7月22日

 今日はお家で映画を観た。
 
 今読んでいる『翔ぶ女たち』関連で、“「家庭の天使」の亡霊の撲滅を図るフィクション”である『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。 ベータ・ヒロインのエヴリンが翔びまくってたw

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7月20日

 お昼ごめん。「ばり嗎」にて、節嗎。おいじかった。
 
  
 

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7月19日

 後藤里菜『沈黙の中世史──感情史から見るヨーロッパ』を読んだ。
 
 中世ヨーロッパの人々にとって言葉とは声であり、キリスト教世界はうるさく声と音とで統治された。一方、沈黙に近いあり方が美徳とされ、沈黙は聖性に結び付けられていく。
 そして聖職者の座から追放された敬虔な女性が口を開くのは、預言者や男性の仲介者の役割としてだった…。

 第五章“聖女の沈黙”ではベギン(半聖半俗の女性たちの活動)について頁が割かれていて、興味深い内容だった。
 心身の服従を示す規範でもあった沈黙、その沈黙がどんな人物たちによって如何に破られていったのか…という過程をめぐる論考でもあり、感情史としてとても面白かった。

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7月17日

 坂月さかな『星旅少年 4』を読んだわ。
 
 久しぶしで嬉しくて1巻から読み返してしまった。どっぷり浸って満足。
 今回は、ジリとスミヒトとピピの幼馴染みが顔を合わせた時の雰囲気も好きだった。
 美味しそうに料理が並んだテーブルの上、部屋の中の細々としたところや背景の街並みまで、いつまでも眺め飽きない。

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7月15日

 ファン・ジョンウン/斎藤真理子訳『年年歳歳』を読んだ。
 
 小川公代『翔ぶ女たち』の前に読んでおきたくなった。声を摘み取られてしまう側にいるひとたちに言葉を与える物語、として。
 祖父の墓参り(ちゃんとした食器や供え用の料理の大荷物の用意をして、軍事境界線近くの山奥まで…)に拘るイ・スンイルの昔ながらの信仰のこと、彼女のネガティヴ・ケイパビリティ、母娘でアルファとベータが交互することについて…など思う。
 それから、韓国の歴史も。

 “あの子にはそこで生きろと言ったのに、私にはどうしてそう言わなかったの。/帰ってくるなと、/おまえが生きやすいところにいろとあの子には言ったのに。”

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7月13日

 昼ビール部です。ぐび。
 
  
 
  
 お昼ごめん。「新天地」にて、台湾焼きそば(台湾…?)。夫は麻婆飯。 私は食べ切れず、持ち帰りましたw
 
  
 

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7月11日

 レスリー・シモタカハラ/加藤洋子訳『リーディング・リスト』を読んだ。
 
 素晴らしい読み応え。
 学生に“史上最悪の教授”と酷評されたレスリー(日系四世)は、父親にリーディング・リストを作って欲しいと頼まれる。薦めた本(小説を読んだことがない人にいきなりがっつり系)を自分も再読し、内容に自身を取り巻く状況を重ねたり、登場人物を元恋人や親族の誰かに準える読み方をしてしまう(研究者には不向きらしい)。
 その一方、同じ本を読みながら父親と向き合い、エキセントリックな一族の秘められた部分を知っていく。

 レスリーの鬱状態は酷くなるばかりで、はらはらと目が離せなかった。最後の章で胸がいっぱいになった。


 書評小説としても(レスリーの読み方は主観的になりがちだけどw)ダメ人間小説としても楽しめるし、恋愛面も荒んでいて突っ込みどころが満載。そも小説を全く読まない(しかも折り合いがあまり良くない)父親に薦める本が『ダロウェイ夫人』とか『ロリータ』である時点で、「そういうとこじゃね?」と言いたくなる(でも父親もしっかり食らいついてくるところがよい)
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7月9日

 ボッカッチョ/平川祐弘訳『デカメロン 下』を読んだ。
 
 八日目から最終の十日目まで。一篇、また一篇と読んできてとても楽しかった。ただただ唖然とする話も幾つかあって女性の扱い酷いけどw、それも含めての「これが『デカメロン』か…」と面白かった。 
 
 めも)語り手の性別や人柄と話の内容には、必ずしも関係を持たない(女性が語り手なのに、、、な話もある)。
 観念的な人間造型もボッカッチョの傾向。理念先行型の創作の一例で、夫婦の愛情関係がゲーム感覚で描かれている(第十日第十話)。
 
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7月8日


 わたしたちの定員二名の箱舟に猫も抱き寄す 沈みゆかなむ

 雨があなたの本性だつた だとしても 硝子の窓に沈む紫陽花

 永遠に降るにはか雨、にはかあめ わたしは本を壊してしまふ

 何万回でも逃げ出した猫追ひかける 七月、私たちの永久に続くトランジット

  ──睦月都『歌集 Dance with the invisibles』

#短歌
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7月6日

 お昼ごめん。「そば処 とんぼ」にて、ラー油肉蕎麦(冷)。
 思い切って2玉にしたら、1玉が少なめらしいけどやはりお腹いぱい…。ホタテの天ぷらおいじかった。
 

 

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