残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

長都の鳥見日和

2016年01月13日 15時58分12秒 | Weblog
1月9日、10日と連続で長都沼へ行ってきました。

この間、沼際の木が切られていたとアップしたのですが
もう1箇所あり見かけたのは2箇所となりました。





野鳥撮影のマナーは守って欲しいものですね。



到着するなり、沼へ着水シーンに遭遇。



ワイワイと、縄張りの言い合いです。





この後、栗山温泉でひとっ風呂浴び、もう一度長都へ。





夕暮れ前の穏やかなひとときです。


10日の朝は粉雪がキラキラと光ってキレイなので
ちょいと寄り道撮影。





長都も空は晴れいい鳥見日和です。






小さな環境破壊、止めようよ

2016年01月05日 15時21分29秒 | Weblog
1月3日、日曜。

久々にカメラを持ってお出かけ。



恵庭でツグミに。
シメもいたのですがピントが合ってませんでしたぁぁぁ。



長都沼には久々にハクチョウやカモ類が大勢いて
静かな新年を迎えています。

ただ、気になったのが
撮影ポイントで沼の前にある木がノコギリのようなもので
切られていました。
見晴らしが良くなるのは良いのですが
自然に生えているもの、そこにあるものを排除してまで
写真を撮ろうとする気持ちは理解できません。

ちょっと前に撮り鉄で問題になった件と根っこが同じで
止めて欲しい事のひとつです。



小さな事ではありますが
この長都沼の環境、大切にしたいものです。



帰り道で見かけたケアシノスリ(トリミング)。

12月の読書

2016年01月04日 12時13分27秒 | Weblog
明けましておめでとうございます。

年末から風邪を引いてしまいようやく完治したようです。

さて、去年12月の読書です。




● 翼をください 下 FREEDOM IN THE SKY 角川文庫 は47-3 原田 マハ/[著] 

女性として初めて大西洋横断飛行に成功したエイミー。
彼女は、空から見た地平には国境が存在しないことに気づく。
世界平和のために自分は飛ぶのだ、と。
その信念は、彼女を世界一周に挑む「ニッポン号」との邂逅へと導き…。
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★★★★★

第2次世界大戦前に
アメリカと日本で行われた偉業。

その2つの史実を実にうまく合体したフィクション。

読んでいてこの後どうなる、どうなる?とワクワク感と期待に胸はずむ秀作です。








● ママの狙撃銃     荻原 浩/著  双葉社

世界の平和より、今夜のおかず! 福田曜子はふたりの子をもつ主婦。夫の孝平は中堅企業のサラリーマン。
ふたりは、ごくふつうの恋をし、ごくふつうの結婚をしました。ただひとつ違っていたのは…。
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★★★★☆


突拍子ないシチュエーションですが、あるかも知れないと思うエンターテイメント。

我が子を守るため銃を持ち出す母親の心、ジーンと染みます。

そしてラスト・・・・。

いつの間にか人情ものとして読んでいる自分に気がつきます。








● 生きるぼくら 原田 マハ/著 徳間書店

いじめを受け、ひきこもりだった麻生人生。
蓼科でひとりぐらしを続ける人生の祖母、中村真朝。
対人恐怖症の中村つぼみ。
田んぼから3人は前をむいて歩み始めた…。『日本農業新聞』連載を単行本化。
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★★★★★


切羽詰まった状態におかれた時、どんな行動を取るのだろうか?
引きこもりからの脱出、後押しするための決死の覚悟の母。
そして亡き父からのメッセージ。

稲作りを通して見つけていく家族のチカラ、人々たちとの繋がり。


原田 マハ・・・最近のお気に入りです!






● 竜宮電車 堀川 アサコ/著 徳間書店

子どもの頃に夢見た人生を叶えられない大人たち、
親の事情でつらい現実を生きる子どもたち。
思い通りにならない、うまくいかない人生。
もし、願いを叶えてくれるアイテムがあったら…。
切ないけれど優しい物語。
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★★★☆☆


幻想シリーズとはちょっと違った感じのオムニバス短編です。

ほんわかと心落ち着かせてくれるような、そんな本です。