柚子をたくさんいただいてしまいました。他のお客さんに分けてとも言われましたので、欲しい方差し上げます。いい香り~!
両眼視のことの続きです。
これまで書いた通り、とりあえずは両方の視力がよく出ることが両眼視にとって大事なこととなります。しかし、幼少期にから視力が出ていないことを見過ごされたりした場合、厳しいことになります。
生後から一定期間、適切な視覚刺激を受けなければ視力が出にくくなります。この一定期間を臨界期と呼んでいます。ヒトの臨界期は6か月~9歳ぐらいと言われています。これはネコやサルの実験から推測したデータです。実際人間にこのような実験をするのは無理なので、動物を使ってということになりますが、内容については割愛します。(ちょっと怖い)
とにかく大事な時期にしっかり見える状態を作らないと将来的に「弱視」ということになりかねません。以前s県の某眼科にいたときですが、その説明をするDrと眼鏡をかけさせたくない親御さんとのバトルがありました。「保育園では元気に走り回っているらしいので見えているはずです!」というのがお母さんの言い分。このパターンになるのは、親御さんがメガネかけたことないか、偏見を持たれているケースが多いです。とにかくメガネをかけるなんてかわいそうという考えです。今では減っていると思うのですが…。
というわけで大事な時期を逃すとかなり厳しくなるという話でした。