ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

比べないことが、自分を認めること

2019年02月06日 | カウンセリング
今日2019/02/06は、博多駅の目の前にある朝日カルチャーセンターで、講座です。

次回は3月6日です。

単発で参加できますので、気軽に来てください。

さて、子どもの時、私たちはよく比べられました。

親からは、兄弟や、近所の子、いとこ、親の子どもの頃などと比べられた。

学校時代には、クラスの◯◯さん、他のクラス、他の学校と比べられた。

このクラスは、となりのクラスと比べて…。

クラスの◯◯さんは、こんなに素晴らしい…。

◯◯くんの様になってはダメだ…。

比べて育てると、ひがみや妬みが生じてイジメになる。

比べて育てると、劣等感と優越感を感じる。

比べて育てると、競争心を生み、協調性や寛容さに欠ける。

カレン・ホルナイは、強迫的に自分が出会う人と比べるという心理的な傾向が見られると書いている。

実は、比べる親や先生には、支配したいという心理がある。

テストで良い点数をとってもらいたい。

良い学校に入ってもらいたい。

それも、親や先生の低い自尊感情から来るのだろう。

交流分析では、「私はリンカーンである」という人は精神病だという。

「私はリンカーンだったらなあ」という人は神経症だという。

「私は私。リンカーンはリンカーンだ。」というのが健全だという。

つまり、ありのままの自分を受け入れることが、健全な心を生み、イジメや競争を減らし
お互いの違いを認めて人々が仲良くなって、
平和になるのだと思う。
コメント
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