ミナミのフと思ったこと…

福知山の眼鏡店 眺望工房ミナミの店の情報、その他。店主 南薗の日常の感じたことなど。

日常

2011-03-17 18:00:29 | Weblog
 相変わらず緊迫した場面が続きます。

先ほどこの沿線で営業しているお勉強仲間の眼鏡屋さんN氏来店。

無事でよかった!

 
 自分で出来ること、今のところ募金と節電、これだけしかしていません。

他は買い占めなどはしない、です。

 
 一方、過度な自粛はどうなのだろうと感じています。

一つ話を思い出しました。

 ウチの父が神戸震災直後の現場で見た話です。
一人の老人ががれきの中
「メシ買うてきたで、食おか」と目の前にいるとしている姿亡き妻と朝ごはんを食べているという話です。

日常…。


もうひとつ思い出しました。

神戸の震災を経験したある方は、「被災されなかった方は出来るだけ普通に生活してほしい」と言っていたのを思い出します。

 この言葉の意味は釘を刺される部分(買い占め)と、聞いてこちらが救われる部分(過度な自粛をするな)の2つを感じています。

 昨日はこの言葉を自問自答しながら「日常」をおくることにしました。

前から決まっていた予定を遂行するだけなのですが…。


①借りていた本を図書館に返す。(返却日がこの日)

②第五福竜丸の展示を見に行く。

  これは③と同じく1カ月前から予定されていたもので、原発がこんなことになるとは夢にも思いませんでした。震災があるとないとでは感じ方が違ったかもしれません。心情は長くなるので割愛します。

③演劇(キャラメルボックス)を見に行く。
 
 チケットは1カ月前に購入。この震災で数日の公演がつぶれているようです。

 自問自答する部分は当然ここです。遊んでいる場合かと…。

おそらく公演する側もこの時期に…という批判の目のプレッシャーはあると思います。
その緊張感、息遣いは伝わり、苦しくなるぐらいでした。

舞台が進むにつれ、「やるしかない」という空気に変わり、役者全体がはじけていく瞬間を感じ、
そのあとはリラックスして楽しむことが出来ました。

 平常心でいよう…。自分自身にこの問いかけをしているということは平常心でないことの証明でもあります。

 そんな中観劇中、見失いそうな「楽しみ」を与えていただいた劇団の方に感謝します。

批判もあるかもしれませんが、今の私の正直な感覚です。

出来ることを出来る範囲で頑張ろう!


 さて、報道でもある通り、明日は大規模な停電が予想されます。

なのでしばらくこのブログお休みさせていただきます。

コメント
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