なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

峯八@中野(第182段)

2009年01月24日 23時32分51秒 | なんとなくの晩ごはん
本日、訪れたのは、中野駅前にある鮨屋です。

中央線の中野近辺にいい鮨屋はないか、と、雑誌やグルメ本を立ち読みし(「こらこら、買えよ」という突っ込みはともかく・・・)、中野駅前にこのお店があることを知りました。

で、その本の中にあった地図で、おおまかな場所を確認し、足を運んでみました。

ほどなく迷いましたが・・・(方向音痴です)。


やや汗ばむほどに歩きたおし、やっとこさお店に到着。時間は夕方の6時をやや過ぎたところでした。

(本来は、こんなに歩く必要のないほど、駅から近いのに・・・)


ところで・・・、

最近は、「鮨オタク」なるものがいて、自分のブログなどで、悪評を書き込むために、一人客を断るお店が増えているのだそうで・・・。

誰もが知っているような高級店に、その傾向が強いとか・・・。

まあ、ワタクシなぞは、そんなお店に行けるような財力は持ち合わせていないので、入店はおろか、予約もできませんが・・・。

とはいえ、一人客が入りにくい、というのは、ワタクシのような思いつきでお店に赴くタイプの人間にとっては、由々しき事態であります。


さて、峯八。

ともかくも、予約もせず、一人で入店し、一人だと告げますと、おかみさん、何のためらいもなく、

「どうぞ、お好きな所へ」

と、快く応対してくれました。

早い時間なので、お客さんはワタクシ一人。それでは、と、ご主人(俳優の國村隼似?)の正面に堂々と座りました。

ビールを1本頼み、お通しのタイラガイ(天然だそうです)と菜の花のおひたしをいただきながら、ご主人の後ろ、やや高い位置にあるお品書きを眺めていました。

「首、疲れるでしょ」と、不意にご主人。

「そんなところばかり見ていたら」

ちょっとぶっきらぼうな応対ですが、別に不快な感じもありません。

こちらとて一見です。ご主人から見たら、どんな客かわかりかねているでしょう。


おかみさんに「一人前お願いします」と伝えますと、

「うちは『おまかせ』になるんですが、よろしいですか?」

と訊き、値段が3つ書かれた紙を持ってきました。

真ん中の値段のを選びました。


江戸前のものや旬のいいネタしか使わない、と強調するご主人。

でも、そこには、決して自慢ではない、いいものを出している、という自信を感じます。


鯛の昆布締め(うまい!)

大間の中トロ(美味!!!)

赤身のづけ(中トロの後だけど、これも旨い)

小肌(「江戸前、今は珍しいね」ということです。これもいい・・・)

赤貝(閖上ではないそうです。手に入らなかったとか・・・。でもおいしい・・・)

さば(これがまた美味かった・・・)

煮はま(ツメもおいしい)

海老(うまい・・・)

うに(「添加物なし」ということです。えぐみがないですね。軍艦ではなく、うにだけがのっています)

穴子(羽田産。幸せ・・・)

かんぴょう巻き(もう、みんなウマい!)

玉子

最後にお椀が出て、締めとなりました。


いやあ・・・、みんなおいしかった・・・。

これまで食べたお鮨の中でも、かなりハイレベルなお鮨です。

おそらくはお店の人件費やら家賃までお勘定に乗っているだろうという銀座より、足繁く通えそうなお店です。

ビールを1本、お通しと、鮨(9000円のおまかせ)。

しめて11,200円でした。


そらあ、いつもいつも、というわけにはいきませんが、夜に銀座で食べたと思えば(食べませんけどね・・・)2分の1のお値段。

鮨を食べ、久々にシヤワセな気分で帰途につきました。



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マザーズ・オーガニック・レストラン@神保町(第181段)

2009年01月23日 23時23分33秒 | なんとなくのお昼(鮨以外)
肉、魚ばかりの食生活を送っております。

ワタクシ、いいおっさんなので、あまり体にいい食生活とは言えません。

で、一度限りのランチで食生活が改善されるわけでもありませんが・・・、

きちんと野菜でも食べようか、と、神保町の「マザーズ・オーガニック・レストラン」へ行ってきました。


お店へ入ったのが、2時半。

いささかお昼時間を過ぎていましたが、ランチタイムは3時半までなので、安心して入店しました(ただし、3時でオーダー・ストップ)。


ビュッフェ・スタイルで、まず、レジで1,260円を払います。

お店の左手の奥にある食器をとり、いろいろな料理を盛りつけます。


オーガニックというだけあって、野菜づくしの料理が並びます。

その中から、玄米ご飯と味噌汁を選び、

れんこんとごぼうのきんぴらやら、

ポテトサラダやら、

おでんやら(大根とか人参とか昆布のおでん、練りものはありません)、

冬だからか、根菜のやたらと多いおかずから数品を選び、いただきました。


やさしい味ですね。ふだんの味付けの濃い料理と比べ、素材の味がわかります。

全体的に薄味で、体にもよさそうです。

ついつい食べ過ぎて苦しくなりました・・・。


飲み会が続き、体の毒気を抜きたいときに訪れたいお店ですね。

野菜や玄米ばかりの料理のせいか、食後は苦しかったのに、夜になると、しっかりお腹が空いてきました。

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久々に貴舟@銀座・貴舟(第180段)

2009年01月15日 18時36分51秒 | なんとなくのお昼(鮨以外)
12月のはじめ、TBSの「王様のブランチ」に貴舟が取り上げられて以来、一度も行っておりませんでした。

そろそろ落ち着いたかな、と思い、12月中旬ごろ、一度行ってみましたが、依然として混んでいて、入店をあきらめました。

さて、年も改まり、今度こそよかろうと、久々に貴舟へ行ってみることにしました。


1時半ごろ、店内へ。

幸いなことに、順番を待つ人もおりません。

ちょうどお店を出ようとする女性の方たちとすれ違いますが、軽装で、この近くのOLさんのようです。

すぐにカウンターに案内され、腰掛けました。


テレビでも紹介されていた「鉄火ちらし」が一瞬、頭をよぎりましたが、寒い日だったので、あったかいものを食べたくて、カキフライ定食を。


注文した後で、ご主人が、わざわざワタクシにだけ声をかけてくれました。

「まいどありがとうございます。今年もよろしくお願いします」

お隣のお客さんと、入店が前後していたので、皆さんに挨拶しているのかどうかわかりませんでしたが、自分だけに挨拶してくださると、なんか気分がいいですね。


さて、カキフライがお出まし。

大ぶりのカキ、揚げたてでサクサクです。

キャベツにお店特製のドレッシングがかけてあり、8分の1に切ったレモンが添えられています。

おいしくいただき・・・・、

たかったけれど、ちとワタクシ、風邪気味で、鼻が詰まって、そのせいか、味がよくわかりません・・・。

でも、それなりにおいしくいただきました・・・。


デザートはごま豆腐。

このあたりで、急に鼻の通りが良くなり、味覚が戻りました。

(残念、もう少し早く味覚が戻れば・・・)


ひところの混雑もおさまったので、また来るとしましょう。


カキフライ定食、1,200円でした。


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アムール・ヱーパン@神保町(第179段)

2009年01月09日 19時33分14秒 | なんとなくのお昼(鮨以外)
地下鉄・神保町駅のA9出口から外に出て、

小学館を背にして、千代田通りに向かって歩きます。

小腹がすいていますが、ほどなく左手に見える「小諸そば」を軽くスルーし・・・、

さらに歩き、左手に現れる三井ビルディングにある「タリーズ・コーヒー」を見なかったことにし・・・、

千代田通りの交差点にたどり着き、右斜め前に目をやると・・・、

目指す「アムール・ヱーパン」があります。


「吟味した最高級の材料を惜しげもなく使い、一流のパン職人が精魂こめて焼き上げた珠玉のパン」

・・・なんてものとは無縁のパンです(すみません・・・)。


でもね・・・、

なんかノスタルジックな思いにかられ、店内に入り込むと、ついワクワクしてしまう、そんなパン屋さんなのです。

手作り感のあるサンドウィッチやら、カレーパンやら、ホットドッグやらが店内のショウケースに所せまし、と置かれ、よほど通いなれていないと、何を食べようか迷ってしまいます。

仕事途中だったので、後で食べようと、ホットドッグとサンドウィッチを買い、カバンにしまいこみました。

おいしかった・・・。



「ダンチュウ」やら「食楽」といったグルメ雑誌にはおそらく出てきますまいが、「散歩の達人」や「東京人」には出てきそうな・・・(まったくの思い込みです)、そんな街のパン屋さんです。


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檀家回り(第178段)

2009年01月07日 12時48分28秒 | なんとなくの酒飲み
新年あけましておめでとうございます。

ことしも細々とブログを更新してまいります。よろしくお願いします。


さて、年も改まり、挨拶がてら、ご無沙汰だった行きつけのお店を回りました。

まずは、佃喜知へ。

7時40分ごろにお店に着きましたが、カウンターは満席です。

まあ、入れなくても顔だけ見せればいいかな、なんて思っていると、

「相席でよければ、奥のテーブル席が空いてます」

というお返事。

もう、どこだろうと、一杯飲めれば問題ありません。


案内されると、奥の6人掛けのテーブル席が空いていて、一人のお客さんが、テーブルの隅の席で飲んでおりました。

そのお客さんと目が合ったので、ちょっと会釈をして、対角線上の席に腰かけました。


「新年なので、どうぞ」

お店より枡酒をふるまっていただきました、

枡の隅に塩が盛ってあり、小皿の上にのっています。

「いわしつみれ」と「かきみそバター」を頼み、料理の来る間、しばし、枡酒を飲んでおりました。


縁起ものとはいえ、ワタクシにとりまして、どうも日本酒は相性が悪いです。

たちどころに酔いました。

しかも、お忙しかったようで、お通しを忘れられておりました。

「あ、すみません。お通し、まだでしたね」と言われ、すっかり酔いが回ったころ、菜の花のお浸しがきました。

お昼も軽いものを食べていたので、空きっ腹に日本酒が沁み渡りました。


枡酒を飲みほした後で、ビールを頼みましたが、1本空けるのが辛かった・・・。


なんとかビールも飲み干し、卵焼きと焼酎の水割りを頼み、それぞれ平らげたところでお勘定。

3,600円でした。


さて、思いがけず、日本酒を飲むはめになり、これが、その後の檀家回りに影響します。

2軒目のバー「エヴィータ」では、グラッパを飲み、

(「飲み比べてみてください」と3種出され、これも効いた・・・)

3軒目のスナックでは、水しか飲めず・・・、

(お勘定は取られませんでした。無銭飲食です)


新年早々、ダメージの多い檀家回りでした。


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