CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

ビリギャルについて

2022年03月11日 09時59分10秒 | Weblog

3月6日、TV「そこまで言って委員会」を観ていてビリギャルという私の知らない言葉が

出てきたので調べてみました。

当日の番組には『ビリギャル』著者の坪田信貴さんが出演されていました。

ビリギャルは 上記の著書をベースに2015年5月に土井裕泰監督、有村架純主演により

『映画 ビリギャル』と題して映画化され、一躍有名になりました。

学年ビリのギャルが坪田信貴さんが主宰する坪田塾で1年間、猛勉強をして現役で

慶応大学総合政策学部に合格するという実話(小林さやかさん)がベースになっています。

 

詳細な解説は下記サイトで記載されています。

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 - Wikipedia

 

関連動画を添付して筆を置きます。

映画『ビリギャル』予告編

偏差値30からの慶応合格!噂のビリギャル登場(14/04/06)

サンボマスター「可能性~映画『ビリギャル』バージョン~」MUSIC VIDEO 後編

【ビリギャル著者 坪田信貴】才能を操っているのはメンタルが9割ということ|世界で一番楽しい学校~SA-CUS~ 2018

ビリギャルの先生・坪田信貴さんが教える「子どもを伸ばす声がけ」

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姫路市埋蔵文化財センター令和3年度秋季企画展「東姫路駅前を掘る」を観覧して on 2021-12-9

2022年03月11日 04時35分08秒 | 姫路市

2021年12月9日(木)、姫路市埋蔵文化財センター令和3年度秋季企画展「東姫路駅前を掘る」

を観覧しましたので写真紹介します。

副題は市之郷遺跡2022年3月27日まで開催されています。

市之郷遺跡は平成28年(2016)3月に開業したJR姫路駅周辺に広がる複合遺跡で、古くは

約4,000年前の縄文時代の後期の土器が出土しておりその頃から人々の活動が確認できる

ようになり、約2,000年前の弥生時代中頃になると本格的な村がつくられ、さらに古代に

なると塔を備えた寺院が創建(市之郷廃寺)されました。

企画展の開催要項とリーフレット

 会期:令和3年(2021)10月17日~令和4年(2022)3月27日

 場所:姫路市埋蔵文化財センター

上の2枚の写真は秋季企画展のPRリーフレット表面と裏面

 

市之郷遺跡の範囲

 

市之郷遺跡Ⅴものづくり大学校整備事業に伴う市之郷遺跡・市之郷廃寺発掘調査報告書(2013)

 

企画展の展示

Ⅰ.市之郷遺跡誕生の展示

上の写真は市之郷遺跡の展示遠景

上の写真は弥生土器広口瓶 弥生時代前期後葉(右)弥生時代中期前葉(左)

 

 

上の3枚の写真は展示の説明パネル

約4000年前の縄文時代後期に人々の営みの開始から弥生時代における村の発達まで

土器を中心とした展示

上の写真は弥生土器の展示

 

Ⅱ.新たな開拓者

上の写真は朝鮮半島からの移住者により韓式系土器、オンドルを有する住居など新しい

技術や文化がもたらされ、従来の住民に影響を与えることになります。

上の2枚の写真は韓式系土器と須恵器の展示 姫路市14次調査

上の写真の一番左は甑(こしき)

上の写真は渡来人のくらしに関する説明パネル

2018年の現地説明会で渡来人関係の遺物に関する説明をされています。(下記のブログ)

 兵庫県姫路市の市之郷遺跡 (現地公開見て歩き200): 邪馬台国と大和朝廷を推理する (webry.info)

 

Ⅲ.甍に蓮の花が咲く頃

 

Ⅳ.市之郷廃寺

 

 

上の2枚の写真は寺院を支えた人々の説明パネル

 

市之郷廃寺は市川西岸に所在する白鳳時代創建(7世紀後葉)の寺院跡である。

平安時代初期(9世紀中葉)まで存在していました。

現在の姫路市すこやかセンターと県立ものづくり大学の敷地に該当する。

早くに鉄道敷となったため、伽藍配置は明らかではない。発掘調査により堂跡、溝等が

見つかり、伽藍に用いられた瓦等が大量に出土している。瓦の文様から姫路市内でも

一番古い時期に建立された寺院と考えられている。塔心礎は鉄道敷設時に動かされ、

現在は薬師堂(すこやかセンターの北側)に安置されている。

 薬師堂に保管の塔心礎については下記ブログが詳しい。

 山歩きろく 市之郷廃寺の礎石 (fc2.com)

築地で囲まれた主要伽藍の範囲は、東西約75m、南北約110m。

仏堂跡(金堂?)の南側には塔跡があったと考えられています。
多くの軒瓦、平瓦、丸瓦、隅(すみ)平瓦、隅木蓋(すみきふた)瓦、衾(ふすま)瓦と
鴟尾(しび)や塔の水煙(すいえん)片が発見され、出土瓦の時期から平安時代前期まで
伽藍は存続したと考えられています。
 
上の写真は法灯の説明パネル
上の写真は水煙の断片
上の写真は瓦破片の展示
上の写真は出土瓦に関する説明パネル
 
 

Ⅴ.現在の市之郷遺跡

上の写真は現在の市之郷遺跡の周辺

 

釣鐘の製造

兵庫県立博物館の展示で市之郷遺跡で室町時代後期に釣鐘が鋳造されていた発掘成果が

企画展ひょうごの遺跡2009~2018-調査研究速報-で展示されていました。

その時の写真も紹介しておきます。撮影は2018年3月11日

上の写真は出土状況

上の2枚の写真は説明パネル

上の写真は出土品

 

平成20年度 埋蔵文化財調査年報

平成20年度 兵庫県教育委員会編 埋蔵文化財調査年報より関連の写真を添付します。

上の写真は調査区の全景(下が東)

兵庫県第5次調査 平成20年(2008)6月19日~11月10日に発掘調査

上の写真は市之郷遺跡東区全景(西から)

上の写真は市之郷廃寺仏堂跡(西から)

 基壇に規模は東西20m、南北16m、高さは0.6m 瓦の集積状況から基壇はさらに

 東側に続いていたと判断されます。

市之郷廃寺の鴟尾に関する考察

上の写真は兵庫県立考古博物館の2021年秋季特別展の展示品

上の写真は四天王寺の鴟尾の複製品で市之郷廃寺の鴟尾と共通性が多い

参考として姫路周辺の窯跡の出土品(鴟尾)を添付しておきます。(下の2枚の写真)

 

 

 ひょうごの遺跡 

 兵庫県立考古博物館編 ひょうごの遺跡より関連の写真を添付しておきます。

 1)平成19年(2007)7月20日発行64号

 2)平成20年(2008)7月20日発行 68号

姫路警察署庁舎の建設に先立って発掘調査が行われました。 

飛鳥時代の竪穴住居跡が全部で25棟を検出。同時に建てられたものではなく住居の

 埋め立て→新しい住居の建設を繰り返されていたもので、同時期に建てられたのは

 数棟程度であったと考えられます。

 竪穴住居が埋められた後、側柱建物(工房など)と総柱建物(倉庫)が約20棟検出。

 飛鳥時代の井戸も検出された。

 弥生時代の土坑から弥生土器が出土。

 平安時代の掘立柱建物、墓、溝が検出された。

 

 3)平成20年(2008)11月20日発行 69号

 4)平成21年(2009)1月31日発行 71号

 

 5)平成23年(2011)8月18日 79号

 

 6)ひょうごの遺跡Vol.5 企画展(2013.1.26-4.7)

 

 7)平成26年(2014)7月10日発行 89号

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