残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

清水沢火力発電所

2011年10月12日 11時01分13秒 | Weblog
前日も訪れたのだけれど
実は撮影中にバッテリー切れという憂うべき事態になっておりました。

バッテリー切れ警告が出たなと思ったら
いきなりレッドゾーンに・・・泣

そういうわけで、昨日撮れなかったところをと目一杯撮影。



貯炭場。

ここから下は発電所事務所の詰所(ベルトコンベア側)。



昨日より木々の黄色が強くなった感じです。









この建物の中にある折り鶴、
勝手に炭鉱事故などの祈りの鶴かなと想像していますが
実際のエピソードがあるのなら
ぜひ聞いてみたいですね。







天井から鍾乳石のようなつららが。
建物横の崖から石灰質のものがしみ込んでできたのでしょうか?





こんな瓦礫の中に小さく光が射す場所があり
光に向かって雑草が伸びていました。



ここら以下は電力所。











清水沢ダム。



建物に紛れ込んだジャノメ蝶。



詰所と貯炭場。







増水時に流れてきたものなのか、
それとも子供のものをおいてあったのか
ハンドルの錆とチェーンカバーのキャラクターが
時間を感じさせる。





清水沢アートプロジェクトで学生により創作されたアート。
抗内から上がってきた抗夫をモチーフにしています。



ここに残されていたヤッケ。



2階へ上がる階段。
鉄製で凝った装飾がなされている。
大理石の配電盤といい、
当時は贅を尽くしてこの発電所は作られたのだろうと思う。









ここに残された施設は4つ、全て解体されてしまうのもあとわずか。
とてももったいない施設だなと痛感しました。
もし資金があるのなら取り壊さず炭鉱遺産として保存し、
定期的に開放されるならとても有意義な施設になるだろうのに。



80才を越したようなおばぁちゃんと娘さんらしき方が2人、
急な階段を上り下りして見学されていました。

きっとご主人がこの発電所に勤務されていて
その働いていたところを見に来たのでしょうね。

帰りの坂道を手を引かれゆっくりゆっくり登って行かれました。


濃霧発生 - 宮島沼から大夕張へ

2011年10月12日 10時54分58秒 | Weblog
予定していた通りに9日は美唄の宮島沼のマガンに合うため午前3時半に出発。
さすがに眠い。

あいの里界隈から霧が立ちこめはじめ
ナビがなければどこを走っているのかさっぱり分からない。

朝の5時ちょっと前に宮島沼に到着。



月形手前で一度霧が晴れたのだけれど
ここも濃霧・・・。


あたりは真っ白。

マガンの声は聞こえるのだけれど。



飛び立つ気配にカメラをかまえるものの
こんな感じにしか映らない。



小隊に分かれての飛び立ちなので
あの特有の空気の大きな振動、うねりがない。

もう残念と言うしかない。

肩すかしを食らった感じで
物足りなくて、
結局憂さ晴らしをかねて再度夕張へ向かうことにした。



途中の美唄の畑で霧の中に現れた太陽。
朝露に輝いてそれはそれはきれいなものでしたよ。





畦にはたくさんのミントが。

8時過ぎには夕張はシューパロ湖に到着。



夕張も雲が下りていて靄につつまれている。







かすみがかっていて三弦橋が幻想的に見える。



白銀橋。





鹿島白銀地区から。







春日橋界隈。





鹿島橋から。

たった1日だけで紅葉はけっこう進んでいる感じです。

そして、前日も行った清水沢火力発電所へ。