孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

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通州 世界遺産の旅 Part 1

2015年03月08日 18時35分14秒 | 旅行(中国)
通州に興味深い知らない場所があると知人からの情報があり、じゃ、探訪するかと3月7日(土)数名で通州に出かけた。京杭大運河(中国大運河)が2014年に世界遺産に登録された。 この運河は杭州から北京を結ぶ運河(その程度の事は理解していたが)、運河の端が通州とか。
ということで、最初の目的地は、運河の端の通州の通運橋。
車で向ったのだが、車で市内から約1時間、土橋の地下鉄駅を過ぎ、あれっ??!! この方向っていつも出かける無線局の方向…
あと、5分も車で走ればBY1RXに到着というすぐ近くの張家湾に、その世界遺産はあった。
いやぁ探すのに運転手が地元民に聞きまくって探した。 赴任には世界遺産登録されたような雰囲気は全くなく、田舎の風景そのもの。

説明の掲示板




通運橋










通運橋の傍にある城壁


石畳の歩きにくいこと…
観光用に修復していないだけに、歴史を感じます。

 
通運橋の獅子








橋の傍はゴミ捨て場
これで世界遺産登録可能??!!とびっくりしながらも、周囲は中国の田舎風景の家が建っており歴史との調和(?)を感じた。


通運橋の行き方
張家湾のある道を左折した路地の風景なんだけど、土地勘ない人には説明困難…


この通運橋からメインストリートに戻る方向へ徒歩5分くらいの場所にイスラムの寺院があった。
中に入ろうとしたら、ダメと言われたので中の様子は不明。


中国大運河に関しては、下記URLでこのように書かれていた
http://www.arachina.com/heritage/jinghangdayunhe/

中国大運河も京杭大運河を称され、世界で一番古く、長い人工運河です。万里の長城に並べ、中国民族の文化を象徴するものです。京杭大運河の総延長は1794キロぐらいで、今回、世界文化遺産として登録された大運河の全長は1011キロぐらいです。大運河は北京、天津、河北、河南、山東、安徽、江蘇、浙江の6省2市を流れ通し、海河、黄河、淮河、揚子江、銭塘江五大水系と繋がって、両岸の関連遺跡は58カ所もあります。
京杭大運河が紀元前486年、春秋時代の呉王夫差に統治された時から掘り始め、2500年以上の歴史を持って、北にある北京(古代の涿郡)から始まり、南にある杭州(古代の余杭)まで延びています。

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1 コメント

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時の流れ (松嶋忠信)
2015-03-09 12:21:01
通運橋(俗称 簫太后橋)、永通橋(俗称八里橋)の二つを見て、時の流れに逆らわず寄り添うように生きてきた運河と橋に「頑なに過去の栄華に固執せず、求められるままに橋として生かされて生き続ける逞しさ」を感じました。通運橋の姿は、次回見るときには全く別の姿と役割になっているでしょう。その日が楽しみです。
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