孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

中国で空弁(そらべん)

2009年10月21日 03時03分16秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
上海出張から帰ってきた。 北京と上海とでは気候が違うので半そでで過ごしている人もいる。 上海人に聞くとそれでも今年は寒い方だと言う。 そういえばまだ10月なので半そでで生活できたはずだなぁ・・・ 今年は寒くなるのかなぁ??

上海万博まで200日を切った。 車で南浦大橋を渡っているとき、万博の建物を工事しているのが見える。 今度ゆっくり眺めてみたい。

  万博開幕まで193日。 上海は国慶節パレードよりこっちのほうが重要

北京への便は21時。 いろいろ用事が有って、夕食を食べる時間が無かったので、静安寺駅傍のデパート地下の食料品売り場で弁当を買い、空港か機内で食べる事にする。 虹橋空港について、タクシー乗り場を見たら、こんな長い列は初めてみる。 ともかくタクシー待ちの客が並んでいる。 で、タクシーは来ないのかと言うと、タクシーも遥かかなたから並んでいる。 需要と供給が一致しているのに、この混雑。 何とか改善して欲しいものだ。

  虹橋空港でタクシーを待つ行列

なぁんて、つぶやきながら、チェックインカウンターへ急ぐ。
無事にチャックインできて、機内の人になる。離陸してB777は急上昇する。 B777のP&W社製双発エンジンは強力だなぁなんて思い窓から外を見ると、上海の高層ビルが小さく見えて夜景がきれいだった。 何かの本で読んだ事があるが、昔の戦闘機乗り(太平洋戦争)が今の旅客機に乗って離陸時の上昇角度に驚いたと。 プロペラの非力な推力では今の旅客機のような上昇は出来なかったらしい…

しばらくしてシートベルト外してよいのアナウンスが出たので、弁当を取り出しパクつく。 当然、食事しているのは私だけ・・ 日本だと国内線で空弁の言葉があり羽田発の便で何度も弁当を食べた事があるが、中国で弁当を持ち込んで食べたのは初めて。 皆さん、中国でも“空弁”を流行らせましょう。
空弁にはANAの夜便でサービス品目にあるスープが似合うが、ここは中国。我慢するしかない。 あぁ、ANAのスープを飲みたいなぁ・・・

  機内で食べた弁当 24元だったと記憶(魚が美味しかった) 

今月の中国国際航空の機内誌、けっこう読み応えあった。 北京市内のいろいろな門の現在と過去の写真が載っていました。 天安門も一時はペンペン草が生えているような感じでボロボロの時期があったのですね。
また地名で○○門となっているけど、現存していない場所の変わりぶりも良かったです。なんて、パラパラめくっていたら、あれーーー、写真が裏返し・・・
校正で気が付かないのか、写真のバランス上、裏返しの写真を知っていて使ったのか???
オイオイ、これは機内誌なので自分の会社の飛行機の写真だよ。 文字が逆なのは校正でひと目見れば分かるはず。 レイアウト上からは左上に上昇する飛行機の写真を使いたかったと思うけど、だったら中国の得意技の加工して文字修正すればよかったじゃない。 ま、これも中国らしくていいか・・・


  飛行機の写真、表裏が逆です
  Filmの時代ならともかく、デジタルの時代でどうやったら意図しないで
  裏表逆になるのだろう???? やっぱりレイアウト優先で意図的??