出会ったころ夫は25歳で、長身金髪碧眼、イギリス人俳優の誰それに似ているとよく言われた。
留学生をゲストに呼ぶローカルラジオ番組では、アナウンサーのお姉さんがかなり気合を入れた。「今日のゲストは、私がお会いするのを楽しみにしていたこの方です。日本語お上手ですね~」
英会話のバイトでは、何十人もの生徒さんに手紙やら(メールはなかった時代)、電話番号やら、お菓子やら、手渡された。写真の入った手紙ももらってた(ように思う)。
さてそれから長い年月が経ち、白人は劣化が速いという噂(爆)通り、彼はただの太ったオッサンになった。
25歳の時はケネス・ブラナー(左)っぽかった。
俳優と言っても、美貌よりも才能が売りの方なんですけどね、監督業も多いし。
今はランディ・クエイド(弟のデニス・クエイドはメグ・ライアンの元夫)
かなあ。。。(笑)エエ俳優です。
なぜこんな話を長々するかと言うと、仙台→成田間の飛行機で、あることが起こったから。
家族5名のシーティングですが、夫は背が高く太っているので、通路側に座る。
子どもは窓際に座りたがる。
しかし子供たちは誰も、夫とは座りたがらなかった。
成田行きの飛行機は小さく、2列2列で、真ん中が通路になっていた。
女性 夫 || 通 || 子1 子2
|| 路| | 私 子3
私が夫と並べばいいものを、上記のように座ってしまった。
その時夫の隣の女性が「こんな太った外人の横、嫌だな」という顔を私に向けたのである。
要約すれば、「あんたの夫なんだから、責任もって座れよ」ってね。
ハイ、その通りです。押しつけちゃって、ごめんなさい。
ただ25歳のあのモテ方を知っている私としては、こんなに嫌われるように変貌しちゃって、複雑な気持ちになるのであった。
今日の一言:悪妻は、配偶者を不細工に変える???
787機。なんだかんだ言って、飛行機大好きなワタシ。