3日間、京都に行ってました。
いつも京都に帰ると、空気がちがうんです、
この町で生まれ育った私の心身が
理由も無くワクワクとよろこんで、道行く人を見てもお店にはいっても
何をしていても嬉しくて仕方が無いんです。
主人に話すと、「千晶は子供の頃そこに住んでいて、きっと楽しい思いがいっぱいあったんだよ」
・・・と言っていました。うん。そうかもしれない。
子供の頃、わたしはランドセルを玄関に放り込んで、
鴨川や植物園なんかで遊んでいました。
大きな木たちは 大人になった私を見下ろし、こういうのです。
「ワタシハ アナタヲ シッテイルヨ」
そうよね 私が生まれた頃からずっと生きてるんだもんね。
私がずっと昔、いろんなつらいことがあったときも
このあたりを歩いていたとき 何かに抱かれるような不思議な暖かさを感じたっけ。
いろんな時と場所に 私はその瞬間存在した。そこにはそれを一緒に体験した
いろんな存在がいるんだ。
しばし たたずんで そんなことを思いました。