● 龍は眠る 宮部 みゆき/著 新潮社
嵐の晩だった。
雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京に向かう道すがら、道端で自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。
何となく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。
「僕は超常能力者なんだ」。
その言葉を証明するかのように、二人が走行中に遭遇した死亡事故の真相を語り始めた。
それが全ての始まりだったのだ…宮部みゆきのブロックバスター待望の文庫化。
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★★★★☆
初 宮部であります。
著名な作家さんなので知ってはいたのですが
なかなか読む機会に恵まれていませんでした。
これからは、かなりお世話になりそうな気がしています。
● 願いながら、祈りながら 乾 ルカ/著 徳間書店
北の大地の片隅にぽつんとたたずむ中学校分校には、1年生4人と3年生1人が学んでいた。
ときには悩み、傷つきながらも成長していく5人の、青春前期物語。
『読楽』連載を改題し、加筆修正。
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★★★☆☆
最後にじわ~っと押し寄せてくる感情。
良いお話しです、でもちょっと物足りないものが。
テーマが中学生の青春前期物語なので致し方がありませんが
ちょっとドロドロとしたものを要求しちぁいけませんよね。
● 夕張再生市長 課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント 鈴木 直道/著 講談社
「ミッションインポッシブル」と言われた夕張モデルが日本を救う!
世界が注目する課題先進国・日本のなかの“課題先進地”夕張で奮闘する若者の挑戦。
夕張市長になった経緯と、市長になってからの悪戦苦闘の日々を綴る。
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★★★★☆
前回の「やらなきゃゼロ」は児童向けだったのもあり物足りなさを感じましたが
今作は良くまとまっています。
出来るならもっとドロドロとした役所内部の話や
あのログハウスメーカーの話も書いてあるとおもしろいのになぁと。
(暴露本になっちゃうか)
でもさすがに現役の市長さんが書ける内容ではないですけどね。
とても良く出来たレポート本と思います。
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