前回に続き、現況の水事情への対処法について。
大きく分けて、ふたつでしょうね。
ひとつはボトル型タンクの設置、もうひとつは浄水器の設置。
それぞれ一長一短があるので、その辺を中心に考察していきたい。
まずボトル型タンクの設置。
下の画像のような機器を購入して、電話発注または定期的にボトルを交換してもらう方式です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/fd/d200f3f32aaa27e8b3eb939c351f607b.jpg)
日本でも同じようなビジネスがありますよね。
中国の場合、この機器が200~400元台といったところで、割とリーズナブル。
しかもボトルが安いので、コスト面を重視するとコチラを選択するかも。。。
ただ、このボトル自体にもニセモノが潜んでいるという噂は根強い。
だった、以下のような荷車に乗って運ばれてきますから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/43/e56299c5cacd7d70fbc145a4e314c81e.jpg)
怪しさ、全開といったところ・・・?
もっとも、善良な商売人もいますので、ココも最終的には自己責任かと。。。
加えて、この方式でやや問題があるのは、機器自体が安価なので、防カビ対策などが十分でなく、夏場などにカビは生えやすいこと。
ココはこまめな清掃などで対応するしかないですね。
余談ですが、ウチのスタッフが見たニュースによると、ある地方都市で交換されたボトルの中にヘビが生息していたとか。。。
真偽のほどは定かではないが、ニュースになったくらいですから。。。
こちらの方式を選択する場合には、くれぐれも事業者選択にご注意のほど。
次に、浄水器を設置するという方式。
これは日本でも一般的ですね。
もっとも、日本のように水道水がキレイな国で浄水器が必要なのか?という議論は、時々耳にしますね。
日本の場合は、水をキレイにするというより、有害物質の除去といった観点のほうに重きを置いてますから、それは十分理解できる。
ここで問題になるのは、どの浄水器を選択するかということに尽きる。
日本のメーカーも中国で事業展開しているが、こうした両国の水事情の違いを考えると、そもそも日本市場あるいは先進国市場向けに開発された浄水器で対応できるのか?という素朴な疑問が浮かんでくる。
だって、フィルターなんかも相当違いが必要なことは一目瞭然ですから。
そんなこんなで、上海で絶大な支持を得ているのが、浄水器アクア。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/63/8791bc694753d3087fb30ba60c88b907.jpg)
筆者、同郷のよしみで同社経営陣とも懇意にしているが、同社の水に対する姿勢はホントに真面目そのもの(お世辞ではなくて)。
その証拠に、同社浄水器で浄水した水は、日本の飲用基準を十分クリアする水準。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/27/f6f1e92e62fde675088443c603af7384.jpg)
ここまでやってる企業はなかなかいません。
筆者はここ以外、知りませんね。
同社の場合、上海の水事情を考慮して、すべて蛇口対応。
つまり、キッチン、洗濯機、お風呂といった箇所ごとに浄水器を設置するワケです。
ちなみに、キッチンはこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/49/ca935fe8c6e051a35ec063e728825d82.jpg)
やはり、一番強力そうですね。
シャワーではこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/70/45712737f75531993f8c0b2446f037d9.jpg)
邪魔になるというようなことはないですね。
それに、水圧が減るなんてことも感じない。
この方式だと、すべての蛇口で安定した性能が確保できる反面、どうしてもコストが高くなるというデメリットも発生してしまう。
同社の3箇所パックの料金は、月間600元(約7,500円)と安くはない金額だ。
加えて、同社は必ず1ヶ月に1度、メンテナンスを行う。
ここも同社の真面目さを表す一端。
ここでも敢えてデメリットを挙げるとすると、メンテナンス日に結構長い時間、拘束されてしまうということ。
中国の場合、「午前中」とか「午後4時間の間」とか大雑把な単位になってしまうので。
これも、お国柄なので、仕方がないと言えば仕方がないのですが。。。
しかも、ここまで丁寧に仕事をするので、その分コストに跳ね返ってくるという批判も時折耳にする。
ただ、この点に関して、筆者はひとえに経営方針と消費者の意識次第だと考える。
上海の水事情を徹底的に研究した上でのメンテナンス方式だし、消費者の側では「高いと思うなら契約しなければいい」ということに尽きる。
以前言及したとおり、上海の標準家庭での水道料金は、1月あたり2,000円ほど。
これに600元を加えれば、約1万円前後という計算になり、日本と同水準の金額になると考えていい。
人間が生きていく上で、水が最も大事と考えれば、安くないのでは・・・と筆者は考える。
以上、これから上海生活を送る方々の参考になれば嬉しいですね。
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大きく分けて、ふたつでしょうね。
ひとつはボトル型タンクの設置、もうひとつは浄水器の設置。
それぞれ一長一短があるので、その辺を中心に考察していきたい。
まずボトル型タンクの設置。
下の画像のような機器を購入して、電話発注または定期的にボトルを交換してもらう方式です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/fd/d200f3f32aaa27e8b3eb939c351f607b.jpg)
日本でも同じようなビジネスがありますよね。
中国の場合、この機器が200~400元台といったところで、割とリーズナブル。
しかもボトルが安いので、コスト面を重視するとコチラを選択するかも。。。
ただ、このボトル自体にもニセモノが潜んでいるという噂は根強い。
だった、以下のような荷車に乗って運ばれてきますから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/43/e56299c5cacd7d70fbc145a4e314c81e.jpg)
怪しさ、全開といったところ・・・?
もっとも、善良な商売人もいますので、ココも最終的には自己責任かと。。。
加えて、この方式でやや問題があるのは、機器自体が安価なので、防カビ対策などが十分でなく、夏場などにカビは生えやすいこと。
ココはこまめな清掃などで対応するしかないですね。
余談ですが、ウチのスタッフが見たニュースによると、ある地方都市で交換されたボトルの中にヘビが生息していたとか。。。
真偽のほどは定かではないが、ニュースになったくらいですから。。。
こちらの方式を選択する場合には、くれぐれも事業者選択にご注意のほど。
次に、浄水器を設置するという方式。
これは日本でも一般的ですね。
もっとも、日本のように水道水がキレイな国で浄水器が必要なのか?という議論は、時々耳にしますね。
日本の場合は、水をキレイにするというより、有害物質の除去といった観点のほうに重きを置いてますから、それは十分理解できる。
ここで問題になるのは、どの浄水器を選択するかということに尽きる。
日本のメーカーも中国で事業展開しているが、こうした両国の水事情の違いを考えると、そもそも日本市場あるいは先進国市場向けに開発された浄水器で対応できるのか?という素朴な疑問が浮かんでくる。
だって、フィルターなんかも相当違いが必要なことは一目瞭然ですから。
そんなこんなで、上海で絶大な支持を得ているのが、浄水器アクア。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/63/8791bc694753d3087fb30ba60c88b907.jpg)
筆者、同郷のよしみで同社経営陣とも懇意にしているが、同社の水に対する姿勢はホントに真面目そのもの(お世辞ではなくて)。
その証拠に、同社浄水器で浄水した水は、日本の飲用基準を十分クリアする水準。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/27/f6f1e92e62fde675088443c603af7384.jpg)
ここまでやってる企業はなかなかいません。
筆者はここ以外、知りませんね。
同社の場合、上海の水事情を考慮して、すべて蛇口対応。
つまり、キッチン、洗濯機、お風呂といった箇所ごとに浄水器を設置するワケです。
ちなみに、キッチンはこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/49/ca935fe8c6e051a35ec063e728825d82.jpg)
やはり、一番強力そうですね。
シャワーではこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/70/45712737f75531993f8c0b2446f037d9.jpg)
邪魔になるというようなことはないですね。
それに、水圧が減るなんてことも感じない。
この方式だと、すべての蛇口で安定した性能が確保できる反面、どうしてもコストが高くなるというデメリットも発生してしまう。
同社の3箇所パックの料金は、月間600元(約7,500円)と安くはない金額だ。
加えて、同社は必ず1ヶ月に1度、メンテナンスを行う。
ここも同社の真面目さを表す一端。
ここでも敢えてデメリットを挙げるとすると、メンテナンス日に結構長い時間、拘束されてしまうということ。
中国の場合、「午前中」とか「午後4時間の間」とか大雑把な単位になってしまうので。
これも、お国柄なので、仕方がないと言えば仕方がないのですが。。。
しかも、ここまで丁寧に仕事をするので、その分コストに跳ね返ってくるという批判も時折耳にする。
ただ、この点に関して、筆者はひとえに経営方針と消費者の意識次第だと考える。
上海の水事情を徹底的に研究した上でのメンテナンス方式だし、消費者の側では「高いと思うなら契約しなければいい」ということに尽きる。
以前言及したとおり、上海の標準家庭での水道料金は、1月あたり2,000円ほど。
これに600元を加えれば、約1万円前後という計算になり、日本と同水準の金額になると考えていい。
人間が生きていく上で、水が最も大事と考えれば、安くないのでは・・・と筆者は考える。
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