☆GREEN HEART☆

漫画と本と国府津があれば生きていけるかもしれない「ことは」のブログ。
はじめましての方は「自己紹介」をどうぞ!

黒と茶の幻想 文庫化への道。+

2006-03-06 | ■日常
恩田陸さん『黒と茶の幻想』・・・。果たして、いつ文庫化するのか・・。
結局、3月には出ない・・?3月新刊情報にはとりあえず載ってなかった模様。
恩田陸オンラインさんによれば、4月の可能性も・・。
文庫化の噂が出ては消え~出ては消え~いつまで待てばいいのやら・・(泣)

もいっこ悲しい話。
駒大苫小牧が3日、選抜高校野球大会の出場辞退を表明。
何も言うまい・・。
今年の春は何を楽しみに生きればいいのか・・・!
旭川実業頑張れ。

漫画。

2006-03-06 | ■漫画
最近読んだ漫画一気に。単なるメモ程度の感想。

●ささだあすかさん「パジャマでごろん」全3巻。
大学生夫婦のお話。ゆる~い感じで、二人の生活が書かれています。ささだ作品は、雰囲気が好きです。「三日月パン」も好き。
ドキドキハラハラはしません。「生活」を愛する人はどうぞ。

●樋野まつりさん「ヴァンパイア騎士」1~2巻。
なぜか「とらわれの身の上」から全部持ってる樋野作品。
その名の通り、ヴァンパイアのお話。昼は普通科の生徒が夜はヴァンパイアの生徒が通う学校が舞台。今までの樋野作品の中では、わりとシリアスな感じ。
血、血、血。今書いてるだけでも震えるほど、血が苦手なのにどうして読んでしまったのか。。
絵が豪華です。書くのに時間かかりそう。。
ゴスロリor美男子orホスト(?!)が好きな人はどうぞ。

●北浜かぶとさん原作・みなづき忍さん作画「フル・コン」1~3巻
弟が買ってきたので便乗して。
好きな子に「強い人が好き」と言われ、空手をやり始める男の子の修行物語。
絵もキレイで面白いです。が、空手に興味なかったらそんなに面白くないかも。。
空手上達の秘訣(?)とかが知りたい人はどうぞ。

●西森博之さん「道士郎でござる」全8巻。
好きな漫画ベスト10にはいる「今日から俺は!!」を書いた人の作品。
基本的に暴力系漫画はキライですが、これは別です。
とにかくお腹がよじれるほど笑えます。笑い死にするならこの漫画で。
道士郎~は、武士をこよなく愛する、アメリカからやってきた日本人の話。
いろいろ勘違いしまくって、何をするにも「武士だからでござる」とかいいます。
素敵です。

北村薫さん『空飛ぶ馬』読破。

2006-03-04 | ■か行の作家
北村薫さん『空飛ぶ馬』とは
「夢に出てくる人がいるんです。でも、私はその人物に会ったことがないんですよ。全く知らない人。でも、その後、その人物が自分の前に現れたんです。」
「あの女の子たち。砂糖をいれてるんですよ。紅茶に。3人で順番に、一杯二杯三杯・・・七杯八杯・・・おかしいでしょう?なぜそんなに意地になって砂糖をいれてるんですかね。」
「えっ車に鍵をさしたままにしちゃったんですか?!大丈夫?盗難にあってなきゃいいですが・・。盗まれてた?何が?えっシートカバーですか・・?なんでそんなものが盗まれてるんでしょう・・」
ふとしたきっかけで、落語家「春桜亭円紫」と知り合いになった「私」。私たちの日常にひそむ些細で不可思議な謎が、二人の手によって明らかになっていく・・。

円紫さんと私シリーズの一作目。よくわからない説明になってしまった。
落語家の「円紫さん」が、女子大生の「私」の身の回りに起きた些細な謎を解いていきます。人が死なない、刑事が介入しない、犯人が逮捕されない推理小説。ホントの謎は、私たちの身の回りにたくさんころがっているのです。。というお話。
なんとなく心温まるようなお話や、人間の底眠っているマイナスの感情のお話などなど。
続編『夜の蝉』も読みましたが、毎回本当にたいしたことない、そのまま気づかずに通り過ぎてしまいそうなことを、題材にしてます。面白い。
「空飛ぶ馬」がすごく好きです。「砂糖合戦」は怖いですね。女の底意地の悪さをみた!「赤頭巾」は苦手なジャンル(男と女のどろどろ話?)でした。

落語好き&大学生が主人公なのでなんとなく親近感が・・。この本を読んで、去年迷ったけどやめた歌舞伎・浄瑠璃関係の授業をとろうと思いました。ちなみに「笑点」が大好きなので、無意識に「円紫さん」を「圓楽さん」と読んでしまいます(笑)
劇的なドラマを求める人には、向いてません。あと落語がきらいな人は、途中落語関係の話が結構はいるので、読むのが微妙につらいかなと思います。

あぁ。勘違い。

2006-03-03 | ■日常
勘違いして覚えていることが、時々あります。
今日(3/2)は本を読んでないので、そんな話をしてみます。
かなりつまらない、バカ話です。耐えられる方のみどうぞ・・・。

漢字の読み方。
「雰囲気」→高校1年まで、本気で「ふいいき」だと思ってました。
なんですか、「ふんいき」って。「ん」って。おかしい。絶対皆「雰囲気」って言うとき、「ふんいき」なんて言ってない!!「ん」なんていらない。
正しい答えを知ってからも、私は「ふいいき」だと信じてます。バカです。
でも、これを書きつつじっくりと「雰囲気」を唱えてみると、確かにどこからか「ん」が聞こえる気がする・・・。ん?

まさに間違っている。
「よこしま」→正しくないことを意味する。これをずっと「よこまし」だと思ってました。だって「よこしま」って何ですか!たてじまの横バージョンですか!?(それはよこじま。)未だに信じられません。

母勘違い。
母と娘の会話
「お姉ちゃん(私)も、本ほしいのあったらいってね。ほら、あのインターネットのえーと「ジャングル」とかってので注文するからね。」
お母様、それはもしや「アマゾン」のことでしょうか・・?微妙に似てますが・。

勘違いは早いうちになくしておきたいものです。

宮部みゆきさん『龍は眠る』読破。

2006-03-01 | ■は・ま・や行の作家
見事にはまってます。とりあえず、購入した順にざくざく読んでいってます。

宮部みゆきさん『龍は眠る』とは
嵐の夜に、一人の少年を拾った雑誌記者「高坂」。
同じ晩、子どもがマンホールに落ちて死亡する事件にであう。
「赤のポルシェ911。若い男の二人組がマンホールのふたをあけたんだ」
事件の現場にいなければわからなかった情報を、次々にしゃべりだした少年。
なぜ?まさか、彼が犯人ではないのか?
しかし、少年は言う。
「僕は超常能力者なんだ」
超常能力者とつながりを持った「高坂」を中心に、やがて事件は思わぬ方向へと発展していく・・・。

簡単に言うと、超能力で人の心が読める(?)少年2人がでてきます。
能力を何かに役立てたいと考える少年「慎司」と
能力を隠したがり、事件に関わることを否定する少年「直也」。
読めてしまうことは罪なのか。読めたら行動を起こさなくては、助けなくてはいけないのか。たとえ自分が異常者としてみられ、気味悪がられたとしても。

登場人物が多かったので、珍しく推理?しながら進みましたが、大ハズレでした。
どうやら私には、推理とか向いてないようです。騙されやすい&単純なようです(笑)

超常能力というと荒唐無稽に見えるかもしれない。「そんな人間はいない。」と排除してしまうかもしれない。
でも、途中からしゃべることのできない女性が登場します。
多くの人間はしゃべることができる。多くの人間は超能力を持っていない。
でも、しゃべれない人間は確かに存在する。超能力を持っている人間も確かに存在する。と、対比させて考えるようになっていたのかな?と思いました。理解できないことを排除してしまうのは、間違っているという点で。

ちなみに私は、超能力とか幽霊とか信じないわけではありません。信じてるわけでもありませんが、自分の目に見えるものがすべてではないと思ってます。ただし、それをテレビとかに出てお金を得ている人は、ちょっとうそくさいかな、というかちょっと首をかしげちゃうかなと思いますが。。。はてさて?