引き続いて、日本勢の状況。
各社の状況に言及する前に、日本勢の全体像を簡単に紹介しておきたい。
日本で順位を付けるとすると、1位:セブンイレブン、2位:ローソン、3位:ファミリーマートといったところ。
最近、ファミリーマートはampmを吸収合併したので、2位は逆転したかも。
それにしても、それぞれ微妙に印象が違いますよね、気が付きますか?
セブンイレブンは王道、ローソンやファミマは追いかける立場なので、やや奇抜なアイデアや斬新な手法を取り入れる傾向が強い。
これは、最近流行りの「おでんうどん」などが典型的。
皆さんも各社の違いに注目してみては・・・?
さて、話を上海に戻して・・・
まず、そもそも最初に上海に進出したコンビニ、どこだと思いますか?
正解は、ローソンです。
1996年に最初の店舗をオープンしています。
当初の状況もあって、国有企業との合弁でした。
その後の状況などは、追って詳しく言及します。
その後、2004年にファミリーマートが進出。
それから6年あまり。
いま何店舗になってると思いますか?
なんと600店舗超です。
やはりポテンシャルが違います。
でも、その出店計画は・・・、想像を絶します。
もっとも、利益率は低いみたいですが。。。
次に、セブンイレブン。
最近、出店攻勢を仕掛けていますが、筆者が赴任した2年前など上海では超マイナー。
それもそのはず、セブンイレブンは北京を中心に出店していましたから。
これ、イトーヨーカ堂の店舗が北京に集中しているのと関係が深いようです。
それと、北京は首都ですからね、首都から攻めるあたり、やはり王道です。
その他、ミニストップなどはほとんど見かけませんね。
少なくとも上海では、この3社を中心に激しい競争が展開されそうです。
次回以降、この3社の戦略を個別にレポートしていきたい。
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