LapChart/TimeGap @ 2010 Suzuka

鈴鹿GPのデータを基に川井一仁さんがF1GP ニュースで公開しているLapChartとTimeGapを自作してみました。

左がLapCart、右がTimeGapです。

LapChartはラインが重なって見づらいので3D化している以外は川井さんが作成しているグラフとほとんど一緒です。次のステップは作成の自動化、オリジナリティの追加はその後ですね。

作成で一番つらいのは皆様ご想像の通り、pdfから全車のlap timeを取り出してExcelに載せるまで。pdfから取り出したテキストがEUC形式だったのでSHIFT-JISに変換したり、変換したテキストから必要な部分だけを取り出してcsvにするperlのスクリプトを書いたら周回遅れの表示に手こずったりして作成時間の2/3を費やしました。

作成したcsvをExcelに転送するところまで来れば、残る問題は1/1000秒単位の時間データをどう取り扱うか、と計算フローです。1/1000秒の取り扱いは以前にレースシミュレータを作成した時の経験が活かせましたが、TimeGapの計算フロー、特に特にラップリーダーの検索とGapの算出は厄介ですね。でも、ここさえわかればゴールは目の前です。

以上で所要時間は1日でした。perlとExcelの処理に手慣れていればもう少し速く完成できると思います。秋の夜長の楽しみにいかがでしょうか?

2010.10.13 全員のデータを表示した画像に差し替えました。LapTimeは部分拡大しています。

2010.10.16 Gapの算出方法が間違っていたので修正しました。ついでにLapChartは上下反転にして川井さんのグラフと方向を揃えました。

twitterの新GUIとGoogle Chrome

鈴鹿GP開催直前にtwitterの新GUIを使用できるようになりました。

2時間程度で使い方はつかめたのですが、#f1jpなどの更新の激しいハッシュタグをIE8でトレースするとPCの動作が重くなります。で、いろいろと検索してみると新GUIはJavascriptを多用しているのでIE8の様なJavascriptの処理が不得意なブラウザでは表示が追いつかなくなることが判明しました。

そこでIE9 beta、Google Chrome(betaを試しました。

どちらもJavaScript処理を高速化したことを謳っているだけあってタイムラインをさかのぼったときのスクロールはスムーズにこなしてくれます、てゆうかスクロールさせた直後に表示がどばっと来るのでついつい読み進んでしまう無間地獄状態です(^_^;)

IE9 Betaは以下の問題があります。

• twreetが2行になるとカーソルを1行目に移動できない
• webからblogなどに書き込みをするときの行単位移動が怪しい
• タイムライン表示中にChromeよりPCが高負荷になる

なお、GoogleChromeを使用する場合、F1 live timingで使用するJREはChrome用に改めてインストールする必要はありません。また、Adobe Flashは常時最新版をバンドルしているのでその辺も大丈夫です。

IE9Beta、GoogleChrome共通で困ることと言えば、ブックマークから移動するのではなく過去の履歴からジャンプする事に主眼を置いている事、お気に入り/ブックマークボタンが右上に移動したのでIE7/8と併用するのはつらい、という程度。シンプルな表示と圧倒的な動作速度に慣れてしまえば天国です。

ということで午後の鈴鹿決勝はGoogle Chromeでtweet観戦します。IE9正式版での巻きか返しに期待します。

追伸・FireFoxはFlashのプラグインを別途にインストールしないといけないし、ルックフィールが1世代遅れている感があったこと、Safariは時間の制約で試してません、ごめんなさい。