今回は製品のインプレッションをお届けしていますが、写真データを保存、補正に使用していたNASにトラブルが出た関係で写真を用意できません。後日改めて掲載します。
と写真が用意できないという致命的な状況にあっても紹介したくなるほどお気に入りのアイテムがXperia tabletです。基本性能はSonyStoreでご確認を。
実のところ、Xperia tabletには対抗馬がいました。言わずと知れた新型iPadです。高解像度のディスプレイとiTunesStoreに収蔵された多数のアプリを従えた今一番スマートなデバイスです。そでも何故、敢えてXperia tabletを選択したのか?
答えはいくつかあります。
- BRAVIA、HDDレコーダーを専用リモコンアプリでコントロールできる
- tabletのアイコンをタップするだけでスマートホンのXperiaとテザリングが成立する
- 冬モデルのtsubasaが出る前にAndroidに慣れておきたかった
- ついでにSkyDriveとGoogleDriveの状況も確認したかった
- HDDレコーダーの録画を視聴できる(対応機種は2011年以降発売の機種)
- iPadの噂が出る度に登場する<次はIGZO液晶搭載だよ祭り>にあきた
で、買ってみたワケです、試したワケです、感動したって次第なんです。
まずはリモコン。これが地味に凄い。自宅のSONY製品がtabletのアイコンをタップするだけで操作できるって状況はじわじわと感動を呼びます。BRAVIAのF1中継画面とtiming appを同時に確認しながら音量を調整、HDDレコーダーの状態を確認、これらをtabletから手を離すこと無くスムーズに出来た瞬間、欲しかったのはこれだったんだなぁ、と実感しました。
液晶の表示も文句なしに美しい。カラーマネジメントツールでキャリプレーションが出来るようになれば言うこと無しですが、それは高望みですね。
問題は使い勝手。充電はデスクサイドに設置したクレイドルにセット、持ち運ぶときはキャリングケースを装着する、というのが今の使い方なんですが、キャリングケースの脱着が意外と面倒。割り切ってキャリングケースを使わない、と決断すれば楽なんですが、貧乏性のClearにはしばらくそういう決断は出来そうに無いです。
もう一つの問題は取り外し式のコネクタカバー。こちらが本体購入時についてくるコネクタカバーを装着した状態です。
基本、この状態で防水仕様は達成できています。充電、またはPCと接続するときはカバーを外してケーブルを接続する、またはクレイドルと接続するコネクタを装着します。
こちらがクレイドルと接続するコネクタカバーを装着した状態です。電極部分は一段掘った位置にあるので接点保護はokで、装着にもむりが ないので問題ななさげに見えますが、実は、このカバーが割と簡単に外れるので困ります。しかも、サイズが小さくて軽いので落としても音がしないので気づきません。
また、カバーの裏側を見ると、標準のコネクタカバーにはゴムシールが張られているに、クレイドルと接続する時に使用するコネクタスカバーにはゴムシールは張られていません。
ということは、キッチンにXperia tabletを持ち込んでレシピを確認しながら料理をする、という使い方をする時は標準のコネクタカバーをセット、充電する場合はコネクタカバーを外してケーブル接続する、またはクレイドル用コネクタカバーをセットしないとマズイってことです。これは結構面倒です。
充電は無接触式に変更し、PCとの接続はNFCで対応して欲しいと、切に願います。
ソニー Xperia Tablet WiFi Sシリーズ SGPT121 メモリ16GB SGPT121JP/S 価格:(税込) 発売日:2012-09-15 |
追伸・2012/11/2 写真を追加して文章を修正しました。NASは無事に復旧できました。ありがとうございます。
追伸2・2012/10/22か本体の防水処理について無償修理が始まっています。お持ちの方は確認とご連絡を。