ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

「紅茶の時間in 川越」♪

2009-11-06 21:49:46 | Weblog
川越の「ジュンコさん」が、10年ほど前から月に一度、金曜日にご自宅をオープンハウスにして取り組んでいる「紅茶の時間」に本当に久しぶりに参加しました! 
私は、最初の頃にお邪魔して以来、ほとんど10年ぶりですね!
そのジュンコさんとの出会いはそのまた2年ほど前。 埼玉県内の子ども芸術祭でこころ座の「語り」に取り組んでくださったことがきっかけでした・・・!

「紅茶の時間」はカフェではなく(笑)、子育てのこと、地球のこと、いろんなことをおしゃべりできる時間・・・地域の中で皆が「人」や「命」やいろんなことを考え合い、話し合える温かな居場所なのです。 石川県に住む水野スウさんという女性が始められて、そのことに共鳴したジュンコさんが、川越でも!と開いた集まりなのです(こんな説明では足りないですね!ごめんなさい!)
私は、なかなか参加できませんでしたが、いつも届けられる「紅茶便り」を楽しみに読んでいます。素敵な本の話題から、素敵な人たちのこと、そしてジュンコさんの日々の実感が手書きの文字でびっしりと書かれた温かな「便り」なのです
時々、「お招き紅茶」というさまざまなジャンルのゲストをお招きしての時間もあって、今日は私のパーチメントの先生でもあるMさんがゲストでした!

Mさんは自称「魔女」(妖精・笑?)だけあって、豊かな経験と深い知識で本当に色々なことを教えて(魔法にかけて)くださる先輩です。 
ジュンコさんが十数年前、当時新聞に掲載されていたMさんの「子どもの文化」についての記事を読み、北海道まで訪ねていったことがきっかけでお付き合いが始まり、そのことが巡り巡って・・・私もお知り合いになったのです! ここでも、繋がりの不思議さをつくつ゛く思わされたのですが・・・集まった皆さんの中には「映画・水になった村」の製作に関わっていたYさん(Qちゃん)もいて、Mさんとは昔からの知り合いだったそうで・・・。そしてまた、10年前に上尾市で「幻燈会」に取り組んでくださったNさんとも感動の再会!! 「わーっ!どうしてこう皆グルグルつながってるんでしょう!!」と驚きでした!


Mさんの今日のお話も,前半はMさんの分身、「80歳になった時」を想像して作られた人形“与野さん”から、「青踏」の言葉がちらりと飛び出したり、「塩野七生」さんの著書のこと、そして昔ばなしの語りを聞かせてもらい大笑いでした。
また、北海道に住んでいらした頃「アイヌ民族博物館」の理事長として、国連の「先住民年」のお仕事で7年ほどフィンランドに通われていた時のお話、またその頃同時に関わっていた北欧やカナダの児童文化のことなど、そして、お能の世界にまで話は及び・・・この日記にいっぺんには書ききれないほど、本当に盛りだくさんのお話で、興味深く楽しく聴かせていただきました! 信念を持って立っていらっしゃる素敵な方です!
フィンランドでのクリスマスの時には、ロバニエミのサンタランドで、世界中から届けられるサンタクロース宛ての手紙の山を小人さんの衣装を着て「翻訳」(日本担当)するボランティアをされていたそうで、参加されていた若いお母さんは、「絵本でよんでいたとおりの世界なんですね!!」と感激していました(笑)!

お話の後、皆からのMさんへのプレゼントは「魔女のほうき」! Nさんが必死であちこち探し回ってやっと見つけたそうで、柄の曲がり具合、色合いも魔女にふさわしいものでした{笑)!
大喜びでほうきにまたがるMさんの写真は撮れませんでしたが(門外不出?)、皆さんとの記念写真を!
こんなことで盛り上がれる「変な大人たち」って、ホントに素敵!!・・・と思う私は変?

その後、持ち寄りランチタイム、そして「放課後・紅茶」まで、ゆっくりと味わって、皆
さんとのお話もたっぷり楽しむことができました。

「出会い」は不思議!そして輪になって繋がることは本当に素晴らしい!! 
だからこそ、やっぱり一人一人が、「大切に思うこと」の種を少しずつでも蒔き続けることが大事なんだって、また改めて思った今日でした。
そして、あったかい笑顔で人と人をゆるやかに結び続けているジュンコさんの「紅茶」に感謝です