毎度新年の対応が遅いことはですこんにちは!
年末年始はたらきまんなので、どうしても「あけましておめでとう」に乗り遅れがち!
今年こそやるぞ!年間ランキング!
去年最後の読了本は、今野敏『リオ 警視庁強行犯係・樋口顕』となりました。
去年を象徴する一冊になったのでは。
利央に始まり、李歐に惑わされ、リオで終わる。りおりおりおー
今年最初の読了本は、香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常』1
その後、日明恩『そして、警官は奔る』三浦しをん『乙女なげやり』読了。
今年もまあそれなりに読んでいきたいと思います。
今年は衝撃的!な一冊はなかなかありませんでした。
でもランキン!
一位 三浦しをん『月魚』
本の話というのは、本すきーにとっては、至福!という。
『白いへび眠る島』で書きたいので省略しますが、文章が繊細で美しい。
一文一文がキラキラしているのです。
二位上橋菜穂子『闇の守り人』
児童書、としては重い。
読んで自分の中で理解してやっと衝撃を受けることができる本。
三位 恒川光太郎 『夜市』併録「風の古道」
なぜこの本がランクインするのか自分でも疑問。でもいれる。
夜市はランクインしないが風の古道はする。不思議で繊細でやはり文が美しい。
四位 畠中恵 『しゃばけ』 高村薫 『李歐』
可愛い可愛い鳴家!!物語がどうこういうよりも、もう鳴家可愛いそれだけでもランクイン。衝撃という点においては『百万の手』の方をランクインさせたい。
高村薫はいれないわけにはいかないほど、今年没頭。好き嫌いではなく、今年の本といえばやはり高村薫。
番外五條瑛(をランキンに入れると、ね、全部ごじょさんになっちゃうから番外で)
一位 『上陸』 初めての五條瑛本にもイイと思います。
頭から離れない文
以下【】内、三浦しをん『月魚』P135L2より引用
【真志喜は永遠に得られなかったものと永遠に失ったものを思って泣いた。】
と、
同書P204L4より引用
【火でできた花を空に咲かせようと、最初に考えついたのは誰なのだろう】
のあとの言葉、です。↑は、この言葉だけを見ると綺麗なのに後に続く言葉は否定的?で、私にとって結構驚きの言葉だったので。
まあ!ということで、去年は高村薫と三浦しをん、でしょうか。
新しい本に挑戦できたので満足です。逆に恩田陸をあまり読まなかったかな。5作くらいしか読んでないと思う。。でも『蒲公英草紙』を最後に読めたのでいいかなーと。