<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

重慶レポート パート2(中心部~洪崖洞)

2011-08-26 | 出張
前回に引き続き、重慶レポート。
今回は、観光地の紹介を中心に。

まず重慶に来てみて分かったのは、起伏が激しいということ。
先に紹介した不動産開発も、ほとんどが山を切り拓いたりしたもので、中には傍目から見て「地盤は大丈夫なのだろうか?」と思ってしまうようなものも・・・。

そうして形成された街の中心部として、「解放碑」を起点に広がる西部地区最大級のショッピングエリアがある。



ちなみに画像にあるシチズンの広告は、金城武。

この解放碑自体、観光ガイドに登場するものだが、抗日戦争勝利を記念したものなので、日本人にとっては少々決まりが悪い。。。
実際に歩いてみると、大型ショッピングセンターがズラリと立ち並び、ここだけは上海や北京にも引けをとらない街並みを形成している(詳報は後日改めて)。

ただ、日本人の居住者が少ないこともあって、日本人向けの店舗は少なく、日本食材も極めて少ないため、駐在する者にとっては少々ツライ環境と言える。
もっとも、重慶に進出している日系企業の多くは、中心部から離れた経済開発区に立地しているため、そちらを見ないことには何とも言えないが・・・。

こうしたショッピングエリアから両江(川の名前)方面に歩いていくと、観光名所のひとつ「洪崖洞」に辿り着く。



名前のとおり、洞窟を備えた崖のような造り。
ココは古い建物をリニューアルしたものだが、他の都市と同じく、大掛かりな変貌を遂げている。もはや歴史ある建造物という建前は、外観にしか残っていないような・・・。





この建物、全体としては9階建てだが、1階と9階の前面に道路が通っているという珍しい構造。

下に降りると、両江の夜景を臨むことができる。



ま、上海のように灯りが多くないので、寂しい印象が否めないが・・・。

最上階である9階付近は市民の憩いの場ともなっている。



これは宮崎駿監督の作品で見たような・・・。どっちが先かな?(爆)



近くには、またもや日中戦争の名残と思われるような代物が・・・。



中に入ると、土産物屋や飲食店、マッサージ店が軒を並べている。
7階には「異国美食街」という名のちょっとしたバーストリートもある(あまり期待しないほうがいい)。



なかには、これは「パイレーツオブカリビアン」にヒントを得たのでは・・・と思うようなバーも。





ココで店員に薦められるままにビールを頼んだところ、麦汁が濃いというビールが出てきた。
見た感じが、実にオシャレ。



が、、、なんと1瓶68元(約850円)。
他のビールが30元くらいだから、いかに高いかが分かる。
うーん、失敗@@@

それにしても、重慶の夜は静かだ。
公安の取り締まりが厳しいことも影響しているのかも・・・。

まだまだ続く。。。


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