突然、梨木さんの『りかさん』が読みたくなって再読。
梨木香歩さん『りかさん』とは
「リカちゃん人形が欲しい」と言ったようこに、おばあちゃんは黒髪の市松人形「りかさん」をプレゼント。
様々な人と様々な人生をともに歩み、様々な人の感情を受け止めてそこに存在してしているりかさん。不思議な人形とようこの生活が始まる。
またしても、うまく説明できません。
表紙をみて、梨木さんの中でもホントに「児童書」に近いかと思ってしばらく避けてた一冊。激しく後悔。
人形はなんとなく不思議な力を持っている気がする。その想いが、爆発した本です。
前半は児童書色が強いですが、だんだん深い話になってきますので、やめずに読んでください。
あまり本で泣きません。基本「泣く」系の本は読みません。
でも、「アビゲイル」の話で一気にやられました。
アビゲイルとは、戦前、アメリカから日本に贈られた親善大使の人形。
戦前のというのが、ポイントかもしれません。戦争が始まったら、アビゲイルは、杭に縛られ、竹槍の刺す訓練の的にされます。あぁ。人間って。。
同作者の『からくりからくさ』につながるようこのお話。染織との出会いも書かれてます。
大人こそ読んでほしい一冊です。
梨木香歩さん『りかさん』とは
「リカちゃん人形が欲しい」と言ったようこに、おばあちゃんは黒髪の市松人形「りかさん」をプレゼント。
様々な人と様々な人生をともに歩み、様々な人の感情を受け止めてそこに存在してしているりかさん。不思議な人形とようこの生活が始まる。
またしても、うまく説明できません。
表紙をみて、梨木さんの中でもホントに「児童書」に近いかと思ってしばらく避けてた一冊。激しく後悔。
人形はなんとなく不思議な力を持っている気がする。その想いが、爆発した本です。
前半は児童書色が強いですが、だんだん深い話になってきますので、やめずに読んでください。
あまり本で泣きません。基本「泣く」系の本は読みません。
でも、「アビゲイル」の話で一気にやられました。
アビゲイルとは、戦前、アメリカから日本に贈られた親善大使の人形。
戦前のというのが、ポイントかもしれません。戦争が始まったら、アビゲイルは、杭に縛られ、竹槍の刺す訓練の的にされます。あぁ。人間って。。
同作者の『からくりからくさ』につながるようこのお話。染織との出会いも書かれてます。
大人こそ読んでほしい一冊です。