存在しないことの証明

めっちゃくちゃ難しい問題です、これ。

たとえば運転免許の更新で書類を提出することを考えてください。最近は更新する免許証のコピーを添付して名前を書けば済むんですが、それでも申請書類に間違いがない事を証明するのは難しいです(^_^;)

更新対象の免許証の真贋、手続きに来た人と免許証の所有者が同一人物であることの確認、氏名、住所、本籍の綴り、違反歴と受講コースの対応、持ち込まれた写真と本人の照合、有効期限と更新時期の対応、所有する運転免許資格の内容・・・考えただけでもこれだけの項目があって、全組み合わせに間違いがない事をどうやって証明するか?

第三者レビューを採用してもレビュワーに検証する意識がないとザルになる。チェックシートを採用しても"×が無ければオッケー"の意識でチェックされると意味が無くなる。イマドキはネットで資料を公開してチェック結果と対象をつきあわせる手もあるけど、結局人の眼と手でやっているから話は元に戻る。

ということで品質のトヨタさんが例の<暴走問題>にどう対処するかに注目です。