なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

九段下 寿司政 銀座店(第72段) 

2008年01月31日 23時41分28秒 | なんとなくのお昼(鮨)
お昼時のことです。

特に食べたいものも思いつかず、銀座8丁目付近を歩いておりました。

たまたま通りすがったのが、「九段下寿司政 銀座店」。

以前、入ってみようと思い立ちながら、お休みだったのか入れなかったことがあり、それきりになっていたお店です。

(第43段 「元酒屋@銀座」をお読み下さい)

時刻は1時半近くでしたが、幸いなことにのれんがかかっています。

で、一見ながら入ってみることにしました。


店内は、左手に地下への階段があり、正面にさらにのれんのかかった入り口があります。

で、正面に進み、さらにのれんをくぐると、目指すつけ台がありました。

一人であることを告げると、つけ台の前に案内され、腰掛けます。

で、お店の外にあったお品書きの中から、3,000円の握りを頼みました。


たまたまなのでしょうか。つけ台の向こうは、ご主人と思しき方が、お一人で仕事をされています。

注文を受け、タッパを代わる代わる取り出し、ネタを切り出しました。

わさびをおろし、酢飯の入ったおひつをそばへ引き寄せ、お皿をワタクシの目の前に置き、ガリを盛り、握り始めます。

で、煮きり醤油をつけて、目の前に置いてくれました。


忘れたネタもありますが、思いつくまま出てきたものを書き出してみます。

まぐろ



こはだ

いくらの軍艦巻き

あなご

玉子(薄く四角に切ってあるものが二切れ。シャリにのせず、そのまま出されます)

車海老

かんぴょう巻き

(もう少し出てきたと思いますが、すいません。忘れました・・・)


銀座の鮨屋で3,000円なので、あまり多くはのぞめませんが、ちと印象が薄いお鮨でした。

(なんか、生意気ですね。決して食通ではありません・・・汗)

おいしい、と言えば、おいしいのですが、注文してからタッパを取り出し、ネタをそれぞれ切り出すところを見ると、お昼はあまりお客さんが多くはないのでしょうか。

そのせいか、どうも酢飯とネタの温度がなじんでいないように感じられて、あまりおいしいと思えませんでした。

銀座で同じ3,000円を出すとしたら、「からく」とか「鮓 銀座」のほうがワタクシの好みです。

でも、お若い方が(ご主人?)お一人で、お茶を出したり、お椀を出したり、穴子をあぶったりと、かいがいしく働く姿は好感が持てました。

お勘定を済ませ、お店を出ようとしたら、ご主人(?)が先に出て、戸を開けてくれました。

消費税込みで、3,000円ちょうどでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ああおぅぅぅっ・・・(第71段)

2008年01月29日 19時12分28秒 | なんとなくの日常
ワタクシの職場は銀座にあります。

というと、大変きこえはいいのですが、古いビルの一角に間借りしております。

なにが困るって、トイレが困る。

昔ながらの洋式のトイレ。

ウォシュレットもありません。

便座も温かくありません。

で、不意に大きいほうをもよおして、トイレに行くときには覚悟がいります。

ゆっくりゆっくりと・・・・・

でも・・・・、


「ああおぅぅぅっ!!!」


便座にお尻をつけると、冷たくて思わず声が・・・。

決して痔ではありません・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

え?違うの?(第70段)

2008年01月27日 13時18分32秒 | なんとなくの日常
この間見たテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」によると、

「福井県民はカレーに厚揚げを入れる」のだそうだ。

番組で実際に試食したゲストの人たちも「いける!」と言っていた。

で、作ってみた。


ところが、レシピがいま一つわからない。

炒めてから入れるのか、油抜きしてから入れるのか?

わからないので、とりあえず油抜きし、ほかの具と同じように煮込んでみた。

なかなかうまい・・・。


で、一手間かけるとか、何かレシピがありそうなので、すでに作ってしまった後だったが、あらためてネットで調べてみた。


しかし・・・、


そこに出てくるのは、

「私は福井県民だが、カレーに厚揚げを入れるなんて聞いたことがない」

「私も福井県民だが、厚揚げなんて入れたことなんかない」

否定的な意見ばかり。


え?違うの?


再びネットで調べてみると、現在の坂井市、旧・丸岡町という所が大豆料理が有名で、カレーに厚揚げを入れるのだそうだ。

つまり、福井県民すべてがカレーに厚揚げを入れるのではない。

・・・・・・・。


そうとは知らず、けっこう多めにカレーを作ってしまった。

まあ、これはこれでおいしいのだが・・・。


どうも、テレビというのは懲りない業界のようですな。

「あるある大事典」の捏造問題が記憶に新しいというのに、程度が違うとはいえ、このような嘘を堂々と放送しています。

まあ、それに踊らされる方もどうかとは思いますが・・・。

(「お前やっちゅーねん!!」と、一人つっこみ)


やはりカレーにはお肉を入れるに限ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蕎ふるやま(第69段)

2008年01月26日 16時34分06秒 | なんとなくのお昼(鮨以外)
美食の王様、来栖けいも食すという「蕎 ふるやま」に行ってきました。

http://allabout.co.jp/gourmet/eatoutshuto/closeup/CU20061130A/index.htm


お昼時、阿佐ヶ谷近辺を歩いておりましたら、唐突に思いつき、青梅街道沿いの本屋さん「書原」でグルメ・ガイド本を立ち読みし、場所を確認。

(立ち読みだけではなんなので、本も買いました)

青梅街道沿いを新宿方面に向かって進み、セブンイレブンを通り過ぎたところで、右へ曲がり、ほどなくして到着。

小さなお店で、のれんもかかってないので、見落としそうなお店です。

(実際、見落としました・・・・・恥)


2時過ぎなので、お客さんはワタクシだけ。テーブルへ腰かけ、お品書きを拝見。

鴨つくねせいろ(熱汁)を頼みました。

店内には、控えめな音でジャズが流れています。まだ午後の早い時間でしたが、店内はほの暗く、落ち着いた雰囲気です。

香ばしいそば茶を飲みながら、待つことしばし、お盆にのせられたおそばが届きました。

おそばは、細め。やや小ぶりの器に鴨のつくねの入ったつけ汁に、きざんだねぎ、七味が添えられています。

蕎麦美味し!

つけ汁美味し!

鴨つくね美味し!

あっという間に食べてしまいました。

満足、満足・・・。


でも、ちとワタクシには量が少なかったかな。

大盛りがなさそうなので(メニューにはなかったです)、次はせいろを別に頼むとしましょう。

鴨つくねせいろ、1,050円でした。


※今日もメルベイユの前には、20人ほどの行列が出来ていました。がんばれ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行列(第68段)

2008年01月20日 23時36分13秒 | なんとなくの日常
テレビの効果ってすごいんですね。


丸の内線の新高円寺駅付近を歩いていましたら、あるお店の前に行列ができています。


あるお店、というのは、メルベイユというケーキ屋さん。

http://www6.ocn.ne.jp/~merv1976/index.htm


ふだんなら、まったく行列などできることのないフツーのケーキ屋さんです。

それが、きのう、フジテレビの「めちゃ2イケてるッ!」で紹介されたら、あっという間にこの人気。

夕方6時過ぎぐらいに行列を見てみたら、40人ぐらい並んでいました。


テレビの情報によると、ここのご主人、1,000万ほどの借金をかかえておられるとか・・・。

借金を返せるよう、このまま繁盛するといいですね・・・。

この人気が落ち着いたあたりに、試しに買いに行ってみようかな・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュー鳥ぎん@銀座(第67段)

2008年01月19日 23時34分55秒 | なんとなくの酒飲み
昨晩は、職場の同僚との飲み会。

焼き鳥、釜めしが名物の銀座の老舗「ニュー鳥ぎん」です。

http://r.gnavi.co.jp/b412700/


隣には「鳥ぎん」がありますが、私どもは「ニュー鳥ぎん」のほうが好き。

なぜか外観は古めかしい風情なのに、「ニュー」なのです。


めいめい飲みたいお酒を頼むと、お通しで、しらすおろしがきます。

割り箸の袋の裏に、頼みたい焼き鳥の注文を書き出します。

いえ、これがこのお店の決まり、というわけではなくて、数が多いので、間違えられないようにと書きました。

「レバーは?」

「はい」

「はい、1と・・・」

「はい」

「2と・・・」

一人が割り箸の袋の裏に「正」の字になるよう数を入れます。

「ししとう?」

「はい」「はい」「はい」「はい」

「4、と・・・」

「つくね?」

「はい」

私だけでした(つくね好きです)。


それぞれ好みがわかっておもしろいですね。


で、だんだん何を頼んだか忘れております。

ま、酔っ払いなので、そんなちょっとしたことが面白かったりします。


締めに釜めしを2つと鳥スープを頼んで、みんなでシェアして食べました。

満足、満足・・・。

軽く飲んだからか、一人3,000円ぐらいですみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビスケット(第66段)

2008年01月16日 22時13分13秒 | なんとなくのおやつ
おやつにビスケットを食べております。

ビスケットというと思い出す歌がありますね。


ポケットの中にはビスケットがひとつ♪

ポケットをたたくとビスケットはふたつ♪


(「そらぁ~、割れたからやろ~~(大木こだまさん風に)」)

というボケはともかく・・・。


久々に買ったのが、森永マリー。

ふだんはおやつというとポテトチップスばかり買っているのですが、なんか買う前に、唐沢寿明さんの出ていたテレビ・コマーシャルが頭に浮かんで、ついつい買っちゃいました。

CMの効果、恐るべし。


久々に食べるとおいしいなあ・・・。

ほんのり甘くて、牛乳の味がします。

パッケージにも「ミルクと小麦粉で焼きあげたシンプルな味わい」とあります。

そのわりには、原材料名を見ると、

砂糖やら、とうもろこしでん粉やら、ショートニングやら、バターオイルやら、全粉乳やら、植物油脂やら、マーガリンやら、ぶどう糖果糖液糖やら、食塩やら、たんぱく質濃縮ホエイパウダーやら、膨張剤やら、乳化剤(大豆由来)やら、香料が・・・。

あれあれ、意外にいろんなものが・・・。


まあ、見なかったことにして・・・。


ただいま、牛乳を飲みながら、久々にビスケットを食べ、ほっとしております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い切って鮨・青木(第65段)

2008年01月11日 00時40分08秒 | なんとなくのお昼(鮨)
きのうのお昼は、銀座の鮨の名店、青木です。


先日テレビで見た、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」。

すきやばし次郎の小野二郎さんを取り上げておりました。

小野二郎さんの握った鮨を口に運ぶお客さんの幸せそうな顔ったら・・・。

しかし、おまかせで3万とも3万5千円ともいわれ(行ったことがないので、お値段は不確かです)、ミシュランの3つ星を冠した名店です。

そんな、すきやばし次郎に行くことはかないませんが、そこは銀座のこと。ひけを取らない鮨の名店は他にもあるのであります。

で、思い切って、「鮨青木」の暖簾をくぐったのでありました。


一見ながら、丁寧な応対を受け、つけ台へ腰掛けます。

「おまかせ」、とお願いし、おしぼりで手を拭き、鮨の来るのを待ちます。

「お好きなものはありますか?それを入れていきますので・・・」

残念ながら、店主の青木さんではなく、お弟子さんが握ってくれるようです。で、逆に嫌いなものを伝え、それ以外なら大丈夫です、と伝えました。


本わさびをおろし、小皿に用意し、ネタを切り出し、鮨を握っては、煮きり醤油をつけ、目の前のお皿に置いてくれます。

(何があったかな?思いついたままに書いていきます)

ひらめ

九州のあら(聞き違いかな?そう聞こえました)

こはだ

小鯛

車えび

づけまぐろ

中トロの背の部分と腹の部分(それぞれ違うものですね)

煮はま

あじ(残念ながら、すったばかりの生姜の味が強すぎました)

穴子(一番おいしかった)

玉子

(こんなところかな?)

で、「他にも何か握りますか?」ときかれ、もう一度、づけを頼みました。


おいしかったけれど、正直申し上げて、あまりワタクシ好みのお鮨ではありませんでした。

ご飯は固め、酢は少し強めでしょうかね。ま、それは別に問題ないのですが、どうもバランスがいま一つのように感じてしまいました。

もちろん、一見ですし、何度も味わった上での評価ではありません。

でも、一度は入ってみたかったお店です。大満足、とまではいきませんが、思い切って入ってみてよかった、と思っております。

少しお酒を飲んで、いい具合に酔っている常連のお客さん相手に、話をする青木さんも気さくな感じがして、名店にありがちの張り詰めた雰囲気はありません。

おかみさんはじめ、他の方のサービスも丁寧で、一見のこちらも緊張せず、気分よく食事ができました。


おまかせで、1貫追加して、お勘定。

13,125円でした(ま、こんなもんですよね・・・)。

お店を出ると、おかみさんが外へ出てお見送りしてくれました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある落語会で(第64段)

2008年01月06日 13時13分36秒 | なんとなくの落語
落語が好きで、たまにチケットが取れると、好きな噺家さんの出演する落語会へ足を運んだりします。

で、近頃気になるのが、ごく一部のお客さんの振る舞い。

ワタクシ、いささか神経質なところもあるのでしょうが、近くにそういう人が座っていると気になるんですよ。


体を気遣ってのことなのでしょうが、会場内に水やお茶といったペットボトルを持ってきて飲む方がいます。

ま、その程度ならいいのですが、コンビニで買ってきたらしく、無遠慮にポリ袋の音をガシャガシャさせながら飲むんです。

しかも、いちいちポリ袋にしまうので、飲むたんびに音をさせています。

それから、口寂しいのか、飴玉を食べたり、ガムをかんでいる人。

包み紙の音って意外と大きいのですよ。

それに、こういう芸事って、飲食しながら見るもんじゃないと思います。芸人さんに失礼ですからね。


で、この前の落語会でもそういう方がいました。

とある噺家の独演会。お客さんはその噺家さん目当てで来ているので、こじんまりとしたホールではありましたが、みんな静かに噺を聞いています。

その中で、耳障りな音を立てる方が近くに座っておりました。


年齢は50代後半ぐらいでしょうか、終始せわしなく動いているので、視界に入ってきて気になります。

会場に入る時にもらったアンケートを記入しているのか、個人的な感想をメモしているのか、噺の途中でバッグのマジック・テープを頻繁にベリベリとはがしては、ノック式のボールペンを取り出し、カチカチと音をさせます。

で、今度はチョコレートを取り出し、包装紙をクチャクチャ・・・。

独演会といっても、お一人だけの出演ではないので、別な方が出てくると、飽きてくるらしく、じっとしていません。

何をしていても、周囲に遠慮する素振りもないので、迷惑しておりました。

「暴走老人」という本がありましたが、そこまでいかずとも、なんか分別をわきまえないおじさんやおばさん、多いですね。


まあ、それでも、どうにかこうにか終演となり・・・、

最後にその噺家さんが、年の初めなので、と、プレゼント用の手ぬぐいを用意してくれました。

数に限りがあるというので、すべてのお客さんにはいきわたりません。なので、会場のお客さんへ向けて投げてくれて、運のいいお客さんがそれをキャッチできる、というものでした。

列の最後尾にいるワタクシには、残念ながら手ぬぐいは来ませんでした(残念)。

で、最後の1本、という時に、投げられた手ぬぐいは、件のその迷惑おじさんに向かって飛んでいきました。

おじさんもつかもうと、手を上にあげます。


すると・・・、


その前の席に座っていた若い女の方が、手をあげ、片手できっちりキャッチ。

あまりのあざやかさに、心の中で拍手しちゃいました。

そして・・・、

その女性の後ろに座る迷惑おじさんに手ぬぐいが行かなかったことに対して、あらためて心の中で拍手をしてしまったのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不覚(第63段)

2008年01月05日 23時27分22秒 | なんとなくのお昼(鮨以外)
決して○諸そばが嫌いだというわけではありません。

まあ、他に選択肢があれば、迷わず違うお店に行きはするものの(おいおい・・・)、それにしても、頻繁に利用するお店です。


さて、新年は、4日から出勤でありました。

取引先に新年のごあいさつに伺い、戻ってきたときには、お昼をすっかり過ぎておりました。

4日といっても、銀座もまだ松の内、という感じですね。すべてのお店が閉まっている、というわけではありませんが、まだぽつりぽつりと開店しているお店がある、という程度です。

新年初めてのお昼は鮨、とも思いましたが、残念ながら、築地がお休みなのでしょうね。目当てのお店は閉まっておりました。


なので・・・、


決して嫌いではないけれど、やむなく○諸そばを・・・。

冷やしきつねそばの大盛りをかっ込むように食べました。


で、かっ込みつつ、店内を見回すと、どうもあまり見慣れないお客さんがいます。

どうも、中国や台湾、香港、そのへんから観光でいらしている方のようですね。

あまり営業している飲食店がないから、やむなくいらしているのでしょうか。


冷やしきつねそば、380円でした。



てなわけで、あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする