DolphinKnight

Canon EOS-1とEF400mm F2.8LでBlueとThunderBrdsを追いかける日を夢見て

老舗PCメーカーの衰退を考える

2009-10-30 23:02:00 | デジタル・インターネット

なにかと堅いと評されることの多いDolphinKnight、その評価を一段と高める・・・ことは回避したいと考えてやってみた。

前置きはここまで。

今年上半期にもっとも注目されたPCメーカーはSONYなんだそうな。年明けの超小型VAIO typeP、Windows7直前の超薄型VAIO Xとき極めて攻撃的な製品をリリースすれば当然です。PC売り場でVAIOの販売応援に来ているおにいちゃん、おねぇちゃん達も手応えを感じているんでしょうね、いつ話しかけても笑顔、笑顔で対応してくれますもん。

それとは全く逆なのが老舗PCメーカー。客が商品に近づいてキーボードに手を伸ばしているのに販売員同士で世間話を継続・・・弾幕薄すぎです。まぁ、ネット通販で買う客が現物を見に来たと判断していたのかもしれませんが。

では、SONYが注目を集めている理由は何か?

それは、SONYとPCメーカー間ではPCという商品の立ち位置に違いがあるから、と言えます。

老舗PCメーカーのほとんどは企業向けに会計、勤務管理等のIT系サービスもやってます、てゆうかそっちが本業。だからPCはITサービスの器として考えるのが自然です。でもそういう背景で企画されたPCからネット経由でHDDレコーダーの動画を見ようとしたら、添付電子マニュアルの中から該当する項目の説明を探し出して対応ソフトをインストールして設定して・・・これは高度なスキルを要求されますよぉ (^^;

一方、SONYはAUDIO/VISUALが本業ですからHDDレコーダー、デジカメは自前で持ってます。これが武器になります。録画した番組、写真を液晶テレビ/PC/PSP/Walkmanのどれでも見れる環境は用意してあるから、PCはデータサーバーにするのって便利くない?、という提案が出来るわけです。

VAIO 505で始まった銀パソの流れにきちんと対応しなかったツケは想像以上に重くのしかかってます・・・打開策はあるのか?