北村薫さん『空飛ぶ馬』とは
「夢に出てくる人がいるんです。でも、私はその人物に会ったことがないんですよ。全く知らない人。でも、その後、その人物が自分の前に現れたんです。」
「あの女の子たち。砂糖をいれてるんですよ。紅茶に。3人で順番に、一杯二杯三杯・・・七杯八杯・・・おかしいでしょう?なぜそんなに意地になって砂糖をいれてるんですかね。」
「えっ車に鍵をさしたままにしちゃったんですか?!大丈夫?盗難にあってなきゃいいですが・・。盗まれてた?何が?えっシートカバーですか・・?なんでそんなものが盗まれてるんでしょう・・」
ふとしたきっかけで、落語家「春桜亭円紫」と知り合いになった「私」。私たちの日常にひそむ些細で不可思議な謎が、二人の手によって明らかになっていく・・。
円紫さんと私シリーズの一作目。よくわからない説明になってしまった。
落語家の「円紫さん」が、女子大生の「私」の身の回りに起きた些細な謎を解いていきます。人が死なない、刑事が介入しない、犯人が逮捕されない推理小説。ホントの謎は、私たちの身の回りにたくさんころがっているのです。。というお話。
なんとなく心温まるようなお話や、人間の底眠っているマイナスの感情のお話などなど。
続編『夜の蝉』も読みましたが、毎回本当にたいしたことない、そのまま気づかずに通り過ぎてしまいそうなことを、題材にしてます。面白い。
「空飛ぶ馬」がすごく好きです。「砂糖合戦」は怖いですね。女の底意地の悪さをみた!「赤頭巾」は苦手なジャンル(男と女のどろどろ話?)でした。
落語好き&大学生が主人公なのでなんとなく親近感が・・。この本を読んで、去年迷ったけどやめた歌舞伎・浄瑠璃関係の授業をとろうと思いました。ちなみに「笑点」が大好きなので、無意識に「円紫さん」を「圓楽さん」と読んでしまいます(笑)
劇的なドラマを求める人には、向いてません。あと落語がきらいな人は、途中落語関係の話が結構はいるので、読むのが微妙につらいかなと思います。
「夢に出てくる人がいるんです。でも、私はその人物に会ったことがないんですよ。全く知らない人。でも、その後、その人物が自分の前に現れたんです。」
「あの女の子たち。砂糖をいれてるんですよ。紅茶に。3人で順番に、一杯二杯三杯・・・七杯八杯・・・おかしいでしょう?なぜそんなに意地になって砂糖をいれてるんですかね。」
「えっ車に鍵をさしたままにしちゃったんですか?!大丈夫?盗難にあってなきゃいいですが・・。盗まれてた?何が?えっシートカバーですか・・?なんでそんなものが盗まれてるんでしょう・・」
ふとしたきっかけで、落語家「春桜亭円紫」と知り合いになった「私」。私たちの日常にひそむ些細で不可思議な謎が、二人の手によって明らかになっていく・・。
円紫さんと私シリーズの一作目。よくわからない説明になってしまった。
落語家の「円紫さん」が、女子大生の「私」の身の回りに起きた些細な謎を解いていきます。人が死なない、刑事が介入しない、犯人が逮捕されない推理小説。ホントの謎は、私たちの身の回りにたくさんころがっているのです。。というお話。
なんとなく心温まるようなお話や、人間の底眠っているマイナスの感情のお話などなど。
続編『夜の蝉』も読みましたが、毎回本当にたいしたことない、そのまま気づかずに通り過ぎてしまいそうなことを、題材にしてます。面白い。
「空飛ぶ馬」がすごく好きです。「砂糖合戦」は怖いですね。女の底意地の悪さをみた!「赤頭巾」は苦手なジャンル(男と女のどろどろ話?)でした。
落語好き&大学生が主人公なのでなんとなく親近感が・・。この本を読んで、去年迷ったけどやめた歌舞伎・浄瑠璃関係の授業をとろうと思いました。ちなみに「笑点」が大好きなので、無意識に「円紫さん」を「圓楽さん」と読んでしまいます(笑)
劇的なドラマを求める人には、向いてません。あと落語がきらいな人は、途中落語関係の話が結構はいるので、読むのが微妙につらいかなと思います。
北村薫さん、恩田陸さん、江国さんの「ホリーガーデン」、私も大好きです。
そうそう、私も、ブログを始めてからだんだん文章が長くなってきてしまいました。 そんなつもりじゃなかったんですけどね。 不思議ですよね。
また、拝見させてもらいに来ます。 それでは。
実は、私もTBをたどり、りなっこさんのところにお邪魔していたところでした・・。驚きました。ご訪問ありがとうございます。
川上弘美さんの本の記事が、たくさんあったので、次に読む川上本の参考にさせていただきたいと思います!
そうなんです。なるべく短く分かりやすくっと思うのですが、書きたいことが次から次からでてきてしまうのですよね・・。本当に不思議です。
では、そちらにもまたお邪魔させていただきます!
『空飛ぶ馬』『夜の蝉』は私も読みました。ことはさんも書いておられるように「毎回本当にたいしたことない、そのまま気づかずに通り過ぎてしまいそうなことを、題材に」していると思います。しかしそこに見事に人間の色々な面を描いている上に、「推理小説」になっているのが本当に凄い。
北村さんは「細部からの作家」だと思っていますが、さらに一級のストーリテーラーでもありますよね。
それじゃ、また訪問しますね。
読もうか一瞬迷ったのですが、伊達眼鏡さんのおすすめもあり、気になって読んでしまいました。
読んで良かったです。「北村薫」さんってすごい・・!と思いました。
たいしたことのないことから、人間の愛情や憎しみやねたみetc・・・。を表してるのが、本当におもしろかったです。オススメありがとうございました!
そろそろいろいろ始まるので、読書三昧な生活の終わりが見えてきました・・。が、出会いを求めて、こつこついろいろな作品に手を出したいと思います!
それではまた