プライドの問題で
永遠を棒にふる
それがあなたがたの
選択か
石よりも重く
紙よりも軽い
その幼稚なプライドを守るため
認めたくない現実に背を向け
灰がまどろむ古き夢の世界に
また去らんとするか
人間はずいぶんと賢い
ずいぶんと誇り高い
あなたがたによる
人類の新たなる創造とは
そういうものか
立派だのう
夢の世界にいるうちに
灰がすべてを食いつくす
あなたがたが夢見ていた
幻の王国の舞台は
苦い灰に溶けて
露とともに消える
それでも
まだ大事なプライドとともに
生きるか
そのプライドが何なのか
わかってはいまい
だが
それがあなたがたの
選択ならば
だれもとめはしない
あなたがたの
あなたがたによる
未来を祝福しよう
永遠に
では
さらば