残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

春からの使者の姿

2011年04月06日 09時55分39秒 | Weblog
冬と春の「はざま」、ちょうどそんな季節だ。



雪解けはじめの畑には
秋まきの麦の緑が顔を出しはじめている。



空の雲は流れが速く
あっと言う間にその姿を変える。



畦道1本違うと隣の畑は雪だらけ。



秋の収穫から取り残されたキャベツ達も姿を見せている。



大地と残り雪が描く巨大なアートたち。



見事なコントラストを見せている。





昼を少し回ったばかりの長都沼には
ハクチョウとカモたちが数羽。

マガン達はエサを求めて近隣の畑の上を飛び回っているのだろう。



5時前にもなると
ぼちぼちと帰ってくる編隊グループ。



少し前までは静かな対岸は
だんだんと賑やかになり始める。



傾きはじめる光を浴びる鳥たち。



静かに春の使者が渡ってくる。

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