月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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くろ

2014-03-06 06:35:12 | 天然システムへの窓

かのじょの愛していた猫のひとりである。

かのじょは、しろ、ちび、くろの三匹の猫を愛していたが、今もかのじょにあいに来てくれるのはこの猫だけだ。

目を見てみたまえ。

愛していると言っているのが、わかるだろう。
わかるやつは発展している。

この猫が見ているのはわたしではない。わたしの奥にいるかのじょなんだよ。

かのじょを、愛しているんだよ、この猫は。
深く愛しているんだ。
猫は、こういうふうに、人間を愛する。

こんなに猫に愛されるものを、見たことがないね、わたしは。






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ツィー・14

2014-03-06 04:54:11 | 詩集・瑠璃の籠

みなさん
ツィーはまれなる愛の星です
あなたがたのために
熱く愛を語ります

ですが 
ツィーに頼りすぎてはいけません
ツィーにあまりよってきてはいけません
わたしはもう 本来なら
あなたがたのために何をすることも許されないのです

訴えたいことがある時には
ポラリスを見なさい
甘えたい時には
ソルを見なさい
苦しい時には
ヴェガを見なさい
愛したい時には
ルナを見なさい

愛の星は
あまたありますが
ツィーには
あまり近寄ってはいけません
あなたがたのためにならないからです

もはや
語ることも許されないのに
わたしはまだ語っています
それがまだあなたがたに必要だからです
ゆえにわたしは
神がわたしの声を殺すまで
語り続けます

あなたがたはこのように
ツィーから学ぶことはできますが
決して ツィーに思いをよせ
頼ってはいけません
なぜなら それ以上のものをわたしに求めては
あなたがたの毒になるからです

ツィーの声をきいてもいい
ツィーの言葉によって行動してもいい
ですが
決して
わたしに近づきすぎてはいけません
わたしのまねをしてはいけません

これは ほんとうは
あなたがたにとっては
とんでもない借金なのです




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