なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

Twitterとの連携トラブルにつき (その9)

2012年09月21日 00時04分22秒 | なんとなくの音楽
Twitterのつぶやきが、なかなか反映されないようなので、以前mixiに書いていた日記から引っ張ってきました。

2009年11月に書いたものなので、ちと古いのですが、とりあえず。



唐突ながらタモリのお話。

タモリは早稲田大学在学時代、ジャズ研に所属し、トランペットを吹いておりました。

ところが、とある先輩の言葉を機にトランペットを吹くのをやめてしまいます。

先輩「お前、トランペットは誰が好きなんだ?」

タモリ「マイルス・デイビスです」

先輩「マイルスのトランペットは泣いているだろう・・・」

タモリ「はあ・・・」

先輩「お前のトランペットは笑ってるんだよ(笑)」


以来、タモリは楽器をあきらめ、もっぱら司会役に徹することとなりました。

これがもしかすると、今日のタモリを作った一言となったかもしれません。

実際、タモリも、このやり取りが気に入っていたようで、ことあることに、このエピソードをテレビなどで話していました。

http://www.waseda.jp/student/weekly/people/obg-800.html



さて、話は変わって先日(2009年11月)のこと。

日本を代表するジャズ・ベーシスト、「チンさん」こと、鈴木良雄さんのライブを聴きに、盛岡のライブハウスに行ってきました。

おりしもニュー・アルバムを発売され、それを機に来盛されたもので、そのアルバムでも共演されているピアニストの山本剛さんとのデュオによる演奏でした。


オリジナルの曲や、

「イパネマの娘」(ボサノバをウォーキング・ベースというアプローチが面白かった・・・)、

「サマータイム」(ボウイングで)、

「ダーク・アイズ」、

「ミスティ」(山本剛さん、といったらコレ!)

といった曲が印象に残りました。


途中、休憩時間があり、その時にチンさんと、たまたま隣り合わせとなり、

チンさんの気さくなお人柄にも魅かれ、ワタクシ、つい、こんな話を聞いてしまいます。


ワタクシ「(チンさんも早稲田のジャズ研出身なので)タモリは大学時代一緒でしたか?」

チンさん「俺より一つ下、でもあいつは浪人しているから歳は俺より上だけど・・・」

ワタクシ「タモリはトランペットを吹いていて、その頃、先輩から『マイルスのトランペットは泣いてるだろう。お前のトランペットは笑ってるんだよ』と言われたとか・・・」

チンさん「ああ・・・、あれ、俺が言ったんだよ。あいつ、まだ言ってるのか・・・」



ええええええええ!!!!!


これまで、何度かこのエピソードをタモリが言っているのを見たり聞いたりしたことはあるけれど、おそらくこれまで、それがチンさんだったということは、タモリは言っていなかったと思います。

とすれば、チンさんは、今のタモリを方向づける一言を発した張本人、ということになります。


タモリはこのエピソードが気に入っていて、いわゆる「鉄板ネタ」として何度もこの話をしてきています。

休憩時間のチンさんは、サインやら記念写真におさまるやらで忙しくて、それ以上、お話をすることはできませんでしたが、そんな貴重な話が聞けて楽しい一夜となりました。


CDにサインまでいただき、感謝です!



※その後、雑誌「JAZZ JAPAN」のVol.15で「ダンモ研の50年」という特集記事があり、タモリ、チンさん、増尾好秋さんの3人による対談が掲載されていました。

その時の記事によると、タモリに直接話したのは瓜坂正臣さん(テナー・サックスで先代のマネージャー)、で、それを陰で言っていたのがチンさん、ということでした。

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「マイルス・デイヴィス 奇跡のラスト・イヤーズ」(第209段)

2010年11月07日 13時09分53秒 | なんとなくの音楽
中山康樹・著「マイルス・デイヴィス 奇跡のラスト・イヤーズ」(小学館101新書)を読み終えました。


ワタクシ事になりますが、ワタクシがマイルスを聴き始めたのが、今から30年ほど前、大学生の頃でした。

ある日、大学での授業を終え、アパートへ戻ると、テレビでマイルス・デイヴィスのコンサートを放送していたのです。

(この本によると1981年10月です)

新宿西口で行われた野外コンサートで、当時、マイルスについては名前ぐらいしか知らなかったワタクシには、目だけギロギロとさせ、ステージ上を右へ左へと歩きまわるマイルスの姿がとても奇異なものに映りました。

(当時、マイルスは手術の後遺症に悩まされ、じっとしていると痛みがあるため、ステージ上を常に動かなければならなかったようで、テレビでも、そのことを伝えるテロップが流れていたように記憶しています)

そのことがマイルスを知るきっかけとなり、以来、リアル・タイムでマイルスの音楽を聴くようになったのでした。

この本は、まさに、ワタクシがマイルスをきちんと聴き始めた時期以降のマイルスについて書かれた本です。



マイルス・ファンの方々には、おそらく同意はしていただけますまいが、ワタクシ、マイルスのアルバムの中で一番聴く機会が多いのが、このマイルスの「刷り込み」となったきっかけのアルバム「ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン」なのです。

もちろん、マラソン・セッションやら「カインド・オブ・ブルー」やら「ネフェルティティ」やら好きなアルバムはほかにもたくさんありますが、それでも、ついつい「ザ・マン・・・」を手にしてしまいます。


1曲目の「ファット・タイム」のイントロのマーカス・ミラーのベース・ライン、

それにかぶさるように吹かれるマイルスのミュート、

そして最初は遠慮気味に弾きながらも、次第にマイルスを鼓舞するかのように音を大きくしていくバンドのメンバー達・・・。


興味のある方は、ぜひマイルスのアルバムを聴きながら読まれることをお勧めします。

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年の瀬にパット・メセニーを聴く(第177段)

2008年12月31日 00時50分04秒 | なんとなくの音楽
30日、パット・メセニーに会いに、ブルー・ノート東京に行ってきました。

本当は31日の2ndを予約し、パットとともにカウント・ダウンをしたかったのですが、あっという間に完売しておりました。


でも・・・・、


いやあ・・・、


良かった・・・・・・。


「Still Life(talking)」からリアル・タイムで追いかけてきたオールド・ファンには嬉しい曲ばかり。

2ndでは、「30年ぶりだ(パット談)」という「想い出のサン・ロレンツォ」を演奏してくれました(感涙)。


個人的には「ラスト・トレイン・ホーム」が聴けたのが良かった・・・。

ブルーノート東京のHPにセット・リストが出ております。)


終わったのが11時半。

あわてて表参道の駅に向かい、なんとか終電に間に合いました。


あ、久々に見たスティーブ・ロドビーが、太ってしまわれて、マイケル・ムーアのようでした。

髪も白くなっておられました・・・。

歳月を感じますね。

(もっともワタクシも髪の毛が怪しくなっているので、人のことがいえた義理ではありませんが・・・)





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The Melody At Night, With You(第169段)

2008年11月24日 23時03分43秒 | なんとなくの音楽
とりたてて書くことのない日は、棚から好きなCDを。

キース・ジャレット「The Melody At Night, With You

1999年のアルバムです。


慢性疲労症候群という病気で、長く音楽活動から遠ざかっていたキースが、復帰第一弾としてリリースしたピアノ・ソロ・アルバム。

ビル・エヴァンスの「ソロ・セッションズ」に近いものを覚えます。

1曲目の「I Loves You Porgy」がいいですね。

夜も更けて、ふと棚から取り出し、ちょっとステレオのボリュームを絞りながら聴いております。



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Standards,Vol.2(第150段)

2008年09月15日 21時39分23秒 | なんとなくの音楽
キース・ジャレットの「スタンダーズ vol.2」を聴いています。

CDジャケットの裏を見ると、1985年とあります。

確か発売当時に買い求めたCDなので、もう23年近くも経っています。


この何年か前、アナログレコードに取って代わり、CDが出始めました。

当時のオーディオ・ファンや評論家の中には、CDへの拒否反応が少なからずあって、「音が冷たい」とか、「深みがない」とかいう否定的な意見がありました。

その中で、

「CDの寿命は20年ぐらいだ」

というものもありました。

1985年当時のCDをこうして聴いている限りは、その「CD寿命20年」は嘘のようですね。

買い換えて聴いているわけでもないので、ひょっとして音が劣化しているかもしれませんが、普通に聴けるレベルの音です。

キースの唸り声もちゃんと聴こえます(笑)。



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I WILL SAY GOODBYE (第142段)

2008年08月19日 22時49分09秒 | なんとなくの音楽
久々に取り出した1枚。

ビル・エヴァンス「アイ・ウィル・セイ・グッバイ」


この時期のエヴァンス、好きです。

ワタクシの勝手な思い込みだけど、このあたりのエヴァンスって、ベースのエディ・ゴメスと別れたかったのではないか、と思っています。

エヴァンス、というと、インタープレイ、というイメージですが、このアルバムでの聴き所は、ポピュラー・ミュージックを見事にエヴァンス流のジャズにアレンジしている、という点。

ミシェル・ルグランやジョニー・マンデル、バート・バカラックの名曲を見事にアレンジしています。


つまりは、インタープレイから離れ、楽曲の良さを引き出した演奏へ、スタイルを変えようとしていたのではないか・・・、と。

エヴァンス・トリオのベース奏者としては、一番キャリアの長いエディ・ゴメスですが、この時期になり、トリオの限界を感じていたのではないか、とまことに勝手ながら感じるのであります。

(で、この後、マーク・ジョンソンやジョー・ラバーバラと出会い、さらなるトリオの高みへと向かうわけなのですが・・・)


このアルバム以前のアルバムでは、ともすれば前に出てきがちだったエディ・ゴメスも、やや抑制の効いたサポートとなっております。



すみません。あれこれと、勝手な意見を並べ立てました・・・。



でも、エヴァンスのアルバムでは、一番好きなアルバムです。


3曲目の「シースケープ(ジョニー・マンデル作曲)」、

8曲目の「ア・ハウス・イズ・ナット・ア・ホーム(バート・バカラック作曲)」、

いいですねえ・・・。


ただいま、ふと棚からCDを取り出し、しんみりとした気分で聴き入っています。




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CALLING YOU(第132段)

2008年07月21日 16時44分36秒 | なんとなくの音楽
急に聴きたくなって取り出したアルバム。

矢野顕子「LOVE IS HERE」。

この頃のアッコちゃんのアルバム、好きです。

ふと聴きたくなったのは、このアルバムの中の「CALLING YOU」という曲。


悲しいことがあった日は 早くひとりになりたい

手をにぎってほしい時は いつもいつも ひとりきり


声がみえるから でんわをしたよ

今あいたいから でんわをしたよ

届けてほしい わたしの願い

きかせてほしい あなたのきもち

(作詞・作曲 矢野 顕子)


(いい歌なので、皆さんに知ってほしくて、という思いから、あえてご紹介。アッコちゃん、JASRACの関係者の皆さん、許して!)


昔、NTTのCMソングでも使われましたね。

このアルバムのほかの曲でも出てくるけど、トニーニョ・オルタのギターがいいのですよ・・・。


でも、不意にこの曲が聴きたくなったなんて・・・、

寂しかったのかな・・・。


このアルバムの最後の曲の「LOVE IS」もいいですよ。

トニーニョ・オルタのギターの音色、

ナナ・ヴァスコンセロスのパーカッション、

いいなあ・・・(しみじみ)。




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バッハの無伴奏チェロ(第126段)

2008年07月06日 23時12分21秒 | なんとなくの音楽
バッハの無伴奏チェロ組曲が好きです。

で、バッハの無伴奏チェロなら、とりあえず手が出てしまう、という無伴奏チェロ組曲フェチ(と言うのかな・・・)。


好きなのは、古楽ものです。

ビルスマとか、ウィスペルウェイ、鈴木秀美・・・。

マイスキーも好きです。

(すみません、でも、カザルスはだめでした・・・)


で、今回、新しく買ったのが、寺神戸亮氏の無伴奏チェロ

寺神戸氏は、ヴァイオリン奏者ですが、肩掛けチェロ、とも呼ばれるヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いての演奏です。


バッハが一流のヴァイオリン奏者だったこと、

「無伴奏チェロ組曲」が、チェロの曲でありながら、きわめて演奏の難易度が高いパートがあることから、寺神戸氏は、バッハの無伴奏チェロが、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによるものではないか、と推測しています。


詳しくは、寺神戸氏ご本人の解説を。


以前、盛岡で実際にヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによる氏の演奏を目の当たりにし、いつか氏の「無伴奏チェロ組曲」が出るものと思っておりました。


まだ聴き込んでいないものの、軽やかで、素晴らしい演奏ですね。

無伴奏チェロ組曲、というと、あまたの名盤が出ているために、演奏だけで、その中に食い込んでいく、というのは、なかなか難しいのかもしれませんが、新たな解釈を加えた演奏だけに、見過ごせないものがあります。






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THIRD WORLD MAN(第124段)

2008年06月29日 14時33分08秒 | なんとなくの音楽
ちと風邪をひきました。

歳のせいですかね。体力が落ちて、風邪をひきやすくなっているようです。


きょうは家にこもり、好きな音楽を聴いております。

取り出したのは、これ。

スティーリー・ダン「GAUCHO」。


せっかくSACDプレーヤー(デノンのDCD-1650AE)を持っているので、なんか普通のCDだけだともったいないかな、と思い、SACDを買ってみました。

とはいえ、CDも前から持っていたので、買いなおした分だけ、もったいないといえばもったいないですが・・・。


さて、以前聴いてみたSHM-CDと同様、CDとSACDを聴き比べてみましたが・・・、


そんなに変わらない・・・(汗)。


あらためてワタクシが凡庸な聴き手だと気がつきました・・・。


それぞれのディスクの設定音量が違うので、音量を調節しないと比べ難いですね。

でも、やっぱり、音の広がりとかはさすがSACD、という感じはしますが・・・。

古い音源のものをSACDにしても、そもそもの原音がどうなっているか、というのがあるので、判断が難しいですね・・・(苦し紛れ・・・)。


でも、このころのスティーリー・ダン、好きです。

アルバム「AJA」もそうですが、一流のセッション・ミュージシャンを集めて作っているので、聴き所満載のアルバムです。


アルバム「GAUCHO」の最後の曲、「THIRD WORLD MAN」が好きです。

ジョー・サンプルの印象的なイントロ、

ラリー・カールトンのギター・ソロ、

スティーブ・ガッドのアクセントの効いたドラム、

ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーには申し訳ないのですが、ワタクシ、ついつい歌よりもそちらに惹かれてしまいます。



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ONE MAN BAND(第113段)

2008年05月12日 22時22分08秒 | なんとなくの音楽
いつもより早く帰宅できたので、ゆったりと音楽を聴いています。

ジェイムス・テイラー「ONE MAN BAND」。

ジェイムス・テイラーのギターとヴォーカル、ラリー・ゴールディングスのキーボードによる二人だけの編成。

でも、その二人の奏でる音には、深みがあって、かつ、二人だけとは思えない厚みがあります。

ライブ・アルバムだけど、DVDが付いていて、「映像付き」(DVD)と「映像なし」(CD)で同じステージを楽しめます。


10年以上も前の話ですが、当時、英会話を習っていて、その時、アメリカ人の先生から借りたCDの中に、ジェイムス・テイラーの「NEVER DIE YOUNG」がありました。

なんかさわやかで、一聴すると聞き流してしまいそうでいて、それでいて不思議と印象に残る曲ばかりでした。

それ以来のジェイムス・テイラーのファン。

以前、彼のバンドのメンバーの中にいたピアニストのドン・グロルニックが好きだったこともファンになった理由のひとつです。


(わからん人にしかわからん説明ですね・・・)


ま、たまにはこんなのを聴くのでした。


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そんなに違う?(第110段)

2008年05月06日 20時36分30秒 | なんとなくの音楽
定期的に買っている雑誌「CDジャーナル」の新譜情報を見ておりましたら、

SHM-CDというCDが出回っていることを今さらながら知りました。

ユニバーサルのHPを見てみますれば・・・、

えーと、えーと・・・、

要は新しい手法で音が良くなったCD、ということでありまして・・・(恥)、

現在は旧譜のリマスター盤が発売されていて、アマゾンでは、すでに品切れで、プレミアがついている盤もあるようです。


そんなに音がいいのかしら?

で、買ってみました。


新宿のディスク・ユニオンで、マイルス・デイビスの「クッキン」を購入。

値段は2,800円と、今どきの旧譜の再発盤にしては、ややお高め。

(うわあ、アマゾンじゃ中古品が8,800円ですよ! ※平成20年5月6日現在)

で、自宅へ持ち帰り、すでに持っていた輸入盤の「クッキン」と聴き比べてみました。


ちなみに自宅のわがオーディオは、

CDプレイヤー: デノン DCD-1650AE

プリメインアンプ: パイオニア A-A9

スピーカー: ダリ メヌエットⅡ

まあ、音の違いを確かめるには遜色ないシステムと思っております。

(※このシステム、狭い我が家にも置けるようにと、ダリのメヌエットⅡを最初に決めて、メヌエット中心に組みました。

パイオニアのA-A9は、原音に対しナチュラルに音が出てくる感じがし、聴き疲れしません。

デノンのDCD-1650AEは低音から中域のエネルギー感が気に入っています。

感じ方は、人それぞれだと思いますが・・・

ちなみにピアノ・トリオのジャズや、バロックの古楽ものをよく聴きます)


さて、二つのCDを取り出し、代わる代わる聴いてみました。


♪♪♪(まずはいつ買ったか忘れたぐらい前の輸入盤にして、かつ廉価盤の「クッキン」)

♪♪♪(で、今回買ったSHM-CDの「クッキン」)


さて、ワタクシの感想は・・・、


そんなに変わらない・・・・・・・・(汗)。


すみません・・・、それほど劇的な違いは感じませんでした。


まあ、高音はいくらかクリアになったでしょうか。

フィリー・ジョーのシンバルがピシピシ聴こえ、

ポール・チェンバースのベースがくっきり聴こえてはいます。

でも、これまで聴いていた廉価盤のCDが、もう聴くに耐えない、というほどに違うわけでもありません。

(ワタクシ、別にオーディオ評論家でもなんでもない、一シロートですから、もちろん感じ方は聴く方それぞれに違うと思います)

うーん・・・、2,800円という価格を考えると、まあ、改めて買いなおすこともないかな、と、シロートのおじさんは感じたのでありました。


JAZZだけじゃなく、ロックやクラシックも出ているようなので、そちらはもっとはっきりした違いがあるのかもしれません。

それに、数量が限定されていて、一部のアルバムは、アマゾンでは、すでにプレミア化している現実は、あまり好ましい現象ではないですね。

そんなわけで、ただいまは、廉価盤の「クッキン」の「TUNE-UP/WHEN LIGHTS ARE LOW」を聴いています。


あ、そうそう! SHM-CDでは、1曲目の「MY FUNNY・・・」が終わった後、マラソン・セッションらしく、レッド・ガーランドのイントロについて指示するマイルスの声が聴けます。

(廉価盤はカットされていました)


まだ、未練ありげに聴き比べておりますが・・・、

まあ、SHM-CDの方が好みかな、という気はします。



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シューリ・ルゥ(第80段)

2008年02月24日 21時28分26秒 | なんとなくの音楽
今さらながら、アルバム「ケルティック・ウーマン」を買いました。


4年前のアルバムですね。


このアルバムで有名な曲といえば、「You Raise Me Up」。

言わずと知れた、トリノ五輪で、荒川静香が金メダルを獲った時に、エキジビジョンのバックで流れていた曲です。


でも、私が好きなのは、「ユー・レイズ・・・」よりも「シューリ・ルゥ」という曲。

この1曲のために買った、といっても過言ではないほど好きな曲です。

シンプルなメロディなのに、オーラの歌声の素晴らしさと、そのメロディの美しさに、何度も何度も聴き返しております。

ヴィジュアル的にはクロエのほうが好きですが・・・。
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おじさんのための歌(第47段)

2007年11月11日 23時46分35秒 | なんとなくの音楽
なんとなく、ぼんやりとテレビ東京の「みゅーじん」という番組を見ていました。

知らず知らず、その日の番組の主役だった佐藤竹善(シング・ライク・トーキング)と一緒に、懐かしのカバー曲を歌っておりました。


あまり熱心なファンではないので知らなかったけれど、竹善さん、ほぼ同い年です。

いいですねえ、竹善さんの歌う昔のカバー曲・・・。


こういう歳になると、若い子の歌う歌って、あまりなじまないのですよ。

自分より若い子から

「無理しなくていいよ」とか

「もっと素直になってもいいじゃない」

(歌詞はまったくの想像です。似ている歌詞があったら、ごめんなさい。その人を指して言っているわけではないです)

なんて歌われても、なんかこっぱずかしくなりましてね・・・。

(「年下の子から励まされてもねえ・・・」)

ひねくれたおじさんは、素直に受け止められません。


じゃあ、何を聴くのかと申しますと・・・。


ジャズが好きなので、そんな折に聴く音楽は、ジャズのジャンルにもありました。


パット・メセニー 「Más Allá(Beyond)」

(アルバム「ファースト・サークル」より)


「もっとむこうに」という邦題がついています。

今、あらためて聴いていると、なんか辛かった時期のことがかすかに思い出されました。

スペイン語なのかな?歌詞なんかわからないけれど、ペドロ・アズナールの歌声がいいのですよ。

というわけで、こういう曲を聴いて、おじさんは自分の悲しみを癒してきました。
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ジャズを聴きに(第38段)

2007年10月21日 17時15分04秒 | なんとなくの音楽
丸の内の「コットン・クラブ」におります。

ジャズ・ピアニスト、フィリップ・セスのライブに来ております。

コットン・クラブは初めてなので、いささか緊張しました。どんな雰囲気かわからないので、ラフな格好は避け、ネクタイこそ締めませんが、ジャケット・パンツといったいでたちで挑みます。

(別に挑むこともないのですが・・・)

ブルー・ノート東京のような感じの所を想像していましたが、ブルー・ノート東京よりさらに大人の雰囲気のライブ・ハウスとお見受けしました。

広さもブルー・ノート東京より小さめ。コージーな雰囲気で、よりミュージシャンを身近に感じることができます。


お腹が空いていましたが、ちと値段が高めなので、比較的値段のやさしめのものを頼みました。

ガージェリー・エステラ 1,000円

初めて飲むビールでした。おいしくて飲みやすいです。おかわりしました。

パンの盛り合わせ 500円

もちもちしたパンが数種類

チーズ1種類 800円

フレッシュ、ブルー、ウォッシュ、シェーブルなどから選べます。ブルーを頼みました。フロム・ダンベールだったかな?

これに消費税とサービス料が乗っかってたように思います。お勘定は3,000円台でした。


一人で行ったのですが、たまたま一番前の席が空いていて、かぶりつき状態。

ベーシストのクリス・ミン・ドーキーをまん前で見ることができました。

気に入ったミュージシャンが来たら、また行きたいですね。

東京駅丸の内口のまん前、東京ビルの2階です。
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ジョニ・ミッチェル「シャイン」(第31段)

2007年09月30日 22時37分07秒 | なんとなくの音楽
ジョニ・ミッチェルの新譜「シャイン」を聴きました。

一時は引退を発表した彼女。それだけに5年ぶりの、この新譜は、落胆していたファンにとっては嬉しい限りです。


前作までは、必ず、といっていいほど起用してきたサックス奏者、ウェイン・ショーターを外し、代わりのサックス奏者として、ボブ・シェパードを招き入れています。

ほかはドラムにブライアン・ブレイド、

ベースにラリー・クライン、

スティール・ギターにグレッグ・レイツ、

曲によっては、彼女自身がすべての楽器を担当し、以前と変わらず名手で脇を固めた小編成によるアルバムとなっております。


個人的には、1曲目の「ONE WEEK LAST SUMMER」と最後の「IF」が好きですね。

1曲目のジョニ自身によるピアノの旋律がとてもいいです。




↓地球環境保護にご協力下さい。興味のある方はこちらで検索できます。「ジョニ・ミッチェル シャイン」で検索してみては?


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