ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

「秋の夜の会話」・・・?

2009-11-18 20:47:42 | Weblog
昨夜、冷たい雨の中、息子がヒョッコリやって来ました!
一応独立して近くで生活しているのですが、めったに帰って来ないので食生活などどうしているやら、母としては帰って来た時ぐらい手料理で・・・と思い、いつもドタバタとあれもこれもと、たいしたお料理でもないのに量だけはたくさんテーブルに並べ、「田舎のおばあちゃんじゃないんだからさ!」と苦笑されております・・・。

「寒いね・・・」
「ああ、寒いね・・・」と会話しながら、「ちょっと、これじゃ草野心平だね・・・」と可笑しくなりました。

息子がドサッと一冊のアルバムを取り出し、見せてくれたのが「滝」の写真(前回よりさらに増えていました)!!
いつの間にかすっかり滝の魅力にはまっているらしく、会社の休日には、カメラを担いで各地の名漠を訪ね歩いているらしいのです。 なるべく早朝現地に着くようにしているそうで、どの写真も静謐な・・・と言えばいいのか、水の流れの白さ、滝壷の深い緑が美しく心洗われるようで、親ばか丸出しで「凄い!・・・凄いね!」を連発し、また苦笑されました!
まあ、写真の技術はさておき、一枚一枚を眺めながら、息子があれこれ熱く語る言葉に耳を傾けていると、彼がまだ幼い頃に一緒に眺めた「滝」や山の風景がこんなふうに心の中に生きていたんだなあ・・・と、しみじみ嬉しくなりました!
また、小さい頃夢中で「恐竜」のこと「魚」のこと話していたのと、基本的にはあんまり変わっていないのが、可笑しいですね・・・(笑)。
まだまだ、夢を追い続けているんだよね。
まあ、母も未だ旅の途中でありますし・・・この脳天気な親子の先はどうなるのかしらん?

息子君は、夜明けに出発して静岡の「白糸の滝」に向かうそうで、「滝の魅力にはまるのはいいけれど、滝壷にははまらないでね~!」と見送りました・・・

一夜明けて、今日は朝からきれいな青空が広がって、散歩しながら公園の紅葉を眺めつつ、「今頃おにいちゃんは写真撮ってるのかしらねえ・・・」とレオンと話しておりました。





馬頭琴四重奏、再び!

2009-11-15 21:56:22 | Weblog
穏やかな温かな一日になりました

今日は二年ぶりに埼玉県・ときがわ町で「馬頭琴四重奏」のコンサートが開かれました!
二年前に「モンゴルの母子医療センターを援助したい!」という、知人の馬頭琴奏者バトエルデネさんのお声掛けに賛同し取り組んだコンサート。当日はたくさんの皆さまのご協力をいただき、会場いっぱいのお客さまに彼らの演奏を聴いていただくことができました!
そして再び彼らが企画した「日本縦断のチャリティ-コンサート」に、今回はときがわ町がファミリーコンサートとして取り組んでくださったのです!
バトエルデネさんたちは「前回のコンサートの収益金で医療器具を寄付することができました」という報告と御礼の写真パネルもロビーに掲示して、今日来場されなかった皆さんにも「感謝の気持ちを届けたい」とおっしゃっていました。

朝、飯能のホテルに皆さんをお迎えに行き(久しぶりにお会いするオユンガさん、ムングンさんもちっとお変わりなく、嬉しい再会でした!)、一路ときがわ町へ。
七五三や秋の市民祭りなどの行事と重なったり、インフルエンザの影響もあって、どれだけの皆さんに来ていただけるかと心配でしたが、開場前から人が並び、ほぼ満席に近いお客さまが来てくださって、ほっと胸を撫で下ろしました!!

プログラムもモンゴルの民謡、伝承曲、現代曲の他、ピアソラの「リベルタンゴ」、福田蘭堂の曲なども演奏されて、素晴らしい音色が会場いっぱいに響き渡り、本当に密度の濃い二時間のコンサートでした!!
私も、今回はオユンガさんの演奏にのせてモンゴル民話「スーホの白い馬」を語らせていただきました・・・。

晩秋の一日、年末に向かう忙しい時期ですが、観客の皆さんがゆったりのんびり、広々とした草原の響きを満喫していただけたなら嬉しいことだなあと思いました。

そして、明日からまた札幌、千葉・・・と各地を廻られるバトエルデネさんたち、どうぞお体に気をつけて各地に温かな風を届けてくださいね!














親子でのんびり♪

2009-11-14 21:45:58 | Weblog
午前中、入間市内のT保育園の鑑賞会でした。
保護者会の主催で「おはなしの森」の公演。 地域の公民館のホールに100人程の親子の皆さんが参加してくれました!
今日はお父さんたちの参加も多くて、嬉しいことだな~と思いました!
3才児の年少さんも一緒に聴いてくれたのですが、笑ったり恐がったり、お話の世界に入り込んでくれている様子、本当に可愛かったです!
園長先生も「子どもたちの聴く力を育てたい」とおっしゃってくださいましたが、耳で聴いて「想像する」ということが少なくなっている今、私も小さな人たちの「想像力」をいっぱい使ってもらえるような舞台を、もっともっと届けていきたいなと思います。
「想像力」「創造力」こそ「生きる力」になる!と信じて!!
園長先生はじめ、保護者会の皆さま、楽しい時間をありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしています


馬頭琴コンサート・ツアー♪

2009-11-12 21:38:15 | Weblog
朝から車を走らせ、9時八王子に集合。 マイクロバスに乗り込んで、甲府に向かいました!
八王子の知人が、故郷山梨で企画した「馬頭琴コンサート・ツアー」に同行したのです。
二年前に私もときがわ町と飯能市で取り組んだ「馬頭琴四重奏チャリティ-コンサート」ですが、この秋もバトエルデネさんとお仲間たちが、再び日本縦断のコンサートを行っているのです。

昨日の激しい雨も上がり、中央高速を走るバスの車窓から燃えるような紅葉の山々の景色を眺めながら、あっという間に甲府に着きました。
まずは、山梨県立美術館に立ち寄り、ミレーの作品はじめ、山梨県出身の画家たちの日本画、版画などゆっくりと鑑賞しました。美術館の敷地内の木々も鮮やかに色付いていて、雲が湧く周りの山々の景色まるごと、そのまま絵画のようでした!
ミレーの作品も「種をまく人」など、あまりにも有名で知った気になっていましたが、ミレーが絵に込めた思い・・・「何が本当に価値あるものか」と改めて問い掛けられているような気持ちになりました・・・。

昼近く、美術館を出てコンサート会場に移動。
今日は小さなフレンチレストランのサロンコンサートということで・・・。
バスの窓から街並みを見ながら・・・「あれれ、この風景知ってるゾ!!」
レストランはこの夏の銀河工房さん主催の公演の時にとおった場所。私たちが果物や野菜を買い込んだ直売所もすぐそばにあって、ビックリでした!

今日のコンサートはバトエルデネさんの馬頭琴と、ボロルマーさんのチェロ。お二人だけの演奏でしたが、二年ぶりに聴く音色・・・やはり素晴らしかったです!! 大きな窓を背にして座られた二人。窓から見える広い庭の、大きなケヤキの木から金色の木の葉がチラチラと風に舞って、風景と共に音色が一層心に沁み入るようでした。
最後に馬頭琴で奏でた「五木の子守唄」、すすり泣くような、歌うような音色で、胸がじんと熱くなりました・・・!
参加者の皆さんも、秋の一日を存分に楽しまれたようでした。

バトさんたちは、明日は八王子市芸術文化会館いちょうホールで公演。
今月29日まで、日本各地を廻ります。
そして、15日(日)、二年ぶりにときがわ町の「アスピアたまがわ」で公演することになっています! 
一昨年の秋、こころ座が個人的に取り組んだ「馬頭琴四重奏チャリティ-コンサート」、本当にたくさんの皆さんの力をいただいて温かな素晴らしいコンサートになったのですが、今年はときがわ町が「ファミリーコンサート」として取り組んでくださることになったのです!
私も、また司会とモンゴル民話の語りを務めさせていただきます。
馬頭琴3台とチェロによる四重奏。今年もきっと温かな素晴らしいコンサートになると信じています!
是非、たくさんの皆さんにご来場いただけますように!!

  ~草原の風を運ぶ~「馬頭琴四重奏コンサート」

      11月15日(日)  午後2時30分 開演

         ときがわ町文化センター  アスピアたまがわ

      料金: おとな  1000円  高校生以下 500円

       お問合せ・お申込み  ときがわ町教育委員会 0493-65-2656
                  アスピアたまがわ   0493-65-4858






ああ、高校三年生♪

2009-11-09 20:00:31 | Weblog
小春日和の一日。

今日は、地元、日高市内の県立高校で公演でした。
2月に坂戸での公演を観てくださった先生から、是非「だいじょうぶ」のメーセージも届けて欲しいとご依頼をいただき、高校生だけに観ていただくのは初めての経験だったので、ドキドキワクワクしながらお邪魔しました!

会場になる視聴覚室は、校舎の4階! しかもエレべーター無し!! 肉体労働派女優の私たち3人も、さすがに、くじけそうに(笑)なりましたが、先生方がご一緒にお手伝いしてくれて、無事に準備完了。
今日の演目は、あれこれ考えた末、思い切って「昔ばなし」と「童話」を選びました。
さて、高校生の皆さんがどんなふうに受け止めてくれるのだろう・・・?と不安も半分で開演を迎えました。
三年生の学年行事ということで、100人程の生徒さんが会場いっぱい、びっしりと!!わあ、さすがに高校生!!大きいなあ~~!(当たり前ですね
でも、いつものように「おはなしきかせて」の歌で始まり、お話を聴いてもらっているうちに、笑い声が起きたり、また涙を拭いている人もいたり、みんなとっても真剣で素直で
、やっぱり「高校生たちも同じなんだなあ」と、嬉しくなり、ちょっと胸が熱くなりました!  最後に「だいじょうぶ」も聴いてもらいました。 就職活動、受験と、それぞれ大変な時期。いよいよ大人の世界に向かう皆さんに、迷いながらでも精いっぱい歩いて
行って欲しいと願いながら・・・!!

終演後、担当の先生方から、「生徒たちがとても喜んでいた!」とすぐに届いたアンケートも見せていただきました。また改めて送ってくださるということで、とても楽しみです!
搬出後、先生方と、照れながらも参加してくれた数名の三年生の皆さんと記念写真!
「全国に思いを届けてくださいね!」と励ましの言葉もいただき、嬉しかったです!
三年生の皆さん、先生方、今日は本当にありがとうございました!!