残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

睡蓮花

2013年07月26日 13時06分45秒 | Weblog
泊まった追分のキャンプ場(鹿公園)には大きな沼があります。

鹿公園ですから、当然エゾ鹿もいますが。

池の2/3ほどを睡蓮が覆っています。

睡蓮は夕方開いた花を閉じ、
日が昇るとまた開花させます。



早朝4時に起き、せっせと炭をおこし食事を済ませ開花に備えます。




7時頃から開きはじめてきました。



先週の下見の時は白い花が多かったのですが
今日はピンクが多い。





甘い匂いにつられ
小さな虫が花弁に吸い寄せられるので
後で写真を見てみるとゴミのように。





朝日の木漏れ日がスポットライトの役割をしてくれます。







気がつけば2時間近くシャッターを押していました・・・。


帰り道の由仁町古山でセミに会いました。



まだ羽化したばかりで羽は半乾き、
近くを探したら
脱皮したばかりの殻も。



夕張キャンプとはひと味違った一泊でした。

麦百景

2013年07月25日 13時57分04秒 | Weblog
先週末の20、21日と安平町追分でキャンプをしてきました。

毎年恒例になった夕張高松は
管理運営会社が未定のため開いていません。

残念だなぁ・・・。

しょうがないので
旧追分町へ。



丘陵地帯に農地が続く、実にのどかな町。



牧場もあります。



この時期、ひときわ目を引くのは麦畑です。



生育状態によって麦穂の色が違ってとてもきれいです。



サーーッーっと流れる風の道、伝わりますか?









昔、「青い麦」って
誰かアイドルが歌ってませんでしたっけ?



キャンプ場で出会った青年。



声をかけてみると
なんと台湾からの一人旅。

どうやら自転車で道内を回るようです。


「日本語話せるの?」と、訪ねたら

「NO!」だって。



若いっていいですね!


堰堤探索

2013年07月11日 15時03分17秒 | Weblog
7/7、日曜日。快晴です!



北広島と長沼の間を流れる千歳川の堰堤を恵庭まで探索です。



緑溢れる堰堤からはいろんな花々や野鳥たちを見ることができます。



キンクロハジロ。



キャベツ畑。



ヒバリ。





アオサギたち。



先週見つけたショウドウツバメ、
今日も元気に川面を飛んでいます。





川の土手を降りてみると



稚魚がたくさん孵化して、さしずめめだかの学校状態です。



ショウドウツバメの巣。





きれいな川面に



セキレイも。

恵庭の畑にアブラナがきれいに咲いていました。



夏場の黄色はさすがに冴えます!

石狩川河口まで

2013年07月10日 15時29分51秒 | Weblog
7月に入って急激に暑さが襲ってきます。

朝イチから先週の血液検査の結果を聞き
石狩探索へ直行です。



うれしい快晴。



太公望も大勢です。



石狩朝市でシャコをゲット!
ちゃんとクーラーボックスを用意万端!

ついでにシャコの爪の珍味も入手!

ここから海水浴場までの細い路は野鳥の宝庫、たのしみ~!



ハマヒルガオ。



はい、さっそく! (^○^)



ホオアカ君。



ハマナスのつぼみ。



ノビタキ君~



きっとまだ幼鳥のようで
遠くへ逃げず、長いことカメラの前で遊んでくれました!

感謝!



灯台から石狩川河口まで初遠征、片道約40分です。





ハマエンドウ?





これは何でしょう?
ものすごく甘い匂いがしてました。



オオヨシキリ君かなぁ。



河川にはちょんまげアオサギも。





ハマボウフウとハマヒルガオ。



ハマボウフウのアップ。





かなり気温が高く、汗びっしょりですが
野鳥のさえずりと珍しい海浜植物満載で
すこぶる気持ちがいい。




ショウドウツバメに会えた恵庭探索

2013年07月05日 14時54分35秒 | Weblog
6月30日、日曜。

久々の恵庭探索へ出かけた。



見事な牧草ロールが出来上がっている。





いつも思うのだけど、
何でこんなに花の名前を忘れてしまうんだろう・・・



ルルマップにいたカエル。





ジャガイモの花畑。



山葡萄。



アカゲラ。



さて、これは?



トリミングです、すばやくてこれが限界でした。

なんと、こんな所にショウドウツバメの巣でした。





ピンぼけ&トリミングで申し訳ない、未熟者につき・・・



セグロセキレイ。





スズメ。





ハクセキレイ。



階段で遊ぶセグロセキレイ。

ツバメら会えたたのしい一日でした。

6月の読書

2013年07月02日 13時15分38秒 | Weblog
早いもので、もう1年の半分が過ぎてしまった。






海岸列車 上 宮本 輝/著
海岸列車 下 宮本 輝/著

幼い日、母に捨てられた兄と妹。愛を求めてさまよう二人の青春、そして青春との訣別をえがく物語は、人生の意味を深く問いかける
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★★★★★

なんか深いです。
読んだ感想を書けと言われても・・・・、
なんて書いたらよいのだろう。

自分もきっと、海岸列車に乗っていたんだろうなぁ。









● あと少し、もう少し 瀬尾 まいこ/著 新潮社

あの手に襷をつないで、力を振りしぼって、ゴールまであと少し。
寄せ集めメンバーと頼りない先生の元で、最後の駅伝にのぞむ中学生たちの夏を描く青春小説。
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★★★☆☆

三浦しおんの「風が強く吹いている」の中学生版なのかなぁ、と思いつつ読み進めました。

でも、若干「違うな。」と。

中学生ならではの、純粋な心のひだが
若かりし頃を思い出させます。

さして弱々しく見守る女性教師、かと思いきや
どっこい、しっかりと生徒を見守る芯の太さ。

「風が強く吹いている」よりも軽く爽やかな文章ですが
とても優しくなれる一冊です。









●僕のお父さんは東電の社員です
 小中学生たちの白熱議論!3・11と働くことの意味 毎日小学生新聞/編

「僕のお父さんは東電の社員です」 悪いのは東電だけ? 
子どもはどんな責任を持つの? 
全国の小中学生が参加した白熱議論から、日本人の責任と課題、可能性を模索する。
『毎日小学生新聞』の読者投稿に解説を付け単行本化。
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★★★☆☆

約2/3が小学生たちからの意見です。

小学生たちなりの意見、反省、希望が綴られ
ここまで考えている子らがいることがすばらしいと思う反面、
みごとにマスメディアの伝えたとおりを準えていることにも
ちょっとビックリしました。
当然の事ながら、自分のことでもあるのですが。







● 道頓堀川 宮本 輝/著

両親を亡くした大学生の邦彦は、生活の糧を求めて道頓堀の喫茶店に住み込んだ。
邦彦に優しい目を向ける店主の武内は、かつて玉突きに命をかけ、妻に去られた無頼の過去をもっていた。
――夜は華やかなネオンの光に染まり、昼は街の汚濁を川面に浮かべて流れる道頓堀川。
その歓楽の街に生きる男と女たちの人情の機微、秘めた情熱と屈折した思いを、青年の真率な視線でとらえた秀作。
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★★★★☆

「青が散る」の裏バージョンと言われているこの物語、
裏というのは当てはまらない。
全く別の物語です。当然のことですが。

戦後を生き抜く青春物ではなく、交差するそれぞれの人間ドラマが
この本にはあふれていると思うなぁ。






● 福島原発人災記 安全神話を騙った人々 川村 湊/著 現代書館

2011年3月11日、東日本大地震が起き、大津波が福島原発の発電設備を根こそぎ攫っていった。
その後も続く異常事態は誰が引き起こしたのか? 
東電・政府・専門家らの発言を交え、日本の原子力行政の破綻を明らかにする。
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★★☆☆☆

仰々しいタイトルながら
裏付けの薄い本でした。

よくこんな中身で出版したものだと・・・・。

ただ、知らないことも多々あり勉強にはなりました。