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薬師寺東塔 心柱立柱式 on 2017-1-9

2017年01月11日 06時31分32秒 | 奈良情報
約110年ぶりの解体修理が進む薬師寺東塔(国宝、高さ約34メートル)の心柱は
奈良文化財研究所の調査で最も外側の年輪が719年を示し、720年代に
伐採されたことが判明した。(2016-12-19に公表)これにより薬師寺東塔は
現在地に新築されたことが確定した。以前は藤原京にあった本薬師寺からの移設
の説もあったが明治時代から続く論議はこれで終止符がうたれたことになる。

上記の薬師寺東塔で2017年1月9日、心柱を据え直す「心柱立柱式」があった。
この様子は昨日(2017-1-10)の各新聞で報道されているとうりで、
約900人の参列者と村上太胤管主(たいいんかんす)らが般若心経の読経が響く中、
高さ約18メートル、重さ約4トンの心柱がクレーンで吊られ、工事関係者が紅白の
綱でゆっくりと引っ張って塔の中心に立てられた。


上の写真は朝日新聞(2017-1-10朝刊)の報道例

本ブログでは2012年6月7日に薬師寺に訪問した写真と藤原京の本薬師寺跡
(2016-12-22訪問)の写真紹介をします。






上の3枚の写真は薬師寺東塔が写っているもの(2012-6-7撮影)














上の写真は何故薬師寺東塔の修理が必要なのかを解説したパネル

薬師寺東塔の修理(2011年スタート)前の姿がないと寂しいので2013-10-11放送
のNHKテレビBS3のプレミアムアーカイブ(2008年放送の再放送)より

写真をピックアップ









上の5枚の写真は薬師寺東塔が写ったもの


上の写真は薬師寺の境内建物配置図




上の2枚の写真は再建前の薬師寺(東塔と仮本堂のみ)と再建に注力した高田管主


上の写真は薬師寺東塔の修理の必要性を解説される鈴木嘉吉さん


上の写真は大講堂&回廊再建後の落慶法要(2008-9-24)の様子








上の写真は本薬師寺(もとやくしじ)跡の看板の説明内容
最寄駅は近鉄畝傍御陵前で駅の東側にあります。








上の写真は本薬師寺東塔の礎石(2016-12-22撮影)








上の写真は本薬師寺跡の金堂付近の現況と礎石(2016-12-22撮影)


上の写真は史跡本薬師寺跡と書かれた石碑


境内に何気なく置かれた石仏の頭部分




上の写真は本薬師寺の西塔跡の遠景


本薬師寺はホテイアオイの時期が観覧の好機

関連ブログ:
  鎹(かすがい) 薬師寺の再建に関連して

  錦帯橋に使用された釘と鎹(かすがい)

  薬師寺伽藍の復元模型(佐倉の歴史博物館)

奈良薬師寺の食堂跡の発掘調査 By奈良文化財センター
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