悪いことをすれば
勝ちなのだと言って
深い無知の闇を
迷うてきた魂よ
もうやめなさい
真実の太陽が
大地を照らし
おまえの強引な嘘を
暴きたてている
人の花を盗んで
作った美人の仮面の奥から
おまえの本当の顔が
しみだしている
もうやめなさい
情けない嘘ばかりついて
自分をごまかすのは
あきれ返る馬鹿をやり
人にも神にも
愛想をつかされて
どこまで迷うつもりなのか
永遠の壁をひきむしり
自分ではない
何かになろうとして
あがきもがいている
それこそが地獄なのだと
いつおまえは気づくのか
もうやめなさい
すべての愛が
おまえを見る目を
閉じてしまう前に
一切の馬鹿をやめて
逃げていた自分を取り戻し
愛に帰ってきなさい
