残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

もう頑張らなくていいよ

2015年06月30日 10時52分58秒 | Weblog



我が家の駄犬「ゴマ太郎」は
血統書によると1999年1月1日生まれである。





この年の春に我が家へやって来た。
そして御年16歳と6ヵ月のご老体となった。

我が家に数々のしあわせをもたらしてくれたのだけれど
余命行くばかりかとなってしまった・・・。

胆のうとすい臓の管に炎症が起き
その後、徘徊が始まったとたん、食事も満足にとれなくなり
寝たきりになってしまって早2週間を過ぎた。

激しい痙攣等により、一時は安楽死も考えたのだけれど
生きようとするその姿に決断は出来なかった・・・。

今は水さえもあまり飲めなくなってきており
あと数日かも知れないが

今まで、いっぱい頑張ってきたから
もう頑張らなくて良いんだぞ! ゴマ太郎!!

コブハクチョウの親子

2015年06月16日 14時04分44秒 | Weblog
6/14日曜。


12、13日と父方の叔母が亡くなり通夜と告別式へ出席した。
3年前に亡くなった従兄弟の母だ。
進行性のガンで、一月前に病院へ行ったときにはすでに全身へ転移していたそうだ。
苦しまずに逝けたことだけが救いだ。

そんな疲れを癒そうと支笏湖からウトナイ湖へ。



春先の大雨で支笏湖付近の道路はかなり土砂の崩れや倒木でやられていた。





予報は曇りだったが
久々の良い天気になり湖はとてもきれい。



ウトナイ湖道の駅。

サンクチュアリへ移動し
コブハクチョウの親子を探す。



いた!

かなり遠いが雛が2羽いる。

よかった、猛禽に襲われずスクスクと育っているようだ。

はじめて見るハクチョウの子。

実はこのコブハクチョウ、どこかの動物園から逃げてきて
このウトナイ湖で暮らすようになったそうだ。

通常であればもっと寒い北海道の北で雛をかえすので
間近で見ることが出来ない。

元気に育ってそのすがたを見せて欲しいなぁ。



このダイサギとコブハクチョウの写真、
望遠で撮ったのでぶれてます・・・ごめんなさい。

安平参り

2015年06月08日 12時07分07秒 | Weblog
少し時期が遅くなってしまいましたが
菜の花を見に安平町へ。

まずは鹿公園の睡蓮の状況チェックと車を走らすと
目の前をエゾ鹿3頭が目の前を横断。
慌てて急ブレーキです。
雄1頭、雌2頭。
いやぁ、ビックリです!



ハクセキレイです。



そのそばをチョコチョコと。
ハクセキレイの幼鳥と思われます。
足元の葉っぱで遊んでいたんでしょうか?



日当たりの良い場所で
4輪だけ小さく花開いていました。



白いツツジにミヤマクロアゲハ(?)が蜜を集めています。



ヤマゲラが芝生で食事中です。



聞くところによるとヤマゲラは日本では北海道にしかいない鳥だそうです。



菜の花まだ黄色く咲いていましたが
やはりシーズンの終わりに近い感じでしたねぇ。



そしてここ数年恒例の土模様が不思議な畑に。

この後は鶴の湯温線でひとっ風呂。

ここの湯は軽い硫黄臭で茶色くトロッとしたお湯。
温泉に入ったぁ!と感じる泉質です。
●冷泉含硫黄ーナトリウム塩化物●炭酸水素塩泉



カイツブリと睡蓮。

5月の読書

2015年06月02日 10時41分30秒 | Weblog



● 天皇の料理番 (上/下) 杉森 久英/著

小さいときから強情でいたずらっこだった篤蔵は、福井の大庄屋の次男坊。
高等小学校の時、ひょんなことから鯖江連隊の田辺軍曹からご馳走になった“カツレツ”の味に仰天。
彼の運命が大きく変わることに―。
その後、家出同然に東京へ行き、西洋料理の世界に裸一貫で飛び込んでいく。
明治生まれの若者が、日露戦争以降の東京で、激動の時代と共に、力強く成長していく立身出世の物語。
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★★★☆☆

現在TVドラマとして放映中です。

大正天皇、昭和天皇の料理番として腕を振るった料理人 秋山篤蔵の伝記小説。

伝記なのでしかたがありませんが、ドラマのようなワクワク感があまり感じられませんが
料理人としての成長物語としてはおもしろいです。








●しあわせのパン 三島 有紀子/[著]

北海道洞爺湖畔の静かな町・月浦に、りえさんと水縞くんの営むパンカフェ「マーニ」があった。
実らぬ恋に未練する女性・香織、
出ていった母への思慕から父親を避けるようになった少女・未久、
生きる希望を失った老夫婦・史生とアヤ……
さまざまな悩みを抱えた人たちが、「マーニ」を訪れる。
彼らを優しく迎えるのは、りえさんと水縞くんが心を込めて作る温かなパンと手料理、そして一杯の珈琲だった。
映画界の俊英・三島有紀子による初の小説執筆作品。
映画「しあわせのパン」から生まれた、とびっきり香ばしくて温かい物語。
特別付録として絵本「月とマーニ」を巻末に収録。

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★★★★★

このお話はとっても大好きで、今回古本屋さんで見つけて再読しました。
(映画はまだ見ていませんが・・・)

やっぱり、いいです。
これを読むと洞爺の月浦で暮らしてみたくなってしまいます。








●隣人 永井 するみ/著

優しい夫に白い猫。満ち足りた女の生活に忍び寄る殺意の予感。
ありふれた日常を狂わすものは嫉妬か、憎悪か?
予測のつかない結末の6篇を収める。

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★★★☆☆

日常の些細な想いが起因として生み出していく短編ミステリーですね。

読んでいるときは、以外と引き込まれていくんですが
読後にはふわぁーと消えて行ってしまう、
なんとなく・・・・。


リラの日

2015年06月01日 15時19分02秒 | Weblog
5/31日曜。

午前中は雨がパラパラと・・・。
晴れ間をぬって川下公園で開催のライラック祭へ。



おおよそ200品種と東洋一の品種を揃えているそうです。





花の下にはそれぞれ品種名が展示してありますが
右から左へと頭の中をすり抜けて行きます・・・





ライラックの香りはとても強いのですが
この日は風が香を薄めてくれとても気持ちが良かった。





このライラックは白と紫がうっすらと混じりとてもきれい。
フレンチライラック/クラサヴィトゥサ モスクヴィというそうで
ロシアより移植したそうです。