残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

3月の鳥見、いまごろ総集編・・・。

2018年04月18日 17時32分49秒 | Weblog
先月は3度、長沼界隈へ鳥見に出かけました。
撮影枚数が多すぎてタイムリーさが全くないですね、笑い。

今、宮島沼が凄く賑わっています。



3/11

この日は、どれくらい渡りの鳥たちが来ているのかと、様子見だったのですが・・・。

ものすごい数でした。

頭上を飛び交うマガン、ヒシクイたちで首が痛くなるほど。

最高の1日でした。














3/21

前の週の賑やかさを期待していたんですが
残念なことにかなり北上したようでした。









3/25

マガン、ヒシクイたちの姿はほんのちょっと。
代わりにオナガガモの群れが来ていました。

それと、驚いたことにオオワシの姿も。
だだオオワシは証拠写真程度の大きさにしか撮れませんでした・・・。



林の中に小さく映っているのがそう。
右上上空にはオジロワシ。



オジロワシです。



オナガガモの群れ。



ヒシクイ。





のんびり日向ぼっこのキタキツネ。










3月の読書

2018年04月10日 15時33分02秒 | Weblog



●優駿 下巻 宮本 輝/著

母の肉は子の肉、子の骨は母の骨なり…。
いのちの哀しさ尊さに突き当りながらも、虚無と喧噪のなかで人間の業から逃れられない男たち、女たち。
だが、そういう彼らも、いつしかオラシオンの美しさ危うさに魅せられて一体化し、
自らの愛と祈り、ついには運命そのものを賭けていった。
やがて迎えるダービー決戦―。
圧倒的な感動を呼ぶサラブレッド・ロマン。吉川英治文学賞受賞。
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★★★★★

後半、話をまとめるのに苦労したのでしょうか?

なにか焦って収束へ向かっていくような印象を感じてしまいました。
もう少し、じっくりと話が進むのかと
上巻では思っていました。

でも、やっぱり宮本 輝ワールドですね。












●砂上   桜木 紫乃/著 KADOKAWA

北海道で暮らす令央は、作家になる夢を持ちながら、
数万円の月収と元夫からの慰謝料で細々と暮していた。
40代に突入したある日、冷徹な編集者が現れ、令央は母のある秘密を書く決意をする。
『本の旅人』掲載を加筆し書籍化。
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★★★★☆

作者特有のうっすらとほの暗い乾いた、それでいて重みを感じる空気感が漂う一冊です。

ただ、今までと前作ぐらいから微妙な変化が作者の中で起きているような感じがします。















● 残りの人生で、今日がいちばん若い日 盛田 隆二/著 祥伝社

柴田直太朗39歳、バツイチ子持ちの編集者。
山内百恵39歳、独身書店員。
仕事の場で出会った2人は、お互いの悩みを分かち合っていく-。大人の恋愛&家族小説。
『Feel Love』『小説NON』連載をもとに書籍化。
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★★★☆☆

よくありそうなシチュエーションですが
ほのぼのとした大人の恋愛ストーリーですね。










●プラチナタウン 楡 周平/著 祥伝社

「町長、老人集めて財政再建って、どうやんのすか?」
平成の大合併からも爪弾きにされた、財政破綻寸前の田舎町が採った逆転の秘策とは?
シリアスな問題に明るく切り込む、硬派な新社会派小説。
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★★★★★

なかなか面白い内容の一冊でした。
目からうろこ、逆転の発想的なものから
破綻寸前の町を再建する、ワクワク感満載。