイン 宝島社文庫 Cは-2-3 原田 マハ/著 宝島社

東京でインテリア・アートの販売員をするOL、真紅。
仕事に挫折し、母親の待つ故郷に帰るべきではないかと悩んでいたある日。
ふと立ち寄った宝石店で出会った見知らぬ中国人紳士に運命的な恋をする。
真紅は「また会いたい」という一心で、紳士に渡された電話番号を頼りに上海へ渡る。
まるで見えない糸に導かれるように再会する二人。未来は幸せなものかと思われたが--。
上海を舞台に繰り広げられる大人の恋愛物語。
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★★★★★

一枚の何ともないような絵。
そしてその由来にまつわる主人公の数奇な年月。

グイグイと引き込むパワーに圧倒されてしまいます。

いや〜、素晴らしいです!!











● 翔ぶ少女 原田 マハ/著 ポプラ社

1995年、神戸。
震災で両親を失った丹華(ニケ)は、兄、妹とともに医師のゼロ先生に助けられた。
復興へと歩む町で、絆を育んでいく4人を待ち受けていたのは、思いがけない出来事だった…。
『asta*』連載を単行本化。
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★★★★★

すっかり原田マハ月間になりそうです。
図書館からの入荷を待っていられずに買ってきてしまいました。

本気で誰かを大切に思ったとき、奇跡が起こるのでしょう!

人を想う、思いやる大切な心が満載な一冊です。











● さいはての彼女 原田 マハ/[著] 角川書店

敏腕若手女性社長、涼香。
失恋と社内の内紛でくたくたになり、失意のまま出かけた沖縄でのヴァカンスは、行き先違いでなぜか女満別!?
だが予想外の出会いが心を解きほぐしていき…。再生をテーマにした短篇全4篇を収録。
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★★★★☆

天狗になりひとりぼっちになってしまったとき、
疲れ果ててしまったとき・・・
いろんな辛い思いから、新しい一歩を踏み出すよう
軽〜く背中を押してくれる様なお話しが4つ。










● 楽園のカンヴァス 原田 マハ/[著] 新潮社
ニューヨーク近代美術館の学芸員ティムは、
スイスの大邸宅で巨匠アンリ・ルソーの大作「夢」とそっくりな絵を目にした。
ティムは絵の真贋をめぐって、日本人研究者の早川織絵と火花を散らす。『小説新潮』連載を単行本化。
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★★★★★



アンリ・ルソー 「夢」



「夢」のミューズ(女神)ヤドヴィカ

ルソーの絵を巡り、その真贋を問う主人公。
そのカギとなる残された一冊の日記とも小説ともとれる本をもとに
その謎に迫っていくのだが実に引き込まれる。

主人公の過去、ルソーの絵を所有する男の謎、
そして絵のモデルとなったヤドヴィカという女性とルソーのこと。

いろんなものがグルグルと巡る素晴らしい一冊だ。

ネットなどでこの本に出てくる作家と絵を見ながら
読むと一段と面白い。









● ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言 原田 マハ/著 NHK出版

夢に現れたタピスリーの貴婦人は、ジョルジュ・サンドに助けを求めた。
中世美術の最高傑作「貴婦人と一角獣」に秘められた物語が幕を開ける…。
「貴婦人と一角獣」のカラー図版、ジョルジュ・サンドの短編も収載。
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★★★☆☆

たぶん、現在執筆をしている作品の序章で、
展覧会開催にあたり、序章のみを刊行したもののようです。

この後の展開がどうなっていくのか、
作品の完成を待ちたいと思っています。









●ワクチンX 性格変更、承ります。 桂 望実/著 実業之日本社

20XX年。理想の人間に近づける夢のワクチン“性格補強ワクチン”が突然生産不能に。
発覚を恐れた女社長は東奔西走するが…。
幸せを求める人々の欲望、絶望、希望が交錯する怒濤のヒューマン・サスペンス。
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★★★★★

SF的作品ですが、人の深層へと入り込むとても面白い一冊です。











● 県庁の星 幻冬舎文庫 か-23-2 桂 望実/[著] 幻冬舎

小学校の時からずっと成績優秀、品行方正。
役人根性全開の県庁のエリートが、田舎のスーパーにやって来た。
手に汗握る、役人エンターテインメント!
サラリーマンも身につまされる役人意識構造改革ストーリー。
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★★★★☆


エリート官僚が田舎のスーパーに派遣されるのだが
前半、このエリート官僚の「くそ役人」の象徴的精神を見事に発揮。
読んでいても、イライラし通し。

それが、あることを契機に
ほんの少しずつものを見る視点が一般人的に変化を始める。

日本の役所勤めの人間が、政治家たちが
こんな風に変わってくれたなら
どんなに素晴らしい日本になるだろうか、と
しみじみ感じ入ってしまいました。










●永遠(とわ)をさがしに 河出文庫 は19-1 原田 マハ/著 河出書房新社

世界的な指揮者の父とふたりで暮らす、和音16歳。
そこへ型破りの「新しい母」がやってきて…。
親子の愛情、友情、初恋、そして実母との奇跡の再会。
音楽を通して描くドラマチックな感動物語。
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★★★★★


いやぁ、面白かったです!

クラシックの分からない自分でも、存分に楽しめました。

そして、意外と深いです。

主人公と母、そして新しい母、新しい母の母親との3つの関係。

主人公とと父、友人たちの絆。

主人公と音楽とのつながり。

自分を取り巻く環境の中で起こる事象へ対して
まっすぐに向かい、傷つき、理解し合う。

オススメ!