☆GREEN HEART☆

漫画と本と国府津があれば生きていけるかもしれない「ことは」のブログ。
はじめましての方は「自己紹介」をどうぞ!

好みでない。

2006-03-21 | ■日常
恐ろしいほど混んだ・・・。しばらく「おいも」は見たくない。

祝日ということで気合を入れてバイトへ。
今日は、ドラゴンボールのポスターや下敷きもつくということで
お子様セットが売れまくりでした。
やっぱり悟空はすぐになくなり、ピッコロさんが残りました。。いいじゃないか。ピッコロ。たしか、実は優しい人だった気がする・・・・?

さて今は春の定番のたまごとてりやきのバーガーを売っているわけですが・・。
普通のセットと、春ごのみセットという二つのバリエーションで販売しています。
「どちらのセットになさいなすか?」とたずねたところ、
「別に春は好んでない。」と・・・。
ギャグかなーと思って笑おうかと思ったら、眼が真剣。
過去、春という季節において、彼に何があったのでしょうか・・・。
微妙に反応が送れ、気まずい雰囲気が二人の間(お客と私)に流れてしまいました・・。むむ。今度からオススメするときは、その人の過去に何があったのか推理してから売らなければなるまい・・・なるまい・・?

恩田陸さん『劫尽童女』読破。

2006-03-21 | 恩田陸
あまりおもしろくないという評判でしたが・・・。

恩田陸さん『劫尽童女』とは
「私はいつもひとりだ・・お父さんはなぜ私を創ったの・・」
「焼き尽くせ・・すべて・・」
父である、「伊勢崎博士」の手により、「遥」は超能力を与えられた。少女は組織から抜け出し逃亡生活を送る中で、やがて父を失う。
残ったのは自分と同じ特殊能力を持つ犬「アレキサンダー」。そして自分を守る不思議な孤児院。「血」とは無縁のその場で殺戮が繰り広げられる。
戦いの中でやがて見つけた「仲間」。
しかし、それが本当の戦い、そして悲劇の始まりだった・・・。

つまらないと聞いていたのですが・・。うーん。
嫌いではないです。が、あまり人気がないのは分かる気が・・。
結構安っぽい感じがしました。
もしくは、展開が速すぎたとか。
全部で5章あったけど、その1章ごとに別の独立した本が成立するんじゃないかな、って感じがしました。もっと長ければもっとおもしろかったかも?
でももちろん好きです。

「遥」を取り巻く運命がひどすぎる・・。最後の最後まで悲劇の繰り返し。遥が、何気なくいい子なのがさらに悲しさを倍増。孤児院のあたりで、みんなが巻き込まれることを心配したり・・。うぅ・・。
孤児院の「ユキオ」が妙に気にかかりました。またどこかで彼を登場させて欲しい・・・!他にも、脇キャラで気になる人の多い本でした。「神崎」も最後の最後まで気になるキャラでした。
あとがきと解説がおもしろかった・・!ちなみに解説は「外薗昌也」さん。
会話っぽくなってて、よかったです。
ところで、犬について全然詳しくないのですが「シェパード」が「コリー犬」に変装するのはどのくらいできることなのでしょうか・・?私のアレキサンダーのイメージは、大きくてふさふさしたゴールデンなんとかという犬だったのですが・・?そんなに大きくないのかな?

とりあえず、積本一冊クリア!
Next積本→北森鴻さん『孔雀狂想曲』