☆GREEN HEART☆

漫画と本と国府津があれば生きていけるかもしれない「ことは」のブログ。
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『赤い毬』恩田陸さん

2006-03-11 | 恩田陸
アンソロジー『七つの黒い夢』の中の恩田陸作品。
乙一・北村薫・誉田哲也・西澤保彦・桜坂洋・岩井志麻子、七人の作家によるアンソロジー。
他の作品は未読。乙一さんの作品は読んでみたいと思いつつ未読なので、ここら辺で一度読んでみたいと思ってますが・・・。
ちなみに恩田陸さん『赤い毬』はwebで読めます。
紀伊國屋書店→http://www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/back35/no31/short_31.html

なんというか、評価は低めなようです。いろんな人の感想を読むと「微妙」の二文字が・・・。
まぁ、すごく短いですしね。でも、赤い毬ってだけでちょっとドキドキしました。赤いものとか、毬とかってなんとなく雰囲気あります。
なぜか『ユージニア』と近い匂いを感じました。情景の表現が、素敵でした。カランコロン~ザザ~とか音が聞こえてきそう。(意味不明)
現代の話っぽくも読めるけど、すごく昔の感じもします。


文中に、「世界から音が消えてしまったのではないかと思って、咳払いしてみる」っという箇所がありました。
私はこれをよくやります。朝起きたときとか、夜寝る前とかに。あと一日中家にいて、誰とも会話しなかったときに声が出なくなってないか不安になって(笑)
この間石けん水を間違って飲んでしまったときも、声でなくなってないか心配で、一日中、一人で「あーあー」言ってました。

メチャクチャ短いので、お暇なら是非お読みください。