あるメガネのフロントデザインが気に入ったお客さん。しかしある部分で難色を示されました。少し金属アレルギーがあるようです。チタン製なので起こりにくいとされていますが、ゼロではないようです。そのフレームというのは、テンプル部分がむき出しで重りがついているという機能フレームの「バランサー」。しかしその売りの部分がちょっと…。というわけでメーカーに無理言って作ってもらいました。
上が通常の「バランサー」です。某チェーン店に似たコンセプトで最近やられましたが、その前に「グッドデザイン賞」を取っていて良かったとメーカーの社長さん談。私も発売前から製作が遅れに遅れ、いろいろな苦労を聞かされていたので、賞を取ったときはかなりうれしかったです。しかしその心臓部を切り取って違うのに作り替えさせられる気持ちを思うとスイマセン!だけどお客さんのため!
※通常はメガネのテンプルだけを違うメガネに変えることはできません。これもそうで、もともとの部品を細工したものです。