CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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須磨離宮公園の梅 on 2022-2-18

2022年03月06日 04時51分43秒 | 神戸情報

2022年2月18日、須磨離宮公園に咲いている梅の写真を撮ってきましたので紹介します。

平安時代、遣唐使によってもたらされた花。当時「花見」といえば桜ではなく「梅」でした。

別名「春告草(はるつげぐさ)」と呼ばれています。

梅の開花前線は1月31日頃の西日本太平洋岸に始まり5月15日頃の津軽海峡付近まで

約3か月かけて北上します。

前置きが長くなりました。早速、梅の写真をお楽しみください。

上の写真はバラ科ウメ 白加賀

上の写真はバラ科ウメ 筑紫紅

上の写真はバラ科ウメ 玉牡丹

上の写真はバラ科ウメ 大盃(おおさかずき)

上の写真は菜の花と梅園の遠景

 

 

上の写真はバラ園近くの梅 撮影:2010年2月X日

2022年3月5日、春一番が訪れました。春が待ち遠しい今日このごろです。

我が家の雑草抜きも大変になります・・・コロナ禍で外出抑制には良い作業ですが

上の2枚の写真は梅園の一角にある五十嵐哲也先生の句碑「新緑の 離宮に尖る 風のなく」
 父は五十嵐播水

平成19年(2007)2月に建立されました

 

最後に須磨離宮公園の基本情報と歴史を添付して筆を置きます。

須磨離宮公園の基本情報

住所:神戸市須磨区東須磨1−1 TEL:078-732-6688

営業時間:9:00~17:00 休園日:木曜日 入園料金:400円(中学生を除く)

開園:1957年5月1日

公式サイト:神戸市立 須磨離宮公園 (kobe-park.or.jp)

 

須磨離宮公園の歴史

武庫離宮及び須磨離宮公園に関連した出来事を箇条書きにしておきます。

明治19年(1886) 弁天浜の専崎邸を買い上げ神戸御用邸とする。
  関連ブログ 明治天皇御用邸跡の碑

明治30年(1897) 御用邸候補地として須磨高倉町・潮見台町一帯(6,900坪)
         明石城址が検討されたがどちらも不適切と判断

明治36年(1903) 西本願寺の大谷光瑞法主が須磨月見山別邸を建設

明治40年(1907) 大谷光瑞以下2名の宅地・山林 20,805坪を買い上げ

明治41年(1908)2月10日 離宮設置決定(宮内省告示2号)

明治44年(1911)11月25日 武庫離宮起工
      工事費総予算:571,393円 敷地:21ha 建築面積:約5千㎡

大正3年(1914)12月25日 武庫離宮完成
     同年11月17日に大正天皇が摂河泉陸軍大演習の途時に初行幸

大正12年(1923) 御幸通り(現在の離宮道)を地元の交通の便のため神戸市に下賜

昭和10年(1935)4月21日~23日 ラストエンペラー溥儀が宿泊

昭和20年(1945)3月17日 神戸大空襲で焼失

昭和21年(1946)6月 米駐留軍の射撃演習上となる 約10年館

昭和31年(1956)8月 米駐留軍接収解除 神戸市へ返還

昭和33年(1958)4月 皇太子殿下(平成天皇)ご成婚記念事業として公園整備に着手

昭和48年(1973) 東の隣接地 旧岡崎邸用地を買収

昭和54年(1979) 神戸市市制90周年事業として植物園を増設

平成元年(1990) 日本の都市公園100選に選定される

コメント
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