昔、ミクシィにせっせと落語鑑賞記を書いていたことがありました。
ミクシィの日記だと、ジャンルごとにまとめられないこともあり、こちらに転記してみます。
古いものもあるので、ここに書かれていることは、現在の印象とは違っているかもしれませんが、まあ、そこはお許しを願って・・・。
11月1日、吉祥寺・前進座劇場で行われた「噺を楽しむ・その三十四」夜席に行ってきました。
以下は演者、ネタとワタクシの拙い感想、
※おことわり
ワタクシ、噺の途中では、特にメモを取っているわけではありません。
このため、一部の表現は、ワタクシの記憶をたどって書いております。一字一句的確なものではなく、「まあ、こんなニュアンスでしゃべっていたのだな」という風にご理解いただけると幸いです。
①柳家三之助 「金明竹」
通常、開口一番というと前座さんなのですが、三之助さんは二つ目です。
しかもプログラムでプロフィールを見ると、平成11年7月に二つ目昇進。噺を聞いていても、真打昇進もそう遠くはないのではないかと感じました。
「きょうの落語会は昼席、夜席とありまして・・・、。
昼席が終わったのが4時でしたから(昼席は1時から、夜席は5時からでした)、昼席もご覧になり、きょうは一日落語漬けというお客さまもおありでしょう。もちろん我々もそうですが・・・。
どうぞ、がんばって聴いていただきたい・・・」
で、小噺を二つほどやって、金明竹でした。
二つ目になって、およそ9年。噺も落ち着いていて、安心して聴けました。小三治師匠目当てのお客様ばかりでしょうから(もちろんワタクシもそうですが・・・)、演じるほうは難しいのでしょうが、まずは一笑いさせていただきました。
②柳家はん治 「千早ふる」
「柳家はん治と申しまして・・・、決して裁判所のまわし者ではありません(笑)」
いつものご挨拶で「千早ふる」を。
決して派手さのある噺家さんではありませんが、ぴたりとはまった噺では、なんともいえないおかしみがあります。
この「千早ふる」もいいですね。知ったかぶりのご隠居が、次第に調子に乗って嘘八百を並びたてる様子に笑いました。
③柳家権太楼 「代書屋」
いつもの通り、ちょっとお客さんに向かってガンを飛ばすような(ワタクシにはそう見えてしまいます・・・)仕草で高座へ上がります。
先日も権太楼師匠の「代書屋」を聴きましたが、その時と、まくらも大体同じでした。
また笑っちゃいましたけど・・・。
「夫婦も歳をとったら共通の趣味を持ったほうがいいそうですけど・・・
嘘です・・・(笑)。
いいのは落語ぐらいですよ(笑)。帰り道で共通の話題ができるじゃないですか。
『いつまでたっても上手くならねえな、あいつは!』(笑)
あたしは競馬が趣味なのよ!
といっても、やれ産駒がどうかとか、サンデーサイレンス系なのかサクラバクシンオーなのか、○○○なのかとか・・・
(※すみません、競馬、詳しくないんで覚えきれませんでした)
この血統なら長距離なのか短距離なのか、ダートなのか芝なのか、
厩舎がどうだとか、乗り手がどうだとか、馬主がどうだとか・・・
そういうのを考えるのが好きなのよ!(笑)
ま、馬券も買いますけど・・・(笑)
でも、うちのかみさんは競輪なんだ、これが!(爆笑)
ある知り合いの夫婦が、二人ともゴルフが好きで、一緒にプレーしに行くんですが、奥さんがゴルフが上手いんですね。
ふつうはレディース・ティーというところから打つんですが、男性と同じ所から打つんです。自信があるんですね。
で、パー5というロングホールで、その奥さんが打ったら、これがカート道路ですよ、そこをコンコンコーンと、だんなさんの球をオーバーしていきます。
2打目をスプーンで打つと、これがまた打ちどころがよかったのかグリーンに2オンしました。
これで奥さんが喜んじゃって・・・、
『おとうさ~ん!あたし2オンよ、2オン!これでパットが入ったらイーグルよ~~~!』
『もう、これが入ったら、あたしもう死んでもいい!!』
って言ったらだんなさんが、
『あ、じゃあ、OKです(爆笑)』」
「代書屋」ももうドッカンドッカン受けていました。
たぶん手ぬぐい忘れましたね・・・。
履歴書を手渡す時に手拭いを使わなかったので、「あれ?」と思ってみていましたが、最後まで手拭いは出てきませんでした。
(ここで仲入りです。長くなったので次回へ)
ミクシィの日記だと、ジャンルごとにまとめられないこともあり、こちらに転記してみます。
古いものもあるので、ここに書かれていることは、現在の印象とは違っているかもしれませんが、まあ、そこはお許しを願って・・・。
11月1日、吉祥寺・前進座劇場で行われた「噺を楽しむ・その三十四」夜席に行ってきました。
以下は演者、ネタとワタクシの拙い感想、
※おことわり
ワタクシ、噺の途中では、特にメモを取っているわけではありません。
このため、一部の表現は、ワタクシの記憶をたどって書いております。一字一句的確なものではなく、「まあ、こんなニュアンスでしゃべっていたのだな」という風にご理解いただけると幸いです。
①柳家三之助 「金明竹」
通常、開口一番というと前座さんなのですが、三之助さんは二つ目です。
しかもプログラムでプロフィールを見ると、平成11年7月に二つ目昇進。噺を聞いていても、真打昇進もそう遠くはないのではないかと感じました。
「きょうの落語会は昼席、夜席とありまして・・・、。
昼席が終わったのが4時でしたから(昼席は1時から、夜席は5時からでした)、昼席もご覧になり、きょうは一日落語漬けというお客さまもおありでしょう。もちろん我々もそうですが・・・。
どうぞ、がんばって聴いていただきたい・・・」
で、小噺を二つほどやって、金明竹でした。
二つ目になって、およそ9年。噺も落ち着いていて、安心して聴けました。小三治師匠目当てのお客様ばかりでしょうから(もちろんワタクシもそうですが・・・)、演じるほうは難しいのでしょうが、まずは一笑いさせていただきました。
②柳家はん治 「千早ふる」
「柳家はん治と申しまして・・・、決して裁判所のまわし者ではありません(笑)」
いつものご挨拶で「千早ふる」を。
決して派手さのある噺家さんではありませんが、ぴたりとはまった噺では、なんともいえないおかしみがあります。
この「千早ふる」もいいですね。知ったかぶりのご隠居が、次第に調子に乗って嘘八百を並びたてる様子に笑いました。
③柳家権太楼 「代書屋」
いつもの通り、ちょっとお客さんに向かってガンを飛ばすような(ワタクシにはそう見えてしまいます・・・)仕草で高座へ上がります。
先日も権太楼師匠の「代書屋」を聴きましたが、その時と、まくらも大体同じでした。
また笑っちゃいましたけど・・・。
「夫婦も歳をとったら共通の趣味を持ったほうがいいそうですけど・・・
嘘です・・・(笑)。
いいのは落語ぐらいですよ(笑)。帰り道で共通の話題ができるじゃないですか。
『いつまでたっても上手くならねえな、あいつは!』(笑)
あたしは競馬が趣味なのよ!
といっても、やれ産駒がどうかとか、サンデーサイレンス系なのかサクラバクシンオーなのか、○○○なのかとか・・・
(※すみません、競馬、詳しくないんで覚えきれませんでした)
この血統なら長距離なのか短距離なのか、ダートなのか芝なのか、
厩舎がどうだとか、乗り手がどうだとか、馬主がどうだとか・・・
そういうのを考えるのが好きなのよ!(笑)
ま、馬券も買いますけど・・・(笑)
でも、うちのかみさんは競輪なんだ、これが!(爆笑)
ある知り合いの夫婦が、二人ともゴルフが好きで、一緒にプレーしに行くんですが、奥さんがゴルフが上手いんですね。
ふつうはレディース・ティーというところから打つんですが、男性と同じ所から打つんです。自信があるんですね。
で、パー5というロングホールで、その奥さんが打ったら、これがカート道路ですよ、そこをコンコンコーンと、だんなさんの球をオーバーしていきます。
2打目をスプーンで打つと、これがまた打ちどころがよかったのかグリーンに2オンしました。
これで奥さんが喜んじゃって・・・、
『おとうさ~ん!あたし2オンよ、2オン!これでパットが入ったらイーグルよ~~~!』
『もう、これが入ったら、あたしもう死んでもいい!!』
って言ったらだんなさんが、
『あ、じゃあ、OKです(爆笑)』」
「代書屋」ももうドッカンドッカン受けていました。
たぶん手ぬぐい忘れましたね・・・。
履歴書を手渡す時に手拭いを使わなかったので、「あれ?」と思ってみていましたが、最後まで手拭いは出てきませんでした。
(ここで仲入りです。長くなったので次回へ)