☆GREEN HEART☆

漫画と本と国府津があれば生きていけるかもしれない「ことは」のブログ。
はじめましての方は「自己紹介」をどうぞ!

2007/06/30

2007-06-30 | ■日常
本屋になんてよる余裕ないない全然ないつか閉まってるよ

全然仕事がおわらなかった。だって月末だもん!
きー

それでも本屋によれたら幸せになれたのに…守り人……ぐるり……蛇行……もういいよ、積みまくった本たちを片付けたまえというあれですな…今はまひるを読んでます…あれ、三月~の出雲なんたらを思い出しました。女二人旅。

2007/06/29

2007-06-29 | ■日常
やっと気が付いた

いつも「タイミングわりぃなこのやろう!」って人とか物とかに対して思ってたんだけど、

タイミング悪いのは、私だ。

とてもショックです
今まで気にしたことはなかったけど、占いとかつきのめぐり?とか、そういうのを試して?気にして?みたいです。

大事なものは、三つある。スタミナ
リラックス
そして、タイミング

懐かしい…タイミングが一番好きだった


ケイタイからなんで&今日はパソくん開けないので、削除できません。とてもわかりやすい変なのがあるようですがどうぞお気になさらずに。え、別に気にしてないっすかそうか!
明日は本屋によって、守り人と梨木さんのと蛇行文庫をじっくり眺めてきたいと思います!
泡で染めるというぷりてぃあがちょっと気になります。でもこうみえても世間一般的には大人なんで…

やっぱり

2007-06-27 | ■本読雑談
本って素晴らしいものだと思う!私にとって。


いきなり7月発売情報(出遅れた)



五條瑛 『3way walz』
はやみねかおる『消える総生島〔夢水清志郎事件ノート〕』

・最近五條さん文庫化が多くてとても嬉しい。
でもまだヨリョク読んでない・・なんか入りにくくて途中で止まってます。
でも子どもたちが可愛い!熱氷を思い出す。
・はやみねさんはついに3冊目!この調子で都会の~も文庫化しないかな・・
・まさかのIWGP文庫化なし!!!
あと、河原和音「高校デビュー」が 倉本由布によりだされるようで、とても気になります。 

漫画

S・A 10 南マキ
悩殺ジャンキー 10 福山リョウコ
カレカノの津田雅美さんの新作が発売。
「サムライうさぎ」 福島鉄平
噂のうさぎ。すごい気になる。

あれ・・あんまない・・・・・・・

梨木香歩『村田エフェンディ滞土録』を読みました

2007-06-25 | 梨木香歩
またしても、やってしまってました。×村田フェンディ→○村田エフェンディ

梨木香歩さんの『村田エフェンディ滞土録』とは
(【】内「BOOK」データベースより引用)
町中に響くエザン(祈り)。軽羅をまとう美しい婦人の群れ。異国の若者たちが囲む食卓での語らい。虚をつく鸚鵡の叫び。古代への夢と憧れ。羅馬硝子を掘り当てた高ぶり。守り神同士の勢力争い―スタンブールでの村田の日々は、懐かしくも甘美な青春の光であった。共に過ごした友の、国と国とが戦いを始める、その時までは…。百年前の日本人留学生村田君の土耳古滞在記。


単行本で読んでましたが、途中で読むのをやめてた一冊。
一言で言うと、土の匂いがする本?
流れる音楽、立ち込める砂埃、人々の会話、言語食事風習文化思想、
異国の独特の匂いのなかに存在する、自分。
日本人留学生である村田の土耳古での下宿先での「常」となっていく日々、
遺跡発掘、新たなる発見、研究に対する充実感、そして舞い込んでくる「常」ならざるもの。


以上、出土品一時保管庫への石段を上がりながら、オットー風につらつら考えてみた結果、ハムディベー氏の「招待」の真意を推し量るには、氏に関しての、私の手持ちの情報並びに教養が少なすぎるという結論に達したのだった。(〝〟内本書P70より引用)

うまそうな手触り、という話がとても印象に残りました。
うまそな手触り。
見て楽しむ香りで楽しむ食べて楽しむそして触って楽しむ。
箸を通してではなかなか体験できないものだと思いました。


ネタバレ反転しますご注意。

これが高い評価を受ける(受けているならばその)由縁はどこかと聴かれたら、
家守とつながりがある点ではないかと思います。とトゲがあるように聞こえるかもですが(私は梨木さん好きーです!)、梨木さんの書き方がやっぱりすごいんだなあと思います。梨木さんって不思議です。

ラスト!嬉しかったです。やっぱり高堂が私はとても好きです。
家守と関連があっても、実際本書で高堂とか綿貫に会えるとは思ってませんでした!
想像と違っていた所は、革命が意外と関わってきたというところです。
さらに最後の手紙も驚きました。
皆いない。
この部分初めは、酒見さんの『後宮小説』のように、ちょっと蛇足かなと思いましたが、オウムの話まで読んでやっぱりこの話は必要だ!と思いました。オウムがまさかここまで重要な?役割を・・オウムがいなかったら、また違う印象の話になったかもしれません!


余談過ぎる余談です。

大学の考古学関連の授業を思い出しました。
考古学は史学科にいたくせに、実は全く興味がありません(断言すんな)
でもその授業は大好きだったなあと。
経験がある人の授業ほど面白いものはないと思います。
あと、その人が「見てもいないものについて書けるか」と言ったのが印象に残ってます。
私の書いたものは、見ることは出来ないものであったけれど、
その土地へ行かねばその土地のことは、確かに判らないと思いました。
土地に根ざしたもの。土地の温度とか土地の息とかそういうものを感じなければ。
村田エフェンディを見ていてそう思いました、という話でした。


いや、やはりいい話だ。僕は雪玉のなかにあめ玉が仕込まれていた経験など全くない。  (〝〟内本書P121より引用)

川上弘美『蛇を踏む』を読みました。

2007-06-20 | 川上弘美
誰かの目からみたらこう見えているのであろう、自分の見ている、けど見えていない世界?


川上弘美さんの『蛇を踏む』とは
(【】内「BOOK」データベースより引用)
藪で、蛇を踏んだ。「踏まれたので仕方ありません」と声がして、蛇は女になった。「あなたのお母さんよ」と、部屋で料理を作って待っていた…。若い女性の自立と孤独を描いた芥川賞受賞作「蛇を踏む」。“消える家族”と“縮む家族”の縁組を通して、現代の家庭を寓意的に描く「消える」。ほか「惜夜記」を収録。

三話目「惜夜記」みたいに、とても短い話をさらに短く区切って題をつけている話が、好きです。

「縮むことは多いんですか」
最後に父が訊ねると、ヒロ子さんの祖父がひそひそ声で
 「よく縮みます」と答えた。
父と母は顔を見合わせていた。
 「この家族はよく消えます」
そう父が言うと、ヒロ子さんの祖父は重々しく頷いてから、
 「家族ごとにありますなあ」と言った。 
                        (〝〟内本書P98より引用)

2話目の「消える」↑も好きです。
川上さんの書く話は、へんてこりんな中に、秩序とか決まり(同じ)があるのが好きです。
へんてこりんな人たちがへんてこりんな世界の中で、へんてこりんなことを真面目な顔して守るのが面白いと思います。
「へんてこりん」は、私基準です。だって話の中ではそれがきっとへんてこりんではないのだろうから。


毎度のことですが
意味わからん何がいいんだ、て終わるか、
ああこの感じふふふふ・・、て終わるか。
もちろん私は後者です。

あとがき有りでした。
川上さんのエッセイが読みたいです。
まだ読んでない川上本たくさんあります。楽しみです。

2007/06/20

2007-06-20 | ■日常
ケイタイから無理やり更新

今日中に(火曜)更新できるか!


軍配わからず

なぜならまだ読んでないから!

まじ無理やりだな!

ではよい明日を

あってる

2007-06-15 | ■日常
この間池袋のサンシャインシティその他周辺に行ってきました。
ウエストゲートパークは今回も見てません。無念。

駅の中にどこもの新しいCMのポスターがだーーーっとはってあったので、
「これ、CMすごい流れてるよね~」
って言ったら、
「ああ、アナコンダでしょ」
って言われました。
あってる。あってはいるが、なんか違う。
そう思いました。

冒険心がないので、どとーるにはいったけど
黒糖ラテが頼めませんでした。

カクメイⅠ

2007-06-13 | ■日常
テレビとポータブル音楽プレイヤー、革命。

カクメイⅠ
カセットから○○へ

なぜ○○かというと、なんて呼べばいいかわからんからです。

なんとついにカセットとサヨナラ!
MDすっ飛ばしてついにきたよパソコンから音楽!
この大きさの違い。
新しい音楽プレイヤーは、カセットの時つけてた乾電池の重さ大きさくらいだよ・・

小学生くらいの時に買ってもらったカセットくん。
そろそろ限界が来て、音が飛んでほとんど聴けなくなりました。
ありがとう!初めて君で音楽を聴いた時のあの感動!忘れないぜ!
でもなぜこの色をチョイスしたのか疑問です。

私はどうも、あの耳に直接刺す(!)イヤホンができない。
なので、画像のようなイヤホンを昔から愛用。
どう見ても本体よりもイヤホンのが大きいじゃないかという。


どうでもいいうえに恥!のような気もしますが、
私の家?では、ウォークマンのことを「じゃこめってぃ」と呼んでいます。
まあなんというかあふぉ丸出しというか、オヤジギャグと言うか。

でも部屋にある音楽プレイヤーはCD&カセットなので、まだまだカセットとのお付き合いも続きそうです。

恩田陸『Q&A』を読んだ。

2007-06-12 | 恩田陸
Q&Aだけかと言われれば、そうでもないじゃん!みたいな、

恩田陸さんの『Q&A』とは
(以下【】内「BOOK」データベースより引用)
2002年2月11日午後2時過ぎ、都内郊外の大型商業施設において重大死傷事故発生。死者69名、負傷者116名。未だ事故原因を特定できず―。質問と答え(Q&A)だけで物語が進行する、リアルでシリアスなドラマ。謎が謎を呼ぶ“恩田陸ワールド”の真骨頂   

最初から最後まで、「会話」しかありません。

アイス、見つかったんでしょう。
「うん。一昨日冷凍庫除いたら、ぽつん、って」
どこからでてきたのかしら?だってずっとないって言ってたじゃない。
「うーん。どこから、って言われても・・冷凍庫の中に入ってて気づかなかっただけじゃないかなあ」
じゃあ、アイスはずっと冷凍庫の中に?
「そうとしか考えられないもの」

みたいな感じです。なんだこれは。私文才ないので勘弁してくださいますよう。
よく本にある「その時、後ろから風がひゅー、と通る音がした」みたいな(だから文才な・以下略)文は一文もないという。

怖さの種類は、『月の裏側』とかではないかと。
恩田さんの本って、ミステリーの怖さというより、ホラーというか・
人の表情とか、こう背中からだんだんじわじわ襲ってくるこの恐怖!ぎゃー
既読恩田本の中では、私『月の裏側』の(月の裏側ネタバレ反転)「同じ動きをしたってやつとか、不意の出来事があったとき(コンビニのところとか)に、一斉に同じ顔を同じように同じ方向に向けたってやつ」が最も怖いんです。
『Q&A』の前半三人分くらいはこの怖さが・・

と、楽しく読みましたが、
脚本家?あたりからちょっと間延びしましたような感じも!
「」と「」なしの文、途中で質問者と答える人が逆転したあたりからうー、と。
後半は都市伝説の話みたいな感じに・・!
なので前半のが好きです。ラストは『劫尽童女』みたいな印象を(内容関係なし)
ラスト好きですが、話の締めくくりは、ネタバレ反転実験説」もよかったなあ
と思います・・!個人的にあれ怖かったので・・!

似てる(形式的)と言われる『ユージニア』『Q&A』
初めての恩田本には、『ユージニア』をおススメします。
でも最初の50Pくらいだけ読んでみたい!っなら『Q&A』を!