蒼い理不尽の山にぶつかってゆけ
血をたぎらせ 炎の目を光らせ
正義の白い拳を握りしめ
挑戦せよ
馬鹿ばかりの世間がおしつける
あらゆる虚偽を跳ね返し
おのれの真実が信じる光に従い
熱く燃える自らの背骨を剣として
戦いを挑め
たとえそれが
愚か者の所業とあざ笑われようと
自分の信じる真の道を行け
それが全てを救う愛の道ならば
犬死を覚悟して飛びこんでゆくのだ
馬鹿ばかりが生きている世界という
あきれたものに挑戦してゆくために
自分のすべてをぶつけてゆけ
それがおまえを名もない骸に変えようとも
偽物の勲章をつけた豚として生きるよりはましだ
腕を使え 足を使え
頭を使え おのれを使え
獅子の声で吠えよ
破裂せんばかりの情熱が
おまえを炎の鷲に変えるだろう
この馬鹿ばかりの世界で
馬鹿に挑戦した男の犬死は
あらゆるものにまさる栄誉だ
男よ 恐れるな
崩れてゆくアリ塚のような
灰色の都市を捨て
おのれ自身という真実の家に帰り
魂に正義の武装をせよ
戦え
愛そのものの鳥となって戦え
たとえ万人の敵に出会おうとも
ひるむな
ばらばらになることを覚悟して
ゆけ
男は死なねばできぬものぞ